2017年6月24日科学史学校のご案内

日時:2017年6月24日(土)14:00~16:00
場所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室
講師:矢島 道子 (早稲田大学)
タイトル: 「ナウマン研究から見えてきたこと」

<概要>
エドムント・ナウマン(Edmund Naumann, 1854-1927)は明治8年、お雇い外国人教師としてドイツより来日し、10年間滞日した。東京大学の初代地質学教授であり、地質調査所を創設し、日本の予察地質図を作成し世界に公表した。日本の地質学の父である。しかしながら、ナウマンの業績は時に地に落ち、時に褒めたたえられてきた。なぜだろうか。調査の結果得られた新しい事実もふくめて、ナウマンの毀誉褒貶に日本に地質学の歩みを見ていきたい。

記録:新会長挨拶

香川大学にて行われました第64回日本科学史総会にて、会長・役員選挙の結果が承認されました。承認後斎藤憲新会長より挨拶をいただきました。その書き起こし内容を斎藤新会長よりいただきましたので、ここに掲載します。

(以下、斎藤新会長より)
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2017年度年会・第64回総会は終了しました。

香川大学にて行われました、日本科学史学会2017年度年会・第64回総会は無事終了いたしました。当日は155名の参加者、94名の懇親会参加者がありました。ご参加いただいた皆様にお礼を申し上げます。

なお、来年度の年総会は東京理科大学・葛飾キャンパスにて開催の予定です。

2017年総会 プログラムの更新

香川大学で開催される年総会のプログラムで、『科学史通信』発行後変更がありましたので、
こちらに最新のプログラムを掲載いたします。

記念講演の演者である何森健先生は、希少糖の研究で非常に有名な方で希少糖普及協会顧問、国際希少糖学会理事長をされています。

プログラムはこちら

 

日本科学史学会年会:シンポジウム一般公開・共催のお知らせ

今年度の日本科学史学会年会(於:香川大学)では、全シンポジウムを無料で一般公開することとなりました。2017年4月28日発行の科学史通信429号には「非会員の方に限り資料代1,000円でシンポジウムを聴講できます」とありますが、資料の購入なしでシンポジウムをご聴講頂くことができます。ぜひご参加ください。講演要旨(資料)をご希望の方には、「講演要旨集」(1冊1500円)を販売いたしますので、会場受付でご購入ください。なお、一般講演の聴講をご希望の場合には、会員・非会員にかかわらず大会参加費の納入が必要です。

 

■2017年6月3日(土)シンポジウム 13:00~15:30

「2010年代における日本のエネルギー転換をめぐる諸問題」(A会場411)
吉岡斉・川野祐二・黒田光太郎・関東晋慈

「高等教育における科学技術史と科学基礎論―「科学史・技術史関連科目の開講状況に関する調査」を踏まえて」(B会場412)
隠岐さや香・杉本舞・村上祐子・小長谷大介・佐野正博・松原洋子

「軍事研究と学術体制」(D会場314)
三宅岳史・河村豊・林真理・山本由美子・木本忠昭・兵藤友博

 

■2017年6月4日(日)シンポジウム 14:00~16:30

「科学とカネ」(A会場411)
櫻井文子・隠岐さや香・丸山雄生・佐渡友陽一

「「周期律」から「叡知圏」へ―科学史研究史における梶雅範(1956-2016)」(B会場412)
市川浩・古川安・金山浩司・齋籐宏文・和田正法・工藤璃輝・古谷伸太郎・岡田大士・中島秀人・藤岡毅

「科学論・技術論の現代史―日本のSTSの歴史的定位のために」(D会場314)
木原英逸・吉岡斉・田中智彦・塚原東吾・後藤邦夫・桑原雅子

※6月3日のシンポジウム「高等教育における科学技術史と科学基礎論―「科学史・技術史関連科目の開講状況に関する調査」を踏まえて」は、日本学術会議史学委員会科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会主催、科学基礎論学会との共催となります。

2017年4月22日(土) 第107回東海支部例会報告

日時 :2017年4月22日(土)  13:30~17:00
場所 :名古屋大学 経済学部4F 演習室3

発表内容: 東海支部の機関誌『東海の科学史』第12号の合評会

出席者:14名

◎ご連絡

(1)次回(7/8)例会の発表予定者

・兵藤友博氏                                  ・菊谷秀臣氏

(2)東海支部の機関紙『東海の科学史』第12号を刊行いたしました。

是非、ご一読下さい。

連絡先:名古屋市天白区植田西2丁目220  菊谷秀臣   TEL:052-803-7380

『科学史通信』年総会プログラム関連の掲載

『科学史通信』の発送が連休明けになる可能性がありますので、会員の便宜を図るために年総会関連の部分(最終校正用)を掲載します。最終的に印刷されたものと変更が発生している場合もありますので、ご了承いただいた上で閲覧ください。

科学史通信429号 年総会関連