2020年8月30日科学史と教育の研究会

世界・日本・個人をネットZOOMでつなぐ新しいカタチの研究会
● 科学史と教育の研究会
さらに自由闊達な情報交換・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

● 8月30日(日) 研究会を行います。

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新型コロナウイルス感染症禍に関しての2020年度学生会費免除

日本科学史学会会長 木本忠昭

 現下コロナ禍で、健康上経済上での困難な生活を余儀なくされておられる会員の方も多いと思います。特に生活基盤の確立されていない学生会員の皆さんの中には、科学史や技術史の研究を継続できるかどうかの瀬戸際に追い込まれている方もおられると思われる状況に鑑みて、今回緊急措置として、「学生会員の今年度分の会費を免除する」ことを、6月28日の全体委員会で決めました。会費は、本来前納制ですので、既に支払った方の分は、来年度分に回す措置をとります。

 まだ、会費を納入していない学生会員の方は、免除しますので納入は不要ですが、学生身分の証明が必要です。学生証等身分を証明できる書類のコピーを早急に本学会事務所までお送りください。送付がないと本措置の適用を受けられませんので厳守願います。

 この措置は、異例で、総会の議を経ているものでもありませんが、緊急性を有するということで皆さんのご了解をいただきたいと思います。必要とあらば、次回総会でご意見を伺いたいと考えます。(「制度化」されている学会もあります。)

 また、ポスドクや非常勤講師で生活を支えている方も同様な状況にあります。一般に科学史技術史関連の研究は経済的に恵まれていない場合が多いことも考慮すると、この人たちの問題も今後検討していきたいと思います。

2019年第14回日本科学史学会賞の決定について

今年度の日本科学史学会賞は学術奨励賞2名、論文賞4名となりました。例年年総会の懇親会で授賞式を行いますが、年総会の中止に伴い、学会賞授賞式の中止のやむなきに至りました。受賞者には賞状、副賞を郵送でお送りさせて頂きます。


▼学術奨励賞
・藤本大士「現代日本におけるアメリカ人医療宣教師の活動」(東京大学博士論文)
・坂井めぐみ:『「患者」の生成と変容―日本における脊髄損傷医療の歴史的研究』晃洋書房、2019年 両者とも主たる業績
▼論文賞
・伊藤憲二:「竹内時男と人工放射性食塩事件:19 40年代初めの科学スキャンダル」『科学史研究』288号(2019年1月号)、266-283頁
・Yoshiyuki Kikuchi, “Ikeda Kikunae and Reactions to Energetics in Japan.” Historia Scientiarum, Vol. 28, No. 1 (2018): 54-68.
・松野誠也「大正期の日本陸軍によるガスマスクの研究・開発について-第一次世界大戦間とその直後の時期を対象に-」『技術史』,第14/15号,2017・18年合併号,pp.1-21.2018年
・菊地原洋平:「琉球における異国船と博物学――ブロッサム号によるフィールドワーク(1827)」 『生物学史研究』 第98号、23-44頁、2019年

7月12日(日)科学史と教育の研究会のお知らせ

世界・日本・個人をネットZOOMでつなぐ新しいカタチの研究会
● 科学史と教育の研究会
さらに自由闊達な情報交換・研究のオープンな研究組織をめざして
                         多久和俊明

● 7月12日(日) 臨時研究会を行います。
 8:50~12:30
コロナウイルス感染拡大でリアルのさまざまな研究会等が止まっています。こういうときだからこそ,活発に交流する研究会が必要だということが明らかになったと思います。

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「安全保障技術研究推進制度を考えるフォーラム」のお知らせ(アンケート回答のお願い)

本文
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、日本では緊急事態宣言下の日々が続いています。皆さまにおかれましては、様々な思いの中で生活と仕事と活動を継続されていることと存じます。
 科学史学会年会でシンポジウムを計画していた私たちのグループでは、研究活動をできる範囲で継続的に行っていくという考え方から、下記の日時で代わりにZoomによるビデオ会議を企画しています。どうぞふるってのご参加をお願いいたします。

日時:6月14日(日)13:00-15:30

話題提供:

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