名誉会員であり会長を務められたことのある道家達將先生が6月8日に逝去されました。
謹んでお悔やみを申し上げます。
葬儀は家族葬でおこなわれるとのことです。
「コンピューティング・アルゴリズム環境の科学・技術史と哲学」科学基礎論学会大会サテライト(ハイブリッド)ワークショップが2024年6月14日(金)15:40-19:30に、早稲田大学戸山キャンパスで開催されます。
詳細は以下pdfファイルをご覧ください。
続きを読む2024年3月2日に開催された日本科学史学会賞選考委員会および第4回全体委員会において、2023年度第18回日本科学史学会賞を以下のように決定しました(敬称略)。
◇日本科学史学会学術賞:1件
月澤美代子『ツベルクリン騒動―明治日本の医と情報』名古屋大学出版会, 2022年.
◇日本科学史学会論文賞:2件
平井正人「ジャック・ロルダと機械論対生気論史観」『科学史研究』60巻299号, 2021年, 218-233頁.
Riki KUDO, Newton’s Musical Symmetry Reconsidered, Historia Scientiarum, 32(1), 2022, pp.30-52. (工藤璃輝「ニュートンの音楽的対称性再考」)
◇日本科学史学会学術奨励賞:1件
坂本卓也「幕末維新期の蒸気船運用」(佛教大学博士論文, 2019年3月25日) ※主たる業績
◇日本科学史学会特別賞:3件
古川安…『津田梅子―科学への道、大学の夢』東京大学出版会, 2022年等を通じた科学史の普及および教育への貢献に対して
魚豊…『チ。-地球の運動について-』(第1集~第8集), 小学館, 2020~2022年による科学史の普及への貢献に対して
株式会社岩波書店…『科学史研究』の刊行等に対する本会への貢献に対して
なお、推薦件数と授賞件数は次の通りです。
学術賞:推薦2件、授賞1件
論文賞:推薦3件(和文誌2件、欧文誌1件、技術史0件、生物学史0件)
学術奨励賞:推薦1件、授賞1件
授賞式は、2024年度総会・第71回年会の懇親会にて行いました。
多久和俊明会員より板倉科学史・科学教育研究会についての連絡をいただきましたので、掲載いたします。
(以下ではメールアドレスにある@は「アット」に代えてあります。)
科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして
多久和俊明
●6月~7月の研究会・コロキウム・談話室・講演会
※ ここに記した会は,参加費0円です。
7月7日(日) 8:50~1:00前まで
・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。
○6月2日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)
・兼子美奈子:『マーセット夫人のおはなし集』(Mrs. Marcet’s Story-Book)からお話をひとつ紹介。1858年に著作から遺稿集から、子供のためのお話を兼子が取りだしたもの。
・井藤伸比古:「イギリスではいつから土地の個人所有が始まったか -- ナショナルトラストとベアトリスポター」。「コモンズ保存協会」「穀物法」とかの話も。
・溝畑典宏:「超伝導研究史」2012年MgB2に関する記事を発表してからほぼ止まっている。最近の日本の超伝導研究について思うところがある。
・多久和俊明:学会シンポの「丙午迷信と科学教育・科学思想の根本問題」に関して,いただいた質問や意見やアドバイスを踏まえ,今後の構想について。
今月は4人の発表でしたが,とても有意義な話し合いができました。お互いの研究からたくさんのことが学べて,お互いの意見がうまく交換できたように思います。今後さらに問題・課題にせまることができるように思います。
参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者11名
● さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の
オンライン「談話会」を開いています。次回は,
6月25日(火)夜7時~9時
参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp
● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」
6月15日(土)11:00~ 17:00
仮説社とZOOM併用でやっています。時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。気楽に参加下さい。参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp
科学基礎論学会・日本科学史学会・IUHPST/DHST-DLMPST HaPoC共催ワークショップ「現代生活と社会のComputing・Algorithms環境を考える:コンピューティングの現代歴史学と哲学の視点から」が、6月16日(日)に開かれる科学基礎論学会で開催されます。
提題者:Henri Stephanou (Université Paris 1 Panthéon-Sorbonne)
杉本舞(関西大学)
特定質問者:村上祐子(立教大学)、直江清隆(東北大学)
オーガナイザ:岡田光弘(慶應義塾大学)、大塚淳(京都大学)
詳細は以下pdfファイルをご覧ください。
※本ワークショップを聴講するには、科学基礎論学会総会と講演会への参加登録が必要です(日本科学史学会会員は参加無料です)。こちらのウェブサイトから6月9日(日)までに参加登録をお願いします(https://kisoron2024.peatix.com/)
また、本テーマに関するサテライトワークショップが6/16(金)16:00-19:30に早稲田大学戸山キャンパスで開催されます。Stephanou氏のほか、日本科学史学会および科学基礎論学会から登壇者を迎えて討論いたします。サテライトワークショップはオンライン参加も可能となる予定です。
第18回日本科学史学会賞は、学術賞1件、特別賞3件、論文賞2件、学術奨励賞1件となりました。
◇日本科学史学会学術賞:1件
・月澤美代子 『ツベルクリン騒動―明治日本の医と情報』名古屋大学出版会, 2022年。
◇日本科学史学会特別賞:3件
・古川安 『津田梅子―科学への道、大学の夢』東京大学出版会, 2022年。
・魚豊 『チ。-地球の運動について-』(第1集~第8集), 小学館, 2020~2022年。
・岩波書店 『科学史研究』の刊行等の本会への貢献
◇日本科学史学会論文賞:2件
・平井正人 「ジャック・ロルダと機械論対生気論史観」『科学史研究』60巻299号, 2021年, 218-233頁。
・Riki KUDO Newton’s Musical Symmetry Reconsidered, HISTORIA SCIENTIARUM, 32(1), 2022, pp.30-52. (工藤璃輝「ニュートンの音楽的対称性再考」)
◇日本科学史学会学術奨励賞:1件
坂本卓也 「幕末維新期の蒸気船運用」佛教大学博士論文, 2019年3月25日。
日 時: 2024 年6 月1 日(土) 13:30~17:00
場 所: 労働会館 (下図参照)
発表者 :
1.黒田光太郎氏「日本における電気炉製綱の源流」
2.参加者の近況報告(予定)
地図
労働会館 所在地 本館 名古屋市熱田区沢下町 9-3 (TEL: 052-883-6974)
(説明)地図にあるように、金山駅から線路沿いに来ていただければ分かりやすい所です。しかし、線路が2つに分かれていますから、気をつけてください。金山駅の東出口(名鉄。JR)からだと間違いないでしょう。JR東海道線と名鉄本線が平行に走っています。くれぐれも、中央線と間違われないように気を付けて下さい。行く手に陸橋があります。その下を越えるとセブンイレブンがあり左に曲がると、すぐ労働会館の本館があります。1階に掲示板があります。歩いて10分ぐらいです。
連絡先:名古屋市天白区植田西2丁目220 菊谷秀臣 TEL:090-7306-2518
2024年度科学基礎論学会総会と講演会は下記の日程で開催されます。
日時:2024年6月15日(土)・16日(日)
会場:早稲田大学(戸山キャンパス)
シンポジウム:AIは科学をどう変えるのか?
※日本科学史学会会員は、大会参加費無料となります。ぜひご参加ください。
事前の参加登録が必要です(大会・懇親会参加:6月2日までに登録、大会参加のみ:6月9日までに登録)
詳細は科学基礎論学会ウェブサイトをご確認ください。
https://phsc.jp/
多久和俊明会員より板倉科学史・科学教育研究会についての連絡をいただきましたので、掲載いたします。
(以下ではメールアドレスにある@は「アット」に代えてあります。)
科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして
多久和俊明
●5月~6月の研究会・コロキウム・談話室・講演会
※ ここに記した会は,参加費0円です。
6月2日(日) 8:50~1:00前まで
・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。
○5月5日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)
・兼子美奈子:「『ウィリーの休日』の中のお話と『板倉聖宣講演集2006 確かな誇り』犬塚清和編集 ガリ本図書館から「ヒットラーの授業書開発についての講演」との関連から独裁者について」
・多久和俊明:「1906年,1966年丙午に関係する新聞広告・記事等をその当時とその後の影響のグラフから見えてくること」
・須崎正美:「『たのしい授業』の「5月号の感想」と「TOSSについて」」
・渡辺規夫:「『たのしい授業』5月号の「TOSS×仮説実験授業 合同セミナー参加記』を読んで」「指は最強の教具」という記事について」
今月は4人の発表でしたが,とくにリニューアルされた『たのしい授業』をはじめとして,とても大事な問題についてじっくりと話し合うことができました。お互いの研究からたくさんのことが学べ,お互いの意見が交換できたように思います。もっと時間があればさらに問題・課題にせまることができるのではと思います。さらにこれらの問題について話し合いたいという意見も出ています。
参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。
参加者11名
● さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の
オンライン「談話会」を開いています。次回は,
5月28日(火)夜7時~9時
参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp
● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」
5月18日(土)11:00~ 17:00
今回は日本科学史学会でのシンポジウムについてのリハーサルと打ち合わせを中心に行います。多くのみなさんに参加いただけたらと思います。
仮説社とZOOM併用でやっていますので,ご参加願えればと思います。時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp