国立情報学研究所電子図書館(NII-ELS)事業終了にともなう本学会の対応について

国立情報学研究所電子図書館(NII-ELS)事業終了にともなう本学会の対応について

2016年度末をもって国立情報学研究所の電子図書館(NII-ELS)事業が終了したことにともない、現在、CiNii Articles(http://ci.nii.ac.jp/)では、『科学史研究』『Historia Scientiarum』の論文タイトルの検索はできますが、本文の閲覧ができない状態にあります(図書館等で紙媒体の雑誌を閲覧することは可能です)。皆様にはご不便をお掛けいたしますが、今年中をめどに会員限定の補完的な閲覧サービスを開始すべく対応を協議しておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。詳細については、準備が整い次第、あらためてお知らせいたします。

2017年6月25日 日本科学史学会

 

2017年7月8日(土) 第108回東海支部次回例会のご案内

日時 :207年7月8日(土)  13:30~17:30
場所 :労働会館(地図参照)(TEL:052-883-6974)

発表者・内容
(1)兵藤友博氏「『安全保障研究』と大学の姿勢」                                                                                                                                   (2)菊谷秀臣氏「古代ギリシャ、ソクラテス以前の科学思想」

地図

東海支部_労働会館 (3)

(説明)地図にあるように線路沿いに来ていただければ分かりやすい所です。しかし、線路が分かれていますから、気をつけてください。金山駅の東出口(名鉄。JR)からだと間違いないでしょう。JR東海道線と名鉄本線が平行に走っています。くれぐれも、中央線と間違われないように気を付けて下さい。行く手に陸橋があります。その下を越えるとセブンイレブンがあり左に曲がると、すぐ労働会館の本館があります。1階に掲示板があります。歩いて10分ぐらいです。

連絡先:名古屋市天白区植田西2丁目220  菊谷秀臣   TEL:090-7306-2518

2017年6月24日科学史学校のご案内

日時:2017年6月24日(土)14:00~16:00
場所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室
講師:矢島 道子 (早稲田大学)
タイトル: 「ナウマン研究から見えてきたこと」

<概要>
エドムント・ナウマン(Edmund Naumann, 1854-1927)は明治8年、お雇い外国人教師としてドイツより来日し、10年間滞日した。東京大学の初代地質学教授であり、地質調査所を創設し、日本の予察地質図を作成し世界に公表した。日本の地質学の父である。しかしながら、ナウマンの業績は時に地に落ち、時に褒めたたえられてきた。なぜだろうか。調査の結果得られた新しい事実もふくめて、ナウマンの毀誉褒貶に日本に地質学の歩みを見ていきたい。

記録:新会長挨拶

香川大学にて行われました第64回日本科学史総会にて、会長・役員選挙の結果が承認されました。承認後斎藤憲新会長より挨拶をいただきました。その書き起こし内容を斎藤新会長よりいただきましたので、ここに掲載します。

(以下、斎藤新会長より)
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2017年度年会・第64回総会は終了しました。

香川大学にて行われました、日本科学史学会2017年度年会・第64回総会は無事終了いたしました。当日は155名の参加者、94名の懇親会参加者がありました。ご参加いただいた皆様にお礼を申し上げます。

なお、来年度の年総会は東京理科大学・葛飾キャンパスにて開催の予定です。

2017年総会 プログラムの更新

香川大学で開催される年総会のプログラムで、『科学史通信』発行後変更がありましたので、
こちらに最新のプログラムを掲載いたします。

記念講演の演者である何森健先生は、希少糖の研究で非常に有名な方で希少糖普及協会顧問、国際希少糖学会理事長をされています。

プログラムはこちら

 

日本科学史学会年会:シンポジウム一般公開・共催のお知らせ

今年度の日本科学史学会年会(於:香川大学)では、全シンポジウムを無料で一般公開することとなりました。2017年4月28日発行の科学史通信429号には「非会員の方に限り資料代1,000円でシンポジウムを聴講できます」とありますが、資料の購入なしでシンポジウムをご聴講頂くことができます。ぜひご参加ください。講演要旨(資料)をご希望の方には、「講演要旨集」(1冊1500円)を販売いたしますので、会場受付でご購入ください。なお、一般講演の聴講をご希望の場合には、会員・非会員にかかわらず大会参加費の納入が必要です。

 

■2017年6月3日(土)シンポジウム 13:00~15:30

「2010年代における日本のエネルギー転換をめぐる諸問題」(A会場411)
吉岡斉・川野祐二・黒田光太郎・関東晋慈

「高等教育における科学技術史と科学基礎論―「科学史・技術史関連科目の開講状況に関する調査」を踏まえて」(B会場412)
隠岐さや香・杉本舞・村上祐子・小長谷大介・佐野正博・松原洋子

「軍事研究と学術体制」(D会場314)
三宅岳史・河村豊・林真理・山本由美子・木本忠昭・兵藤友博

 

■2017年6月4日(日)シンポジウム 14:00~16:30

「科学とカネ」(A会場411)
櫻井文子・隠岐さや香・丸山雄生・佐渡友陽一

「「周期律」から「叡知圏」へ―科学史研究史における梶雅範(1956-2016)」(B会場412)
市川浩・古川安・金山浩司・齋籐宏文・和田正法・工藤璃輝・古谷伸太郎・岡田大士・中島秀人・藤岡毅

「科学論・技術論の現代史―日本のSTSの歴史的定位のために」(D会場314)
木原英逸・吉岡斉・田中智彦・塚原東吾・後藤邦夫・桑原雅子

※6月3日のシンポジウム「高等教育における科学技術史と科学基礎論―「科学史・技術史関連科目の開講状況に関する調査」を踏まえて」は、日本学術会議史学委員会科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会主催、科学基礎論学会との共催となります。