和文誌・欧文誌のバックナンバーをウェブで公開(一部)

日本科学史学会の和文誌・欧文誌のバックナンバーをウェブで公開しています(一部)。

『科学史研究』
1~140号(1941~1982年):国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2385031
141号~(1982年~1年前まで):J-STAGE(一部未掲載)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jhsj/-char/ja
※会員の方には141号から最新号までのデータを共有しています(一部未共有、『科学史通信』参照)

Japanese Studies in the History of Science
3~18号(1964~1979年):国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11028934
Historia Scientiarum
19~96号(1980~2009年):国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11028973

なお、最近の『科学史研究』の冊子版は以下から購入できます。
amazon https://www.amazon.co.jp/s?k=科学史研究
Fujisan https://www.fujisan.co.jp/product/370/
また、Historia Scientiarumのデジタル版は以下から購入できます(一部)。
100~109号(2010~2013年): Fujisan https://www.fujisan.co.jp/product/1281695342/

日本科学史学会入会案内 https://historyofscience.jp/nyuukai/

2021年4月10日第8回和文誌編集委員会開催予定

2021年1月9日(土)に第7回和文誌編集委員会を開催しました。
『科学史研究』第60巻297号は現在、三校の作成中です。2021年4月28日に刊行予定です。
次回の編集委員会は2021年4月10日(土)を予定しています。
変更がある場合はHPで告知します。定例の編集委員会は3ヶ月に1回開催していますので、目安にしてください。
会員の皆様の積極的な投稿をお待ちしています。

国立情報学研究所電子図書館(NII-ELS)事業終了にともなう本学会の対応について

国立情報学研究所電子図書館(NII-ELS)事業終了にともなう本学会の対応について

2016年度末をもって国立情報学研究所の電子図書館(NII-ELS)事業が終了したことにともない、現在、CiNii Articles(http://ci.nii.ac.jp/)では、『科学史研究』『Historia Scientiarum』の論文タイトルの検索はできますが、本文の閲覧ができない状態にあります(図書館等で紙媒体の雑誌を閲覧することは可能です)。皆様にはご不便をお掛けいたしますが、今年中をめどに会員限定の補完的な閲覧サービスを開始すべく対応を協議しておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。詳細については、準備が整い次第、あらためてお知らせいたします。

2017年6月25日 日本科学史学会

 

科学史研究 第III期 第54巻No.274 2015年7月号の目次

論文

雨宮高久「日本における初期の核融合研究体制への「プラズマ物理と制御核融合に関する国際会議」の影響 85-104
呂 鵬「バースカラ一世の渾天儀について」105-118
法貴 遊「カイロ・ゲニザ文書における眼病の治療について」 119-134

科学史入門

中村士「江戸時代前期の日本望遠鏡」135- 140

大淀昇一「技術官僚と「科学技術」――宮本武之輔の歩みから考える」141- 147

アゴラ

橋本雄太「シンポジウム“Digital Humanities & The Futures of Japanese Studies” 参加記」 149- 152

書評・紹介

松田清・遠藤正治・加藤僖重・幸田正孝『杏雨書屋所蔵―宇田川榕菴植物学資料の研究』(東徹)153-155

西條敏美『知っていますか?西洋科学者ゆかりの地IN JAPAN PART Ⅱ 近代日本の建設に貢献した西洋科学技術者』(多久和俊明)    155-158

James O’Brien, The Scientific Sherlock Holmes: Cracking the Case with Science & Forensics(北村紗衣)       158-159

塚田秀雄訳著『カール・フォン・リンネの地域誌―『スコーネ旅行』に描かれた自然・経済・文化』(矢島道子)159-160

小林学『19 世紀における高圧蒸気原動機の発展に関する研究―水蒸気と鋼の時代』(初山高仁) 160-162

ルドルフ・クラウジウス『エントロピーの起源としての力学的熱理論̶クラウジウス熱理論論文集』(稲葉肇) 162-163

Michel Janssen and Christoph Lehner, eds.,The Cambridge Companion to Einstein (板垣良一)    163-165

Loren Graham, Lonely Ideas: Can Russia Compete?(市川浩)    165-168

ニコラ・テスラ(宮本寿代訳)『ニコラ・テスラ 秘密の告白―世界システム=私の履歴書 フリーエネルギー=真空中の宇宙』(中尾麻伊香)  168- 169

Peter Pesic, Music and the Making of Modern Science  (森幸也)    169-171

科学史研究 第III期 第53巻No.271 2014年10月号の目次

特集 科学史技術史の現在・過去・未来(III)

梶雅範  大学の組織論から見た教養教育の位置づけ : 東京工業大学の歴史から考える 275-280
塚原東吾 「科学と帝国主義」研究のフロンティア、ネットワーク・ハイブリッド・連続性などの諸コンセプトについてのノート 281-292
廣川 和花  医学史・日本史・アーカイブスのあいだで 293-295
矢野道雄 わたしの科学史研究(My Approach to the History of Science)  297-303
山崎 正勝 冷戦と科学史研究 (特集 科学史技術史の現在・過去・未来(3)) 305-310

科学史入門  
石橋 悠人 科学史入門 経度の測定とイギリス帝国 311-315

エッセー・レビュー
石垣 勝 3.11後の原子力の社会史と冷戦史研究のゆくえ : 『原子力と冷戦 日本とアジアの原発導入』を読んで[加藤哲郎・井川充雄(編)『原子力と冷戦 日本とアジアの原発導入』]317-321 317-321

アゴラ
有賀暢迪 自然科学系アーカイブズ合同研究会参加の記 323-324
矢島道子・山田俊弘・青木滋之 2013年地球惑星科学連合大会における科学論セッション 324-328

書評・紹介
徐澤林、周暢、夏青『建部賢弘的数学思想』  (小林龍彦) 329-332
榎本恵美子『天才カルダーノの肖像―ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』(三浦伸夫) 332- 333
ジェイムズ・ロジャー・フレミング(鬼澤忍訳)『気象を操作したいと願った人間の歴史』(有賀暢迪)  333-335
管豊『「新しい野の学問の時代へ」知識生産と社会実践をつなぐため』 (横田陽子) 335-336
リヒャエル・デデキント(渕野昌訳・解説)『数とは何かそして何であるべきか』(中根美知代)336-337
後藤秀機『天才と異才の日本科学史 : 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』(矢島道子) 337-339
八木聖弥『近代京都の施薬院』 (木下知威)339-341
トマス・ディクソン(中村圭志訳)『科学と宗教』(下野葉月)341-342
マーティン・J・S・ラドウィック, (菅谷 暁・風間 敏訳) 『化石の意味―― 古生物学史挿話』(松永俊男)342-343
冨田信之『ロシア宇宙開発史 : 気球からヴォストークまで』  (梶雅範)343-346
鈴木則子『江戸の流行り病―麻疹騒動はなぜ起こったのか』(内野花)346-347
平岡隆二『南蛮系宇宙論の原典的研究』(伊東俊太郎)347-348
初山高仁『鉄の科学史 : 科学と産業のあゆみ』  (木場篤彦)348-350
Gabrielle Hecht, Being Nuclear: Africans and the Global Uranium Trade (木村謙仁)350-351
信太克規、志佐喜栄『志田林三郎傳 日本電気工学の祖』(前島正裕)351-352
西條敏美『知っていますか? 西洋科学者ゆかりの地 IN JAPAN』  (石山洋)352-354
片桐一男『蘭学家老・鷹見泉石の来翰を読む(蘭学篇)』  (石山洋)354-357
中村禎里『生命観の日本史 : 古代・中世篇』  (金山浩司)357-361
任正爀(イム・ジョンヒョク)『エピソードと遺跡をめぐる朝鮮科学史』 (金成根) 361-362
山崎正勝『日本の核開発: 1939~1955―原爆から原子力へ』(岡本拓司)362-363
John Bender and Michael Marrinan, The Culture of Diagram (松井裕美)363-365

学会消息 
第8回 科学史学会学会賞の報告  367-371
寄贈図書 372-373

科学史研究 第III期 第53巻No.269 2014年4月号の目次

板倉聖宣『科学史研究』第III期刊行に当たって 1-2

特集 科学史技術史の現在・過去・未来(I)
伊勢田哲治 科学哲学から見た科学史、技術史 5-6
伊東憲二 日本における科学史の社会的基盤と社会的インパクト 7-13
岡本 拓司   科学とは何か : 教室での経験から  15-21
菊池 好行  科学史というディシプリン? 23-25
鈴木 晃仁 医学史の過去・現在・未来  27-35
橋本 毅彦  技術と標準 : 航空機をめぐる技術システムと基準・規約の体系   37-45
見上公一 「分野」という社会的構築:分野共生への期待 47-48

論文
和田 正法 工部大学校土木科の実地教育 : 石橋絢彦の回想録から 49-66
北林 雅洋 戸坂潤が「生産を目標とする科学」において試みたこと : 「物の生産」に基礎を置く科学観の徹底  67-83
小林 博行 『関訂書』に見られる明代後期の中国・回回暦法研究について  85-98

研究ノート
諫早 庸一 科学史とグローバル・ヒストリー : 時空間と科学を再考するための問題提起として  99-105

シンポジウム
兵藤友博、佐野正博、横田陽子、田中三彦、木本忠昭 公開シンポジウム報告 原子力発電の社会的普及プロセスの歴史的検討 107-110

アゴラ
長田 敏明 アゴラ 台湾における公立地質調査機関の地学研究  111-116

紹介
西条敏美『知っていますか? 西洋科学者ゆかりの地 IN JAPAN PARTI 新しい世界を開いた西洋科学者』(矢島道子)
Ann Blair, Too Much to Know: Managing Scholarly Information before the Modern Age(川崎瑛子)118-120
京都橘大学女性歴史文化研究所編『医療の社会史――生・老・病・死』(藤本大士)120-121

科学史研究2014年4月号の刊行

『科学史研究』第3期第1号となる2014年4月号が刊行となりました。
会員の皆様には、年総会の案内が入った『科学史通信』とともに、近々発送いたします。

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以下、会員外の方向け市販ページをご紹介します

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