2017年8月26日 科学史学校のご案内

次回科学史学校は、昨年日本科学史学会学術奨励賞を受賞された、宮川卓也会員の講演になります。科学史学会会員以外の聴講も可能です。多数のご参加をお待ちしております。

2017年8月26日(土)14:00~16:00
講師: 宮川 卓也 会員(日本学術振興会特別研究員)
演題「植民地朝鮮における水害研究」
会場:日本大学理工学部駿河台校舎5号館2階524教室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)
概要:20世紀初頭に帝国日本の植民地とされた朝鮮は、内地と同じく、毎年水災による被害に悩まされていた。朝鮮総督府は災害対策として河川調査や土木事業を行ったが、それらはどのように進められたのかについて植民地科学の観点から考察する。同時に、植民地の災害にはどのような特徴があったのか、なぜ朝鮮総督府は災害研究を進めねばならなかったのかなどの問題について考えることで、近代以降の自然災害のもつ特質について論じる。

若手研究発表会・科学史授業セミナー (日本科学史学会・化学史学会共催)

※『科学史通信』430号に掲載された内容を転載いたします。
後日詳細なプログラム・申し込み方法等を更新いたします。

日時:10月8日(日)10時~16時45分
場所:東京外国語大学本郷サテライト
(東京メト ロ「本郷三丁目」駅下車、2番出口から徒歩3 分、JR「お茶の水」駅下車、お茶の水橋口か ら徒歩7分)

※当日は日曜日のため建物が施錠されています。 事前に申込された方に入館方法をお知らせいた します。後日、日本科学史学会および化学史学会のホームページに申込方法を掲載いたします。 必ず事前にお申し込みください。

プログラム(詳細は後日発表します)
10:00-12:10 若手研究発表会 発表者:工藤璃輝、山口まり
(昼休みに懇談会)
13:15-16:45 科学史授業セミナー 発表者:斎藤憲、田中浩朗

日本科学史学会、化学史学会の会員は無料。非会員は午前・ 午後それぞれ資料代500円

午前は博士論文準備中の若手研究者が研究テ ーマとその周辺について通常の学会発表よりも 長い時間をとって発表します。午後は実際に大学でおこなっている科学史の授業を、通常の倍速で解説します。半日で4コマ分の授業のエッ センスが分かる企画です。  昼休みの懇談会では、日本科学史学会の全体委員から学会の現状について説明し、会員から の意見・要望を伺います。

国立情報学研究所電子図書館(NII-ELS)事業終了にともなう本学会の対応について

国立情報学研究所電子図書館(NII-ELS)事業終了にともなう本学会の対応について

2016年度末をもって国立情報学研究所の電子図書館(NII-ELS)事業が終了したことにともない、現在、CiNii Articles(http://ci.nii.ac.jp/)では、『科学史研究』『Historia Scientiarum』の論文タイトルの検索はできますが、本文の閲覧ができない状態にあります(図書館等で紙媒体の雑誌を閲覧することは可能です)。皆様にはご不便をお掛けいたしますが、今年中をめどに会員限定の補完的な閲覧サービスを開始すべく対応を協議しておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。詳細については、準備が整い次第、あらためてお知らせいたします。

2017年6月25日 日本科学史学会

 

2017年6月24日科学史学校のご案内

日時:2017年6月24日(土)14:00~16:00
場所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室
講師:矢島 道子 (早稲田大学)
タイトル: 「ナウマン研究から見えてきたこと」

<概要>
エドムント・ナウマン(Edmund Naumann, 1854-1927)は明治8年、お雇い外国人教師としてドイツより来日し、10年間滞日した。東京大学の初代地質学教授であり、地質調査所を創設し、日本の予察地質図を作成し世界に公表した。日本の地質学の父である。しかしながら、ナウマンの業績は時に地に落ち、時に褒めたたえられてきた。なぜだろうか。調査の結果得られた新しい事実もふくめて、ナウマンの毀誉褒貶に日本に地質学の歩みを見ていきたい。

記録:新会長挨拶

香川大学にて行われました第64回日本科学史総会にて、会長・役員選挙の結果が承認されました。承認後斎藤憲新会長より挨拶をいただきました。その書き起こし内容を斎藤新会長よりいただきましたので、ここに掲載します。

(以下、斎藤新会長より)
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2017年度年会・第64回総会は終了しました。

香川大学にて行われました、日本科学史学会2017年度年会・第64回総会は無事終了いたしました。当日は155名の参加者、94名の懇親会参加者がありました。ご参加いただいた皆様にお礼を申し上げます。

なお、来年度の年総会は東京理科大学・葛飾キャンパスにて開催の予定です。

2017年総会 プログラムの更新

香川大学で開催される年総会のプログラムで、『科学史通信』発行後変更がありましたので、
こちらに最新のプログラムを掲載いたします。

記念講演の演者である何森健先生は、希少糖の研究で非常に有名な方で希少糖普及協会顧問、国際希少糖学会理事長をされています。

プログラムはこちら