「板倉科学史・科学教育研究会」の6/7月案内等

多久和俊明会員より研究会の連絡がありましたので掲載いたします。
(この記事では@はアットと置き換えられています。)

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な話し合い・研究・情報交換のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●6月~7月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

7月6日(日)  8:50~12:00ごろまで 

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。

 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。

  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。

※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

○6月8日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)          

・中尾浩章さん「社会科教育における仮説実験授業の位置づけー社会科教育学の先行研究の分析を通してー」

・兼子美奈子さん「ヘーゲル『精神現象学』について」

・佐藤正助さん「板倉さんの『「モノとコト」の矛盾論』を考える」

・渡辺規夫さん「『親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座があったから』を読んで」

・山本美知さん「縄文時代に戦争はあったのか?」

・溝畑典宏さん「最強ネオジム磁石にみる3元系化合物の超伝導の可能性」

・多久和俊明・上田英良さん「2026年丙午迷信に関する分析と提言 - 科学教育と人権教育の視点から -」

  今月は8人の発表があり、時間的にとても厳しくなってしまいました。しかし、みなさんの協力があって、結果的には予定よりも30分も早く終わることができました。科学史と科学教育研究会らしいとても多様、多岐にわたる発表があって、それぞれについて話し合いができたように思います。時間が短くて発表が途中の方もいますので、私たちの研究会はいろいろなタイプの研究会等がありますので、どうぞ気楽に他の研究会で改めて発表していただけたらと思います。時間等にゆとりがある研究会もあります。引き続きメーリングリスト等で話し合いが継続できればいいのではないかと思います。

科学史学会も仮説実験授業研究会も大きな転換期を迎えていることはおそらく間違いないと思います。シンポジウムのテーマにもあるように、私たちのこういった研究運動ももっともっとたのしく、充実したものにしたいと思います。引き続きみなさまからのアドバイスや協力をお願いしたいと思います。

  参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者15名

●  さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

6月24日(火)夜7時~9時ごろ  (※第4週火曜日)   参加希望の方は多久和にメール

下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

                                       

● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

科学史学会シンポジウムのリハーサルと打ち合わせ等を公開で実施します

6月21日(土)13:00~ 17:00  仮説社とZOOM併用です。科学史学会シンポジウムのリハーサルと打ち合わせ等を公開で実施しますので、ご参加下さいますようお願いします。mxrhp118アットyahoo.co.jp

第19回日本科学史学会賞の報告

2025年3月16日に開催された第9回全体委員会において、2024年度第19回日本科学史学会賞を以下のように決定しました(敬称略)。

◇日本科学史学会学術賞:1件
伊藤憲二『励起――仁科芳雄と日本の現代物理学』上・下、みすず書房、2023年

◇日本科学史学会論文賞:2件
渡邊香里「ジョン・ハーシェルによる星の等級推定と光度測定」『科学史研究』62巻307号(2023年)、236-252頁。
Taro TOKUTAKE, “Study on an Example in the Triśatī, an Indian Arithmetic Book ,” Historia Scientiarum, Second Series, 31, no. 2 (2022): 172–85.

◇日本科学史学会学術奨励賞:2件
工藤璃輝「アイザック・二ユー卜ンの音楽に関する研究」東京工業大学博士論文, 2022 年 9 月.
塩野麻子「近代日本における結核管理――病原菌と人間との関係をめぐる歴史研究」立命館 大学大学院博士論文, 2024年3 月

◇日本科学史学会特別賞:1件
上野健爾、小川束、小林龍彦、佐藤賢一編『関孝和全集』(全3巻) 岩波書店、2023年

なお、推薦件数と授賞件数は次の通りです。
学術賞:推薦1件、授賞1件
論文賞:推薦3件(和文誌2件、欧文誌1件、技術史0件、生物学史0件)、授賞2件
学術奨励賞:推薦2件、授賞2件
授賞式は、2025年度総会・第72回年会の懇親会にて行いました。

2025年度後期「NHKアーカイブス学術利用」公募開始

NHKより、NHKアーカイブスを利用した研究についての連絡がありましたので、掲載いたします。

NHKでは、アーカイブス保存の映像・音声を学術研究に利用していただく研究を募集しています。
採択研究者は、埼玉県川口・NHKアーカイブス、大阪放送局の閲覧室で希望のコンテンツを閲覧することが出来ます。

【2025年度後期】
○閲覧期間:2025年10月~2026年3月 (1組30日まで利用可)
○対象者:大学、高等専門学校、公的研究所所属の職員・研究者、大学院生
○締め切り:2025年7月31日
○募集数:NHKアーカイブス4組、大阪放送局2組
応募要項はホームページをご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/archives/academic/index.html

「板倉科学史・科学教育研究会」の5/6月案内等

多久和俊明会員より、研究会の案内がありましたので、掲載いたします。(以下ではメールアドレスの@は「アット」に変えてあります。)

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な話し合い・研究・情報交換のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●5月~6月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

6月8日(日)  8:50~12:00ごろまで 

(次回6月は,多久和の都合で第2日曜日に変更させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。)

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。

 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。

  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。

※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

○5月4日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)          

・兼子美奈子さん:「二酸化炭素は悪者でしょうか」

・菅井孝二さん: 「ドライアイスの秘密」「二酸化炭素は悪者か」

・佐藤正助さん: 「すごい物理学講義『世界は関係でできている』の本について」

・多久和俊明:  「2026年丙午迷信に関する分析と提言 国会図書館ngram viewer

と国立公文書館の東京裁判弁護資料について」

・上田英良さん: 「2009年7月22日 日食の観察 雲の下から日食を見ると」

・橋本五郎さん: 「縄文時代は平和な時代がつづいたという本の紹介」

  今月は6人の発表でしたが,それぞれの研究が根底でどこかがつながっていたり,関係していることが共有されたり,新しい視点がわかったりととても有意義な話し合いができました。私たちは今どう考え,どう認識しなければならないのか,互いの研究からたくさんのことが学びあえて,率直に意見が交換できたように思います。科学的に考え,研究し,何でも話し合うことができつつあると思います。

  参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者16名

●  さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

5月27日(火)夜7時~9時  (※第4週火曜日)   参加希望の方は多久和にメール

下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

                                       

● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

科学史学会シンポジウムのリハーサルと打ち合わせ等を公開で実施します

5月17日(土)13:00~ 17:00 

仮説社とZOOM併用です。科学史学会シンポジウムのリハーサルと打ち合わせ等を公開で実施しますので、ご参加下さいますようお願いします。mxrhp118アットyahoo.co.jp

「板倉科学史・科学教育研究会」4/5月の案内等

多久和俊明会員より、研究会の案内がありましたので、掲載いたします。
(以下ではメールアドレスの@は「アット」に変えてあります。)

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な話し合い・研究・情報交換のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●4月~5月の研究会・コロキウム・談話室
※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

5月4日(日)  8:50~12:00ごろまで 

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

○4月6日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)          

・菅井孝二さん: 「思いつくままに ご教示お願い事項」
・劉 菡儀さん : 「中国の新聞は「偽科学」をと゛のように伝えてきたか-「人民日報」を例にして-」
・多久和俊明: 「日本人の戦後80年間の丙午に関する意識,この50年間の日本人の意識構造の変化,1966年丙午の最中の中の厚生省の調査報告の結果等について」
・佐藤正助さん:「地域の活性化のための若者と高齢者の交流のあり方 ゴリラの研究者(元日本学術会議会長)山極寿一氏の発想から学ぶもの」

  今月は4人の発表でしたが,それぞれが根底ではどこかがつながっていたり,関係していることが共有されたり,新しい視点がわかったりととても有意義な話し合いができました。今私たちはどう考え,どう認識しなければならないのか,互いの研究からたくさんのことが学べ,率直に意見が交換できたように思います。科学的に考え,研究し,何でも話し合うことができつつあると思います。

  岩本美枝さんは時間不足で発表できませんでした。お詫び申し上げます。次回ぜひよろしくお願いします。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者12名

●  さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

4月22日(火)夜7時~9時  (※第4週火曜日)   参加希望の方は多久和にメール

下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

                                       

● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

4月19日(土)13:00~ 17:00 

仮説社とZOOM併用でやっています。時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。気楽に参加下さい。参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

イベント情報「みんなの電話」(静岡文化芸術大学)

静岡文化芸術大学 デザイン学部より電話の歴史についてのイベント開催の連絡がありましたので、掲載いたします。

日程:3月22日(土曜日) 午後2時から午後5時

会場:本学 西エントランス ギャラリー前のスペース

(参加人数に応じて会場が変わる可能性があります)

詳細は下記のページをご覧ください。

https://www.suac.ac.jp/event/03664/

「板倉科学史・科学教育研究会」の3/4月案内等

多久和俊明会員より、研究会の案内がありましたので、掲載いたします。
(以下ではメールアドレスの@は「アット」に変えてあります。)

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●3月~4月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

4月6日(日)  8:50~12:00ごろまで 

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

○3月2日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)          

・兼子美奈子:「ロバート・オウエンについて」
・佐藤正助 :「再生可能エネルギーを探る 〜 自然エネルギーとの関係から」
・多久和俊明:「吉川徹著『ひのえうま』「どうなる令和のひのえうま」についての批判的評価」

  今月は3人の発表でしたが,今回も根底ではどこかがつながっていたり,関係していることが共有されたり,有意義な話し合いができました。オウエンの平等概念が時代を超えたものであったこと,再生可能エネルギーと自然エネルギーとは本当はどんな関係ないのか,今私たちはどう考え,どう認識しなければならないのか,また『ひのえうま』はポリコレ,基本的人権,女性の人権,差別,ヒューマニズムと深くつながっていることがわかったように思います。互いの研究からたくさんのことが学べ,率直に意見が交換できたように思います。科学的に考え,研究し,何でも話し合うことからはじめたいです。そして何よりも科学的認識が本当に身につく授業の普及が必須だと思います。

  参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者6名

●  さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

3月25日(火)夜7時~9時  (※第4週火曜日)  
参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

                                       

● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

3月15日(土)13:00~ 17:00 

仮説社とZOOM併用でやっています。時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。気楽に参加下さい。参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp