科学史と科学教育の研究会2021年9月の研究会

●9月の研究会(原則第1日曜:8月はお休みです)のお知らせ

9月5日(日)

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討してほしいのかを明確にして下さい。時間の制約があるので焦点をしぼってください。(多久和俊明)

※  参加費 0円
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんmakke@extra.ocn.ne.jpに連絡して下さい。

科学史と科学教育の研究会 2021年7月4日(日)の研究会の発表の報告

・柳沢克央  「授業論,教師論,学級・学校経営論の俯瞰(ドラッカーと板倉聖宣の仕事「マネジメント」について」
・山本美知  「『若者よマルクスを読もう』内田樹・石川康宏著を読んで」
・佐藤正助  「コロナ後の社会」
・兼子美奈子 『ジョン・ホプキンスの政治経済の話』「機械」他
・多久和俊明 「板倉聖宣の「社会の科学の授業書の構想の起源」と「研究会の活性化の構想と実験結果」
・菅井孝二  「夏休み出前講座 『学童保育の仮説実験授業』(学童保育の教育現場)
・渡辺規夫  「《落下運動の世界》の授業記録」他

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日本学術会議の活動と運営に関するご連絡

     日本学術会議の活動と運営に関するご連絡

                            2021年6月25日

                             日本学術会議幹事会

 2021年6月24日、日本学術会議の活動と運営に関する記者会見を行いました。記者会見冒頭の梶田隆章会長の挨拶(下記のとおり)のほか、日本学術会議会長談話「新型コロナウイルス感染症とワクチン接種をめぐって」、科学的助言機能・「提言」等のあり方の見直しについて、委員会等連絡会議の設置について、我が国の学術の発展・研究力強化に関する検討委員会について、今後開催予定の公開シンポジウムについてご説明いたしました。

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2021年7月11日第1回和文誌編集委員会開催

2021年4月10日(土)に第8回和文誌編集委員会を開催しました。
『科学史研究』第60巻298号は現在、三校の校正中です。2021年7月28日に刊行予定です。
6月27日(日)の全体委員会で新しい編集委員が決まりました。新メンバーの編集委員会は2021年7月11日(日)を予定しています。
会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしています。

オンライン 板倉科学史・科学教育研究会 第3回 平林浩さんとたのしく考える仮説実験授業の形成

オンライン 板倉科学史・科学教育研究会
第3回 平林浩さんとたのしく考える仮説実験授業の形成
火曜研究会とは何だったのか? その盛衰史から何を学ぶのか

                              多久和俊明・渡辺規夫・岩本美枝・加藤浩幸

9月18日(土)13:00~ 17:00頃  平林さんの講演と質問

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板倉科学史・科学教育研究会

内容 「科学史・科学教育研究会」の姉妹版です。日本科学史学会と仮説実験授業研究会その他だれでも自由闊達にとくにじっくりと交流研究する場です。「科学教育」「授業科学」を「科学史研究」の成果を生かして,幅広く情報交換したり,研究しています。特別企画として「平林浩さんの講演会」等を入れる予定。

7月17日,(8月はお休み)

毎月 第3土曜
開催時間 11時〜17時
コロナ下でZOOMでの参加をお願いしています。
参加費300円

  • 参加の方は、下記にメール下さい。

多久和俊明mxrhp118@yahoo.co.jp

日本学術会議の活動と運営に関するご連絡

日本学術会議の活動と運営に関するご連絡

                             2021年5月31日
                           日本学術会議幹事会

 2021年5月27日、日本学術会議の活動と運営に関する記者会見を行いました。記者会見冒頭の梶田隆章会長の挨拶(下記のとおり)のほか、第20回アジア学術会議報告、学術フォーラム・公開シンポジウム開催報告、今後開催予定の公開シンポジウム、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)特設ページについてご説明いたしました。

 記者会見で配布した資料は、日本学術会議のホームページに掲載しております。

 ※第25期幹事会記者会見資料(5月27日)

   http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/kisyakaiken.html

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〇記者会見冒頭の梶田隆章会長の挨拶

 本日は、日本学術会議の記者会見にお集まりいただき、どうもありがとうございます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言中ですので、今回もオンラインでの記者会見とさせていただきます。

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科学史と科学教育の研究会 6月6日研究会の報告

・山内経則  「現代科学の指導法と教材」
・渡辺規夫  「仮説実験授業成立史における矛盾論と転釈」
・吉岡有文  「仮説実験授業の「授業書」における「文化的透明性」」
・多久和俊明 「仮説実験授業とその研究組織はどのようにつくられたか、         つくられねばならなかったか」
・兼子美奈子 「板倉聖宣の「幸福論」について 」         
・柳沢克央  「岩波科学教育映画による科学教育の最新成果報告」
・佐藤正助  「トリチウム水の海洋放出の問題」

 今月は7人の方の発表がありました。参加者がお互いにいい意味で影響しあって、とても活発な話し合いができたと思います。市民,アマチュアの立場からの意見が出され,新しい研究や交流等のきっかけにもなってきました。日本科学史学会年会のシンポジウム「仮説実験授業はどのようにつくられたか」の一部再演や修正発表がありました。この研究会からこのようなシンポジウムが毎年みなさんの熱心な討論の結果できたことを心から感謝します。

 日常的に,研究会内のスラックや関連の研究会・サークルでも研究交流がさらに活発になって盛り上がったと思います。今後さらに様々なツールで議論を深めたいと思います。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。最近は発表数も多く、時間の制約もあるのですが、いい雰囲気ですすんでいると思います。

 なお、姉妹版の「板倉科学史・科学教育研究会」を毎月第3土曜日にZOOMでもやっていますので、こちらの方にもご参加願えればと思います。こちらの方は時間的な制約等はゆるやかです。

参加者 13名

7月4日 科学史と科学教育の研究会

● 科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●7月の研究会(原則第1日曜) 7月4日(日)

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討してほしいのかを明確にして下さい。時間の制約があるので焦点をしぼってください。

※  参加費 0円
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんmakke@extra.ocn.ne.jpに連絡して下さい。

2021年6月26日(土)「科学史学校」のご案内

2021年度(第34期) 「科学史学校」は、すべてzoomのオンライン開催となります。事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加いただけます。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、メールで前々日に、zoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。

⭐︎6月の科学史学校の申し込みはこちら
参加申込先URL:https://forms.gle/AFUnY97JhvNj6Xku8

2021年6月26日(土)   午後2-4時 栃内文彦 会員(金沢工業大学)
「地質学者 坪井誠太郎が日本地質学界で果たした役割」
坪井誠太郎は、1920年代から50年代にかけて日本地質学界を主導する立場にあり、優秀な研究者を育てただけでなく、多くの研究者らによる学問的あるいはイデオロギー的な様々な論争・対立を促進した。演者は現在、日本地質学史研究に加え、技術者倫理教育に関する教育研究も行なっている。そこで本講演では、日本地質学界における坪井の影響を、技術者倫理(含む研究者倫理)の観点を踏まえて検討してみたい。