研究行動規範の制定について

日本科学史学会では、2015年度より研究行動規範の制定に向けた検討が進められてきました。内容については基本的に2019年度に学会内での調整を終えておりましたが、全体委員会のオンライン開催要領の整備を待って、2021年3月14日の全体委員会でこの研究行動規範が正式に採択されました。本規範には、責任ある研究を進める上で日本科学史学会会員が重要と考えていることが記されています。会員諸氏におかれましては、本規範を尊重し、本学会を通じて学術的に誠実な研究活動を展開していくことに、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。なお、本規範の内容については、例えばオンライン環境のさらなる進展など、今後の研究のあり方の変化に合わせて不断の見直しが求められます。本規範についてお気づきの点がございましたら、研究倫理委員会までいつでもご意見をお寄せください。

日本科学史学会 研究行動規範

科学史と科学教育の研究会5月2日(日)の研究会の発表の報告

●5月2日(日)の研究会の発表の報告

・兼子美奈子 「バートランド・ラッセルの『幸福論』を読んで」     
・柳沢克央  「板倉聖宣とドラッカーの組織論の多角的検討……キーワード「マネジメント」
・佐藤正助  「フクシマのトリチウム水の海洋放出をめぐって」
・山本美知  「『人新世の資本論』(斎藤幸平著)について」
・多久和俊明 「仮説実験授業とその研究組織はどうつくられたか」
・溝畑 典宏  「ファミリーヒストリーから科学史へ
       ロシア提督プチャーチンのディアナ号、安政津波で駿河湾に没す」
・橋本五郎  「半藤一利さんの遺言 —— 戦争だけは”絶対”に始めてはいけない」
・渡辺規夫  「仮説実験授業成立史における矛盾論と転釈」

 今月は8人の方の発表がありました。これまでの最高だと思います。参加者がお互いにいい意味で影響しあって、とても活発な話し合いができたと思います。市民,アマチュアの立場からの意見が出され,新しい研究や交流等のきっかけにもなってきました。

 日常的に,研究会内のスラックや関連の研究会・サークルでも研究交流がさらに活発になって盛り上がったと思います。今後さらに様々なツールで議論を深めたいと思います。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。

参加者 16名

科学史と科学教育の研究会2021年6月の研究会のお知らせ

科学史と科学教育の研究会―自由闊達な情報交換・研究のオープンな研究組織をめざして

多久和俊明

●6月の研究会(原則第1日曜)

6月6日(日)

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討してほしいのかを明確にして下さい。時間の制約があるので焦点をしぼってください。

※  参加費 0円
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんmakke@extra.ocn.ne.jpに連絡して下さい。

第26回科学史技術史国際会議のお知らせ

第26回科学史技術史国際会議からのお知らせ
 本年7月の大会(25 to 31 July 2021 in Prague)の第一次プログラムは、サイトにアップされています.https://ichst2021.org/_files/200000395-dd9bfdd9c1/ichst-2021-programme-at-a-glance-2021-04-08c.pdf
早期割引受付期間を5月7日までに延長します。   https://ichst2021.org/_files/200000395-dd9bfdd9c1/ichst-2021-programme-at-a-glance-2021-04-08c.pdf                  (日本学術会議IUHPST分科会木本記)

 第182回日本学術会議総会及び記者会見(4月22日)に関する報告

                        2021年4月23日

                         日本学術会議幹事会

 2021年4月21日及び22日に、第182回日本学術会議総会が開催されました。4月22日には、総会にて承認された声明「日本学術会議会員任命問題の解決を求めます」及び「日本学術会議のより良い役割に向けて」を、井上信治科学技術政策担当大臣に提出するとともに懇談いたしました。その後、記者会見を行いました。ついては、学協会の皆様に記者会見資料をお送りするとともに、以下のとおりご報告いたします。

(1)第182回日本学術会議総会について

 2021年4月21日及び22日、第182回総会を開催いたしました。新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み、学術会議庁舎だけでなく、オンラインでも会員に参加いただき、精力的な議論による修正を経て、声明「日本学術会議会員任命問題の解決を求めます」及び「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」が承認されました。

 特に「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」については、昨年来、会員、連携会員、学協会の皆様には、アンケートや意見交換などを通じて御協力いただきましたことに、心より御礼申し上げます。本件については具体化に向けさらに継続して検討を進めて参ります。引き続きご支援、ご協力のほどお願い致します。

〇声明「日本学術会議会員任命問題の解決を求めます」http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-25-s182-1.pdf

〇日本学術会議のより良い役割発揮に向けて  http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-25-s182-2.pdf 

(2)井上大臣への手交、記者会見について

 2021年4月22日、声明「日本学術会議会員任命問題の解決を求めます」及び「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」を井上大臣に手交するとともに、記者会見にて説明を行いました。記者会見で配布いたしました資料は、日本学術会議のホームページに掲載しております。

           記者会見冒頭の梶田隆章会長の挨拶

 今回の総会において、声明「日本学術会議会員任命問題の解決を求めます」、及び「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」の2件の提案について、承認いただき、先ほど井上大臣にもお届けしてまいりました。

 声明「日本学術会議会員任命問題の解決を求めます」については、日本学術会議会則に基づく「声明」として発出するもので、6人の任命と任命しない理由を求めています。

 「日本学術会議のより良い役割発揮に向けて」については、昨日及び本日の総会での御議論を踏まえ、特殊法人に関する記載を修正いたしました。昨日、今日と会員の皆様からいろいろとご意見を伺いましたが、皆様の想いとしては、日本と世界の人々が新型コロナウイルス感染症により多大なる困難に直面する中、日本学術会議が切実な課題に取り組みながらも、学術会議のあり方についての審議にも取り組まざるを得なかったことについて、会員は、たいへん忸怩たる思いを抱いています。しかし、日本の社会と学術の未来にとっての重要性に鑑み、誠心誠意議論を深めてこうして2つの文書として結実しました。 

 今後、私たちは引き続き日本学術会議の改革に取り組みつつ、日本の国民と世界の市民への責務に応えて、重要課題の審議に積極的に取り組んで行きたいと考えております。

国際会議: 第一次プログラムが公表されました。

第26回国際科学史技術史会議は、4月1日にプログラムが公表されました。以後の予定は下記のようになっています。

(1)案内サイト  https://www.ichst2021.org/
 (2)On line 会議で開催  期間:7月25〜31日
 メインテーマは、Giants and Dwarfs in Science, Technology and Medicine
(3) 今後の予定:
   第一次プログラムーー4月1日に公表されました。確認して下さい。
   参加費早期割引ーーー4月30日まで
   参加申込締切ーーーー7月5日迄  (以降は、siteで申込)
 (4)参加費
  正規参加費   130E. (4月30日迄)   180E(5月1日以降)
  学生・無職者   95E(4月30日迄)    130E(5月1日以降)
  (参加費には、zoom接続、abstract電子版、プログラム電子版、参加者リストを含む)
(5)参加登録方法ーー上記URLで、Registration form.を記入。
なお、10人以上でのグループ登録もある、問合せは ichst2021@guarant.cz
(6)支払い方法ーー上記URL内に記載。キャンセルは、4月30日まで30E手数料。以降、50%、6月15日以降は0。

以下国内の委員会(IUHPST/DHSTの日本国内委員会:日本学術会議のIUHPST分科会が担当)からのお願いです。

 これまで各国際大会の参加報告書を作成してきましたが、今回の、zoomによるonline会議も参加報告書を作成するようにしたいと思います。従来のような、直接対面して自由に諸問題を語り合う機会が有りません(Chat等で話はできそうですが限定的です)ので、国際的な動向の把握も個人個人の限定的な情報になりそうですので、参加された各個人の情報共有は、従来に増して有益かと思います。

連絡等のため、参加される方は、事前に、ご連絡ください。

また、参加後に参加記をぜひお寄せ頂きますようお願いします。

    連絡先:木本忠昭 tadkimoto@gmail.com

2021年度(第34期)「科学史学校」(zoomオンライン)開催

2021年度(第34期) 「科学史学校」は、すべてzoomのオンライン開催となります。
ホームページやFacebookで、最新情報をご覧ください。

以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、メールで前々日に、zoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。

2021年4月24日(土)  午後2-4時 古谷紳太郎 会員(東京工業大学)
「古典論から量子論への転換はいかにして起こったか:科学史を通じて科学技術イノベーション政策を考える」
量子論はいかにして物理学の新しいパラダイムとなったのか。1900年にプランクが作用量子概念を提出して以後、1905年にアインシュタインが光量子仮説を論じ、1913年にボーアが半古典的原子構造論を提出したことから、一見すると量子論への転換はスムーズに進んだように思えるが、実際はどうだったのだろうか。本講演では、アインシュタインの固体比熱理論に注目して古典論から量子論への実際の転換過程を論じ、科学技術イノベーション政策の問い直しの機会としたい。

⭐︎4月の参加申し込みはこちら→ https://forms.gle/Nu58mUXUfpH6x5df8 

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科学史と科学教育の研究会 4月の研究会の報告

●4月4日(日)の研究会の発表の報告

・兼子美奈子 「板倉さんの「組織論」に学ぶ私の幸福論 」   
・柳沢克央  「安野光雅さんと板倉先生との交流について」他
・橋本五郎  「新軍事基地建設と「巻き込まれ戦争」の可能性」
・小林真実子 「Historical Storytelling Approachを導入した科学教育の紹介」 
・多久和俊明 「仮説実験授業とその研究組織はどうつくられたか・構想」
・溝畑 典宏  「超音波診断器エコーの開発」

 今月は6人の方の発表がありました。参加者がお互いにいい意味で影響しあいとても活発な話し合いができたと思います。市民,アマチュアの立場からの意見が出され,新しい研究や交流等のきっかけにもなってきました。日常的にも,研究会内のスラックや関連の研究会・サークルでも研究交流がさらに活発になっています。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。

参加者 13名

科学史と科学教育の研究会 5月の研究会のお知らせ

● 科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・研究のオープンな研究組織をめざして

●5月の研究会(原則第1日曜)

5月2日(日)

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討してほしいのかを明確にして下さい。時間の制約があるので焦点をしぼってください。

※  参加費 0円
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんmakke@extra.ocn.ne.jpに連絡して下さい。

2021年4月10日第8回和文誌編集委員会開催予定

2021年1月9日(土)に第7回和文誌編集委員会を開催しました。
『科学史研究』第60巻297号は現在、三校の作成中です。2021年4月28日に刊行予定です。
次回の編集委員会は2021年4月10日(土)を予定しています。
変更がある場合はHPで告知します。定例の編集委員会は3ヶ月に1回開催していますので、目安にしてください。
会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしています。