第1回全体委員会を6月26日に開催します

2011-12年度期全体委員各位
 第1回全体委員会開催通知がまもなくお手元に到着いたします.ここでは,その概要をお知らせいたします.
<開催案内>
 会議:第1回全体委員会
 日時:2011年6月26日(日曜日)
    午後2時から
 場所:明治大学駿河台キャンパス
    リバティータワー8F(1081教室)
 アクセス:http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
<事前のお願い>
 今回の全体委員会では,全体委員の各委員会への所属を決定します.投票を行う関係で,事前に所属希望をお伺いします.詳細は,送付いたします通知をご覧いただき,同封ハガキにて返送をお願いいたします.
                       (総務委員会)

第24期第2回6月25日(土)科学史学校の開催

小林学「19世紀の熱機関―蒸気機関を中心に」
ジェームズ・ワットの特許による蒸気機関の独占が終わった19世紀は、蒸気機関の歴史にとって新たな展開が始まったときであった。ポンプや工場用から鉄道や船舶へとその用途は画期的に広がった。また水蒸気以外の作業流体を用いた熱機関の取り組みも始まった。しかし、19世紀末には蒸気タービンが発明されるなど、19世紀は蒸気動力中心の時代であった。講演では、蒸気機関の発達過程をその製作技術や熱力学との関連も含めて概観する。

日時6月25日(土)14時~16時
会場 東京キャンパス・イノベーション・センター 5階508
 JR山手線・京浜東北線 田町駅(東口)徒歩1分
 都営三田線・浅草線 三田駅 徒歩3分
当日、会場にお越し下さい。自由参加・無料です。  

★会員の皆様のご意見をお聞かせください.「会長声明」作成に向けて

日本科学史学会会員の皆様へ
   日本科学史学会 総務委員長 河村豊
 5月28日-29日の日程で,日本科学史学会年総会が開催され,多くの皆様にご参加をいただきました.ご協力いただきました関係者の皆様に厚くお礼を申し上げます.
 さて,今回の「総会」において,3月11日に発生した東日本大震災の問題について,以下のような提起が,道家達将会長より行われました.その概要をここでご紹介させていただくと同時に,加えて,会員の皆様へのお願いを書かせていただきます.

(1)罹災会員への会費減免等について
 東日本大震災で被災されたすべての皆様へ哀悼の意を表するとともに,本学会会員で罹災された方にお見舞い申し上げます.罹災された会員の方には会費減額・免除などのご援助を検討しております.今後,ホームページあるいは科学史通信にて詳細をお知らせいたします.

(2)会長声明作成への意見募集
 今回の東日本大震災については,一刻も早い復興および原発事故の終息を希望すると共に,将来における地震,津波,原発等での被害を繰り返さない対策構築も不可欠と考えます.そこで,多くの科学史・技術史の研究者が所属している日本科学史学会として,再発防止に貢献するなどを願い,「会長声明」を作成・公表したいと検討しております.さて,この声明の作成において,会員の皆様からの声も参考にしたいと,道家会長が希望しており,今回,会員の皆様からの意見募集を行うこととしました.現時点での会長声明の骨子は,①関係資料等の適切な保存,②関係資料等の適正な公開,③再発防止のためにも関連分野での科学史・技術史研究の促進,という3項目です.この3項目を軸に,お寄せいただいた科学史学会会員の皆様からの意見も検討材料にさせていただき,6月末ころには,会長声明文を完成させる予定でおります.

1.以下のメールアドレス宛に「会長声明」の内容に関して,①お名前,②ご意見をお書きの上,送信してください.
   専用アドレス   kagakushi2011a@gmail
   締め切り    2011年6月22日まで
(メールのみによる,短期間での意見募集となり,申し訳ございません)

2.総務委員長が受領を確認しましたら,受領確認のご返事をお送りします.

3.いただいた意見は参考にさせていただきます.ただし,ご意見を「会長声明」に盛り込むことができない場合もあります.そのような場合もありますことをご了解ください.