お知らせ

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●第17回(2022年)日本科学史学会賞の公募を行っています

参考:第17回(2022年)日本科学史学会賞募集要項

2022年度「科学史学校」も、引き続きオンラインにて開催します。

2022年度(第35期)科学史学校のご案内

『科学史事典』(丸善出版)を発売中です。

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日本科学史学会 会長声明「ロシア・プーチン政権によるウクライナ軍事侵攻に抗議し、即時撤退を求める」(2022年3月21日)

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ロシア・プーチン政権によるウクライナ軍事侵攻に抗議し、即時撤退を求める

 去る2月24日のロシア・プーチン政権による突然のウクライナへの軍事侵攻は、その後ますます拡大し、市民の住居や生活手段、社会環境、学校教育研究施設、図書館、病院、歴史的な文化遺産を破壊し、国土自然を破壊し、多数の人々の生命を無差別的に奪っている。国際法上禁じられている原子力施設への攻撃や大量殺傷兵器、ミサイルなどの最新兵器が投入され、今や核の使用を懸念させており、戦争犯罪史上に明瞭な足跡を刻みつつある。核の使用はもとより、通常兵器でも無差別大量殺傷は許されざる人類史的犯罪である。   

 今回のロシア・プーチン政権による軍事力行使は、地域や国際間の紛争は平和的手段と対話で解決を図るという人類の歴史的知恵を真っ向から否定する蛮行であり、領土や政治的独立をめぐる国際間紛争に武力行使を用いないという国連憲章にも反するものである。直ちに軍事侵攻を停止し、すべてのロシア軍事部隊をウクライナ国土から撤退することを求めるものである。

 2月24日にはロシアの科学者と科学ジャーナリストは、いち早く声明を出し、プーチン政権の軍事侵攻に反対し、平和解決を要望した。学会・大学などの多くの科学者団体、さらにはフランス科学アカデミー、ドイツ科学アカデミー、イタリア・リンチェイ国立アカデミー、イギリス王立学会(Royal Society)、アメリカ国立アカデミー、カナダ王立学会(Royal Society)、日本学術会議など多くの国の科学者の代表機関も、ロシア・プーチン政権の軍事侵攻に抗議している。同じく一部のノーベル賞受賞者たちは、ロシア軍隊の撤退を要求するとともに、ロシアの安全保障関係は国連憲章やヘルシンキ協議最終勧告(1975)、パリ憲章(1990)の枠組みの中で対処できることを指摘するとともに、今回の軍事侵攻が今後長きにわたってロシア国の評判に汚点を残しロシア国民に大きな打撃を与え、ロシアとその他の世界に壁を築くことを懸念している。

 科学者は自然科学、社会科学、人文科学を問わず、過去、多くの紛争の中でも、平和的志向が確認される限り国際間の科学交流・協力の試みを続け、紛争解決と平和を望んできた。それは、科学が人類にとって普遍的意義を有すること、しかしそれにもかかわらず、科学の軍事的利用と行使が武器を先鋭化させ、破壊の規模を拡大させ、ますます多くの市民の生命を奪い、同時に科学的営みの土台である社会を破壊するとともに科学者の生命をも奪ったことを知っているからである。人類社会の存続、社会の中で生を営むすべての個人にとってと同様、平和は科学の発展にも不可欠である。

 歴史的には、核兵器の使用禁止、軍事不拡大の願いの実現が、必ずしも順調に進んでいるわけではない残念な実情が背景にあるにしても、今回のウクライナ軍事侵攻は、ウクライナの主権と国民の生命を武力によって一方的に踏みにじる許し難い行為である。

 また、他方ではロシア国内でのフェイクニュースや言論弾圧による社会破壊、科学者への弾圧を懸念すると同時に、ロシア以外の諸国においてロシア人に対する差別行動や社会的排外が進むことを懸念する。プーチン政権の軍事侵攻に反対し平和を希求する多くのロシア国民と科学者がいることも報じられている。彼らとも連帯し、ウクライナの社会と国土、平和と文化をウクライナの人々に回復する道を探らなければならない。

 まずは、ウクライナの主権を侵害し、人々の尊厳や生命と財産、社会と国土を破壊するのみでなく、ロシア自身と全世界とに大きな破壊的結果、新たな分断をもたらす今回の軍事侵攻を直ちに停止し、ロシア軍のウクライナからの撤退を強く求めるものである。

                              2022年3月21日

                        日本科学史学会会長 木本忠昭

                        

10月2日 科学史と科学教育の研究会 

● 科学史と科学教育の研究会 
自由闊達な情報交換・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●10月の研究会(第1日曜開催)

10月2日(日)  8:50~1:00前まで
 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※  参加費 0円
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasuke@gmail.comに連絡して下さい。

○9月4日(日)の研究会の発表の報告          

・多久和俊明 「仮説実験授業におけるたのしい授業という思想の形成と論理」の要旨
・佐藤正助  「日本の劣化とどう向き合うか」
・山本美知   根本巌「ロシア・ウクライナ戦争の終結は?」「社会の矛盾とのつきあい方」と斎藤環「戦争を止める<個人の尊重>から」
・橋本五郎  「安全神話」と「安保神話」
・上田英良  「科学と方法」第8号の「再刊のことば」7、第6号「電磁磁気学の歴史における弁証法と機械論の役割」
・進士多佳子  「“誰でも話し合える科学”のために、その可視化のかたち考察」
・渡辺規夫    「板倉聖宣の実証主義批判と仮説実験授業の成立」

  今月は7人の方の発表がありました。とても活発な話し合いができたと思います。参加者が互いに率直な意見を出し,研究や交流等のよいきっかけになったと思います。たくさんの議論が起こり,とても参考になりました。今日の話し合いからいろいろなことが見えてきたと思います。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者12名

●  また,情報交換や研究をさらに促進するために,科学史と科学教育の研究会「談話会」を新しく実験的に試みています。次回は,

9月30日(金)夜7時~9時      参加希望の方は多久和にメール下さい

                   mxrhp118@yahoo.co.jp

                                        ● なお,姉妹版の「板倉科学史・科学教育研究会」を

9月17日(土) 毎月第3土曜日11時~17時にZOOMでもやっていますので,こちらの方にもご参加願えればと思います。こちらの方は時間的な制約・進行等はゆるやかです。              参加希望の方は多久和 mxrhp118@yahoo.co.jp

2022年9月19日第14回和文誌編集委員会開催予定

一度延期した第14回和文誌編集委員会ですが、9月19日(月)に開催いたします。会員のみなさまの積極的な投稿をお待ちしております。

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9月10日に第14回和文誌編集委員会の開催予告をしましたが、諸事情により延期となりました。1週間程度後に開催するよう調整しています。また周知いたします。

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2022年8月6日に第13回和文誌編集委員会を開催しました。次回は2022年9月10日を予定しています。
『科学史研究』303号(2022年10月号)は、初校の組版中です。
会員のみなさまからの投稿をお待ちしております。

2022年10月22日(土)午後2-4時「科学史学校」のご案内

2022年度(第35期) 「科学史学校」も、引き続きZoomのオンライン開催となります。前々日までの事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加いただけます。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、メールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。

◆10月の科学史学校の参加申し込みは以下となります。10月20日(木)午前10時までに送信してください。

https://forms.gle/ptjdaj3kjgvLoq776

2022年10月22日(土) 午後2-4時
菊池 好行 会員 (愛知県立大学)
「日本の科学、外国語学習と国際交流」
日本の科学が蘭学の一部として始まったことから明らかなように、日本科学史と外国語学習の歴史を切り離すことはできない。明治初期にお雇い外国人による講義、海外留学、外国語による論文執筆の必要性により重要度が一気に増大した科学者の外国語学習は、世紀転換期に日本が科学の国際会議に参入することによって新しい局面を迎えることとなる。本報告では日本の科学者と外国語学習との関係について20世紀初頭を中心に概説する。

【他学会連携】2022年度 科学技術社会論学会シンポジウム 科学・技術と民主主義 のお知らせ

科学技術社会論学会より、無料シンポジウムの案内が参りましたので、お知らせします。なお、このシンポジウムは日本科学史学会が後援しています。ぜひご参加ください。【8/23修正:新型コロナ流行によりオンライン開催に変更といたしました。何卒ご了承ください】

2022年度 科学技術社会論学会シンポジウム
科学・技術と民主主義

趣旨:
専門知と民主主義の関係性、とりわけ政策決定との関係性は、科学技術社会論の主要なテーマの一つでした。とりわけ「第3の波」以降の議論は、感染症をめぐる意思決定や、ゲノム編集をめぐる議論などを通じて、人びとの関心が高まってきているなか、科学技術社会論学会としてもこのテーマについて再検討の場を設ける意義があると考えました。幸い、昨年、コリンズ、エヴァンズ『民主主義が科学を必要とする理由』が翻訳出版されました。このシンポジウムは、この本を手がかりとして、あらためて科学・技術と民主主義について問題提起をすることを目指すものです。

日 時:2022年9月18日(日)13時〜16時

形 式:オンライン形式

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2022年9月30日締切 名古屋工業大学教員公募

名古屋工業大学より公募情報をいただきましたので、お知らせします。

[所属(配属)]名古屋工業大学・基礎類
[募集職名・人数] 准教授・1名
[担当科目]  「科学技術史」「科学思想史」「人間社会特殊講義」(第一部),「科学史」(第二部)及び大学院一般共通科目「科学技術史特論」
[専門分野]科学史・科学論
[勤務地住所(就業場所の詳細等)] 愛知県名古屋市昭和区御器所町 名古屋工業大学
[着任時期(採用日、着任日等)]
採用予定年月日 2023年4月1日以降できるだけ早い時期

<名古屋工業大学 公募情報PDFへのリンク>
https://www.nitech.ac.jp/intro/saiyo/mt_files/kobo-j-2022-19.pdf

<JREC-INへのリンク>
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D122080900&ln_jor=0

なお、公募内容についての問い合わせは、募集している各機関へお願いします。

日本科学史学会では、科学史・技術史および周辺分野を専門とする教員・研究者の公募情報をウェブサイトに掲載しております。周知を希望される各機関の担当者の方は、学会ウェブサイト「問い合わせ」ページのフォームを用いてお知らせください。

2022年度 日本科学史学会阪神・京都支部共催研究会のご案内

日時:2022年9月16日(金) 13:30~17:00

場所:追手門学院大学 総持寺キャンパス A361

会費:無料

【プログラム】

1.徳武太郎(京都大学):インド数学史における『トリシャティーバーシュヤ』の位置付け

司会:小長谷大介(龍谷大学)     

発表内容:『トリシャティーバーシュヤ』は、サンスクリットの算術書『トリシャティー』(800年頃)に対する著者未詳の注釈である。本報告では、同注釈の年代や数学的特徴に関してこれまでの研究から明らかになったことを報告し、そこから見えてくるインド数学史における『トリシャティーバーシュヤ』の位置付けについて検討する。

2.田中祐理子(神戸大学):ガストン・バシュラールにとっての「科学」

司会:武田裕紀(追手門学院大学) 

発表内容:本報告では、バシュラールの科学哲学の独自性について、同時代の自然科学研究の動向と照らし合わせながら探ることを試みる。バシュラールと並び20世紀フランスの史的科学認識論研究の基盤を作ったジョルジュ・カンギレムのバシュラール論を手がかりとしつつ、現在からの「バシュラール再考」に取り組みたい。

3.その他

 

【コロナ対応について】

 現状のコロナ対応レベルの場合、入構にあたって事前登録などは必要ありません。ただし、主催団体の責任において、感染予防を徹底することが求められています。建物内ではマスク着用、消毒液による手洗いの徹底をお願いいたします。

コロナ対応レベルに変更があった場合は、開催方法に変更が生じる可能性があります。

 なお、感染者数の増減にかかわらず、懇親会は予定しておりません。

【アクセス】

JR総持寺からは徒歩で約10分、阪急総持寺からは20分弱かかります。阪急利用ならば、天候次第で茨木市駅からバスの方がよいかもしれません。構内に駐車場はありません(工事中につき使用不可)が、キャンパスのすぐ前にイオンがあり、90分無料、1000円の買い物で150分無料です。30分超過するごとに100円かかります。

総持寺キャンパスには、校舎は一棟しかありません。

茨木総持寺キャンパス |追手門学院大学 (otemon.ac.jp)

交通アクセス |追手門学院大学 (otemon.ac.jp)

9月15日締切 広島大学 教員公募

下記の公募情報をいただきましたので、お知らせいたします。
広島大学 教員公募(科学社会学,科学技術史)

<J-RECIN>
https://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=3&id=D122072125&ln_jor=0

<広島大学 教員公募のページ>
https://www.hiroshima-u.ac.jp/employment/kyoinkobo/ningen

日本科学史学会では、関連分野の教員公募の情報を紹介しております。
問い合わせページよりご連絡いただければ幸いです。

2022年8月26日 生物学史分科会「夏の学校」のご案内

2022年度生物学史分科会「夏の学校」のプログラムが決定しました。

日時:2022年8月26日(金)10:00~18:00
場所:東京大学駒場キャンパス16号館119・129教室/オンライン(Zoom)
※コロナの状況によってオンラインになる可能性があります。

詳細・参加登録はこちらhttps://forms.gle/7MzXCTgNJGeKAVkL6

プログラム:

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研究行動規範に関する意見募集

第69回年会二日目(5/29)に開催した、「研究行動規範の前文追加に関する意見交換会」の内容を、2022年7月発行の『科学史通信』No.450 にて意見交換会の報告を掲載いたしました。研究倫理委員会では、前文案ならびにその研究行動規範への追加に関して引き続きご意見を募集しています。

意見の送付先:日本科学史学会問い合わせページ

●「問い合わせ内容」を「その他(その他会費・会員向け送付物)」としてください。
●題名を「研究行動規範について」としてください。
●2022年8月31日までに送付してください。

※ いただいたご意見は科学史通信等での報告に匿名で転載させていただくことがありますのでご了承ください。