第24期第2回6月25日(土)科学史学校の開催

小林学「19世紀の熱機関―蒸気機関を中心に」
ジェームズ・ワットの特許による蒸気機関の独占が終わった19世紀は、蒸気機関の歴史にとって新たな展開が始まったときであった。ポンプや工場用から鉄道や船舶へとその用途は画期的に広がった。また水蒸気以外の作業流体を用いた熱機関の取り組みも始まった。しかし、19世紀末には蒸気タービンが発明されるなど、19世紀は蒸気動力中心の時代であった。講演では、蒸気機関の発達過程をその製作技術や熱力学との関連も含めて概観する。

日時6月25日(土)14時~16時
会場 東京キャンパス・イノベーション・センター 5階508
 JR山手線・京浜東北線 田町駅(東口)徒歩1分
 都営三田線・浅草線 三田駅 徒歩3分
当日、会場にお越し下さい。自由参加・無料です。