2023年6月10日に第22回和文誌編集委員会を開催しました。
『科学史研究』306号(2023年7月号)は校了し、予定通り刊行できる見通しです。
次の編集委員会は7月16日(日)を予定しています。会員のみなさまの積極的な投稿をお待ちしております。
● 科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして
多久和俊明
●7月~9月の研究会・コロキウム・談話室
※ ここに記した会は,すべて参加費0円です。
9月3日(日) 8:50~1:00前まで (8月はお休み)
・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasuke@gmail.comに連絡して下さい。
○7月2日(日)の研究会の発表の報告
・菅井孝二 「少年少女ロシアンカ合唱団~どうしているかな?あの子たちは」
・多久和俊明 「仮説実験授業研究会の若い人の意見 アンケート結果について」
・進士多佳子 「人口動態のインフォグラフィックス」
今月は3人の方の発表でしたが,じっくり話し合うことができました。11年前の来日してホームステイした当時10代のロシアの子どもたちも,現在20代になっているはずで,ウクライナ戦争で,どうしているのか,どうなっているのだろうか。そこに生きている人々がいることを忘れた報道しかない。研究会に若い人が少ないのは,どうして,なぜか。日本の保護者も,教員も,教育委員会も,文科省も長い間に自ら体制化が進んだのではないかとの仮説を話し合った。一方で,戦後のある時期の教育は本当に自由で,たのしいものであったとの証言があった。なぜか。また,「日本国憲法」というものを体験した世代が,これからまもなくいなくなってしまうことは何を意味するのか,問題提起があった。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。 参加者11名
● さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の
オンライン「談話会」を開いています。次回は,
7月24日(月)夜7時~9時 参加希望の方は多久和にメール下さい。
8月21日(月)夜7時~9時 (8月もやります)
mxrhp118@yahoo.co.jp
● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」
7月15日(土)11:00~ 17:00頃 (8月はお休み)
ZOOMでもやっていますので,ご参加願えればと思います。時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。
参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118@yahoo.co.jp
京都・阪神支部共催の例会を案内いたします。ふるってご参加ください。
日時:7月29日(土)14:00-17:30(18:00頃から懇親会を予定)
場所:京都大学人文科学研究所本館331号室
報告者と報告タイトル:
・安西なつめ(大阪大学)「ニコラウス・ステノの方法論―ステノによる筋、腺、脳、奇形の解剖―」
・市川浩(広島大学名誉教授)「“技術論”の源流-1930年代前半ソ連におけるマルクス主義的技術史の探究-【研究序説】」
開催方法:対面・オンライン併用方式
※例会後に懇親会も予定していますので、対面でのご参加よろしくお願いいたします。
※※オンライン参加を希望される方は以下のフォームにて【7/27(木)13時まで】にお申し込みください。(なお、京都支部関係者の方はあらためて申し込んでいただく必要はありません)
https://forms.gle/frFDpPGSCZeSD1P28
なお、会場の案内は以下となります。
京都大学人文科学研究所本館
https://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/access/access.html
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京大農学部前の信号を南側に渡る(または百万遍交差点から東に向かい、最初の信号を右折)。北門をくぐって最初の右側の建物です。
2023年度(第36期) 「科学史学校」も引き続きZoomのオンライン開催で、事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加可能です。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、前々日にメールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。
◆参加ご希望の方は、8月24日(木) 正午12:00までに下記にご記入の上、送信してください。https://forms.gle/jsMFBPy7FvtGRHV37
2023年8月26日(土)午後2-4時
矢口 直英 会員 (東京大学大学院)
「中世のイスラーム教徒の医療倫理書」
クトゥブッディーン・シーラーズィー(1311年没)には『医学と医者が必要であることの証明』という医療倫理の著作がある。これは彼によるイブン・スィーナー(1037年没)『医学典範』への注釈にある、関連する記述を再編集したものであり、ギリシア医学およびイスラームに基づいた医学の擁護など、興味深い点がある。本発表では中世のイスラーム教徒による医療倫理書の一事例としてこの著作を紹介する。
● 科学史と科学教育の研究会―自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして
多久和俊明
●6月~7月の研究会・コロキウム・談話室
※ ここに記した会は,すべて参加費0円です。
7月2日(日) 8:50~1:00前まで
・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasuke@gmail.comに連絡して下さい。
○6月4日(日)の研究会の発表の報告
・佐藤正助 「実用数学・純粋数学と「たのしい数学」~ 多久和さんとの対話から ~」
・多久和俊明 「仮説実験授業と「たのしい授業」という思想の萌芽と発展」
「資料 板倉における「実用数学」と「純粋数学」」
・渡辺規夫 「今年のシンポジウムに参加して感じたこと 2つの提案」 「ことぶき大学院講義 科学入門 科学史研究の立場からたのしい科学の伝統に立ち返ろう」
・吉岡有文 「吉岡の科学教育研究におけるメタコンテクスト(前提)」
「『尋常小学理科書』から『初等科理科』への変遷」
今月は4人の方の発表がありました。発表について,じっくりと活発に意見を出し,話し合うことができました。さながら今月は日本科学史学会シンポジウム第2弾といった内容,雰囲気だったと言っていいように思います。シンポジウムでは時間的にも制約があり,十分に話し合うことができなかったことについても,活発に議論ができ,一人ひとりが話し合えて,さらに問題意識が深まったのではないかと思います。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。 参加者10名
● さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会のオンライン「談話会」を開いています。
次回は,6月26日(火)夜7時~9時 参加希望の方は多久和にメール下さい。
mxrhp118@yahoo.co.jp
● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」
6月17日(土)11:00~ 17:00頃
ZOOMでもやっていますので,ご参加願えればと思います。時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。
参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118@yahoo.co.jp
台湾にて6月20~21日に Academia Sinica/HSS Workshop – “Beyond the Global: Transregionalism in Histories of Science”が開催されます。
以下が登録と概要へのリンクとなっています。オンラインでも参加可能とのことです。
(HSS website)Beyond the Global: Transregionalism in Histories of Science
https://hssonline.org/events/EventDetails.aspx?id=1727999
タイムテーブルはこちら
https://docs.google.com/document/d/1kcEGVjIIX1L-X63nlOtC4gcf5pkp6l9KGe3GrTV-X2U/edit?usp=sharing
会場:都立産業技術高専・品川キャンパス(東京都品川区東大井1-10-40)
開催日:2023年7月8日(土)(予備日:7月1日(土))
開催形式:対面とオンラインのハイブリッド(オンラインについてはサレジオ高専による支援)
詳しくは、日本技術史教育学会Webサイトをご覧ください。
日本技術史教育学会
https://sites.google.com/view/jseht
日時 :2023 年6月17日(土) 13:30 ~ 17:00
場所 :労働会館
発表者・内容
(1) 『東海の科学史』15 号 合評会
地図
労働会館 所在地 本館 名古屋市熱田区沢下町 9-3 (TEL: 052-883-6974)
(説明)地図にあるように、金山駅から線路沿いに来ていただければ分かりやすい所です。しかし、線路が2つに分かれていますから、気をつけてください。金山駅の東出口(名鉄。JR)からだと間違いないでしょう。JR東海道線と名鉄本線が平行に走っています。くれぐれも、中央線と間違われないように気を付けて下さい。行く手に陸橋があります。その下を越えるとセブンイレブンがあり左に曲がると、すぐ労働会館の本館があります。1階に掲示板があります。歩いて10分ぐらいです。
連絡先:名古屋市天白区植田西2丁目220 菊谷秀臣 TEL:090-7306-2518