日本科学史学会からのお知らせ

注目

●会員向け『科学史研究』『科学史通信』等刊行物の郵送につきまして

昨今の郵送費高騰に伴い、財政負担の少ない方法を選択しながら発送しております。併せて配達日数も増加しており、会員の皆様が感じておられる以上に時間がかかることがありますのでご承知おきください。

2024年度「科学史学校」も、引き続きオンラインにて開催します。

2024年度(第37期)科学史学校のご案内

『科学史事典』(丸善出版)を発売中です。

丸善出版へのリンク

科学史と科学教育の研究会

多久和俊明会員より科学史と科学教育の研究会についての連絡をいただきましたので、掲載いたします。

(以下ではメールアドレスにある@は「アット」に代えてあります。)

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●10月~11月の研究会・コロキウム・談話室・講演会

※  ここに記した会は,参加費0円です。

11月3日(日)  8:50~12:00ごろまで 

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。

 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。

  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。

※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

○10月6日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)          

・須崎正美 :「『空爆と原爆』「第1部」」

・兼子美奈子:「岩波の『たのしい科学教育映画シリーズ』VOLⅡ(科学篇(2))Ⅱー6 アルカリ金属」と「関連するマーセットの翻訳から」

・佐藤正助 :「井藤伸比古氏の『ものとその所有』を読んで,私のコモンズ論との関連での感想」                     

・多久和俊明:平林浩著「火曜研究会の記録」「板倉の科学とヒューマニズム,科学史と倫理学」

  今月は4人の発表でしたが,どれも深いところの根底ではどこかがつながっていたり,関係していることが共有され,いつもながら有意義な話し合いができました。互いの研究からたくさんのことが学べ,意見が交換できたように思います。今後さらに問題・課題にせまることができるように思います。質問や意見が多く出て,今後も継続的に議論をしていきたいと思います。科学的に考えて,科学的に研究し,何でも話し合うことの大切さがわかると思いました。

  参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者12名

●  さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

10月22日(火)夜7時~9時 (※第4週火曜日)   参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

                                       

● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

10月19日(土)13:00~ 17:00  (仮説社とZOOM併用でやっています。)時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。気楽に参加下さい。参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

科学技術社会論学会シンポジウムのお知らせ

この度科学技術社会論学会のシンポジウム「ジェンダード・イノベーション:研究開発における社会的公正の可能性と課題」の後援をすることになりましたので、お知らせいたします。

https://jssts.jp/event-news/3110

以下、開催概要を転載します。

  • 開催日時:2024年9月28日(土)13:00–16:45
  • 開催場所:国際基督教大学 東ヶ崎潔記念ダイアログハウス 国際会議室 トロイヤー記念アーツ・サイエンス館(場所を変更しました。リンク先地図の18番建物の2階です)
  • 参加費:無料(科学技術社会論学会の非会員の方も無料でご参加いただけます)
  • 定 員:会場110名、オンライン500名
  • 参加資格:どなたでもご参加いただけます。科学技術社会論学会の会員である必要はありません。
  • 参加申込:いずれの参加方法(現地参加/オンライン)を希望される場合にも、下記のアドレスから事前に参加登録してください。
    • https://jssts.disaster-education.info
    • ※現地参加の事前登録は9月25日(水)まで受け付けます。それ以降は、座席に余裕があることが見込まれる場合は、当日会場での参加登録を受け付けます。当日の受付を行うか否かは上記のWebsiteに9月26日(木)に掲載いたします。
    • ※オンラインの参加登録は同時接続上限に達しない限りは、シンポジウム終了時刻まで受け付けます。オンライン参加希望の方には、ご登録いただいたメールアドレス宛にZoomリンクが記載されたページのアドレスをお送りします。
  • 問い合わせ先:2024年度科学技術社会論学会シンポジウム事務局

第28回科学史西日本研究大会の案内と発表募集

例年恒例の科学史西日本研究大会を、今年度は日本科学史学会阪神支部が主となり、同学会京都支部・中国支部・四国支部との共催で行います。
会場は関西大学千里山キャンパス第3学舎(対面のみ)となります。
また、以下の通り、発表を募集しますので、どうぞふるってお申し込みください。
発表申込締め切りは【11月3日(日)】となります。

日時 2024年12月7日(土)
時間 10時-17時(予定,発表件数で変更あり)
場所 関西大学千里山キャンパス第3学舎4号館(D棟)
阪急関大前駅北口前エスカレーターを上がってすぐ
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/about/campus/#senriyama
参加費 無料
報告時間は30分程度(発表件数による)
途中、リペクトフル・ビヘイビア・ポリシーに関する意見交換会を行う予定です。また終了後、近くで懇親会を予定しています。

発表申込締切 11月3日(日)必着*
申し込み先(下記のフォームにご記入・ご送信下さい)

https://forms.gle/eYnP49boLHy7tvcU6

第28回科学史西日本研究大会実施担当:
杉本舞(関西大学)msgmt@kansai-u.ac.jp
武田裕紀(追手門学院大学)

科学史通信458号(7月27日発行)の内容訂正

7月27日に発行されました科学史通信458号の内容に誤りがありました。

p.4の「次回年総会開催校について」では「開催日が5月25・26日」とありますが、これは「5月24・25日」の誤りでした。
まことに申し訳ありませんでした。2025年の総会開催日は「5月24・25日」と訂正させていただきます。

科学史と科学教育の研究会

多久和俊明会員より科学史と科学教育の研究会についての連絡をいただきましたので、掲載いたします。

(以下ではメールアドレスにある@は「アット」に代えてあります。)

● 科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●9月~10月の研究会・コロキウム・談話室・講演会

※  ここに記した会は,参加費0円です。

10月6日(日)  8:50~12:00ごろまで 

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。

 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。

  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。

※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

○9月1日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)          

・吉岡有文:「1950〜1960年代の日本のテレビ番組『たのしい科学』

                  ──科学の学習におけるドキュメンタリー映画の意義」

・多久和俊明、上田英良:「丙午迷信と科学教育・科学的認識の根本問題」

・佐藤正助:「日本人と神風特攻隊」                     

・井藤伸比古:『ものとその所有 子どもと学ぶ近代の所有権』から「コモンズと所有権の未来」

・兼子美奈子:「キリスト教証験論についての対話」

  今月は5人の発表でしたが,異常な夏の暑さの中での研究成果について,とても有意義な話し合いができました。互いの研究からたくさんのことが学べ,意見が交換できたように思います。今後さらに問題・課題にせまることができるように思います。質問や意見が多く出て,一部十分時間が確保できず申し訳ありませんでした。

  参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。参加者15名

●  さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

9月26日(木)夜7時~9時 (※ 多久和の都合がつかないので,第4火曜日ではありません。ご了承ください。)    参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

                                       

● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

9月21日(土)13:00~ 17:00 (※ 多久和の都合で,当日にかぎりZOOM開催のみです)

(仮説社とZOOM併用でやっています。)時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。気楽に参加下さい。参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

2024年10月26日(土)午後2-4時「科学史学校」のご案内

2024年度(第37期)「科学史学校」も引き続きZoom のオンライン開催となります。事前申込(無料)で、会員以外のどなたでも参加可能です。Google フォームから参加申込みをしていただくと、前々日にメールでZoom のミーティングID とパスコードが送られてきます。開催時間は午後2時~4時です。

◆2024年10月の科学史学校の参加申し込みリンクは以下となります。10月24日(木)正午12時までにお申し込みください。

https://forms.gle/6ngFXheA7dooozS66

2024年10月26日(土)午後2-4時
月澤美代子 会員
「『ツベルクリン騒動―明治日本の医と情報―』とその後」
1890年8月、ロベルト・コッホは結核の新しい治療薬発見の示唆をした。11月、人体にも有効という論文が発表されると、ベルリンに世界中から結核患者が押し寄せた。世にいうツベルクリン騒動である。ベルリンから遠く離れた極東の島国、生まれたばかりの帝国日本は、この新薬の情報を、いつ、どのような手段で受け取り、どのように受け止めて対処したのか。当時、まだドイツ語論文に直接アクセスしにくかった日本の開業医、さらには一般民衆への情報の伝達・普及・切り分けに焦点をあてて分析した本書の内容のアウトラインと、その後の展開を紹介したい。

2025年度 国際科学史学会(ニュージーランド)のご案内

2025年6月末から開催される国際科学史学会大会についての連絡がありましたので、掲載いたします。

2025年度ダニーデン(ニュージーランド)での国際科学史学会の参加登録が開始しています。
https://www.ichst2025.org/registration

大会は下記のスケジュールで行われる予定です。

単独論文提案の提出締切日 2024年12月1日
シンポジウム内の論文アブストラクト提出締切日 2024年12月1日
単独論文の決定発表 2025年1月31日
早期参加登録締切 2025年4月3日
プログラムのオンライン公開 2025年5月1日
登録最終締め切り 2025年5月1日
大会開幕  2025年6月29日

徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部2024年合同発表会・年総会のお知らせ

四国支部より年総会の案内がありましたので、お知らせいたします。

徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部
2024年合同発表会・年総会

日 時 2024年8月24日(土)13:30〜16:30
会 場 北8号館812講義室
開催方法:対面
主 催 徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部
参加費 無料 

開場受付 13:00から
開会あいさつ13:30−13:35
第1部 合同発表会
 前半の部 13:35−14:50
1.13:35−14:00
 有光 隆(愛媛)「講義「力学の歴史」におけるクイズの紹介」
2.14:00−14:25
 八耳 俊文(東京)「『舎密開宗』成立前の「舎密集成」について」
3.14:25−14:50
 西條 敏美(徳島)「地域の女医史を調査する意義」

休憩

 後半の部 15:10−16:00
4.15:10−15:35
 石田 純郎(中国労働衛生協会)「台湾・日本統治時代の医の記憶 -台北近郊の樂生
療養園を中心に」
5.15:35−16:00
 北林 雅洋(香川大学)「『翻刻 久米通賢史料集』の出版に向けて」

小休止

第2部 合同年総会 16:05〜16:30
閉会あいさつ
集合記念撮影
懇親会

問い合わせ先 三宅岳史(香川大学)
miyake.takeshiアットkagawa-u.ac.jp
(アットを@としてください)

2024年9月5日(木)の京都・阪神支部共催の例会のご案内

2024年度 日本科学史学会 阪神・京都支部共催研究会のご案内

以下のように今年度の研究会を開催しますので、どうぞよろしくご参集ください。

日時:9月5日(木)14:00-17:30(18:00頃から懇親会を予定)
場所:京都大学人文科学研究所本館1階セミナー室1

報告者と報告タイトル:
・秦皖梅(京都大学)「日本の学術雑誌に関する研究(仮題)」
・原田雅樹(関西学院大学)「非可換幾何学の源流ー量子力学と作用素環」

開催方法:対面・オンライン併用方式
※例会後に懇親会も予定していますので、対面でのご参加よろしくお願いいたします
※※京都支部・阪神支部関係者以外の方でオンライン参加希望の方は末尾の問合せ先までご連絡ください。なお、京都支部・阪神支部関係者の方々にはすでにオンライン参加情報を配信済みですので、ご連絡は必要ありません。

※会場の案内は以下となります。
京都大学人文科学研究所本館
https://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/access/access.html
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
京大農学部前の信号を南側に渡る(または百万遍交差点から東に向かい、最初の信号を右折)。北門をくぐって最初の右側の建物です。


瀬戸口 明久/SETOGUCHI Akihisa
京都大学人文科学研究所

問い合わせ先:
瀬戸口明久(京大人文研)setoguchi.akihisa.3n [at] kyoto-u.ac.jp
小長谷大介(龍谷大学)dkonagaya [at] gmail.com