若手研究者助成金応募申請(学生会員)のご案内

                    日本科学史学会 若手研究者助成委員会
                               2024年1月26日

 2020~2022年度の「コロナ禍と科学史学会若手振興財源強化のための寄付」(会長名で『科学史通信』No. 443, 449に掲載)の呼びかけに対して、会員から多額の寄付金を受けました。寄付をしてくださった会員の皆様にはあらためてお礼申し上げます。
 この度、本寄付金により「若手研究者助成金」を設立し、学生会員の研究活動の助成金として活用させていただくこととなりました。つきましては、学生会員の皆様には以下の要領にしたがい、ふるって若手研究者助成金にご申請くださいますようお願いいたします。なお、一人当たりの支給額は、原則、寄付金総額を助成対象者数で均等配分する予定です(支給額は1000円単位を基本とします)。また、助成対象者は学会ウェブサイトおよび科学史通信にてご氏名を掲載いたします。

1.申請資格:本学会の学生会員であり、2023年度までの会費を納入済みであること。
2.申請期間:2024年1月26日(金)~2月26日(月)
3.申請書:申請フォーム(申請フォームをクリックしてダウンロード)       
4.申請先:学会ホームページに案内のあるGoogleフォーム(以下のURL)※【注意】      

        https://forms.gle/3rGDafZ8wTyRBBYH8

※【注意】このGoogleフォームはファイルをアップロードする項目があるため、当該GoogleフォームにアクセスするためにGoogleへのログインを求められます。Googleアカウントをお持ちでない方は下記のメールアドレスに申請書を添えて送信してください。よろしくお願いいたします。

 若手研究者助成金応募申請のためのメールアドレス:wakatejoseisinsei@gmail.com

なお、若手研究者助成金応募申請(学生会員)に関する問い合わせについても上記メールアドレスにて受け付けます。

軍事技術史研究会のメンバーシップ型のオンライン研究会への移行について

 これまでオープンなオンライン研究会として軍事技術史研究会を合計11回開催してきましたが、その運営をめぐっていくつかの課題が生じたため、従来の形態の研究会は閉会し、今後はメンバーシップ型のオンライン研究会に移行することを決めました。研究会の概要は下記の通りとし、参加をご希望の方はご連絡を頂けますようお願いいたします。

・研究会の目的
 軍事技術史研究会は、戦争や軍事に対する批判的立場から、軍事技術史・軍事技術論の論点を議論することを目的とします。
・研究会の形態
 軍事技術史研究会は、オープンなオンライン研究会としては閉会し、緩やかなメンバーシップ型のオンライン研究会として再開します。つまり、本研究会は、取り扱うテーマもふまえながら、世話人・参加者による推薦及び確認によって参加者を構成する私的な研究会としたいと思います。参加をご希望の方は、名前、所属、専門分野、関心事項などを記載してご連絡頂けますようお願いします。
・参加にあたっての注意事項
 研究会では、公表前の生成過程の研究内容も議論され、資料もオンラインで提供することから、無断で資料や議論内容を第三者に提供しないようにご注意ください。
・世話人
 木本忠昭、奥山修平、河村豊、岡田大士、山崎文徳
・お問い合わせ先
 山崎文徳(立命館大学)yama2012(後ろに @fc.ritsumei.ac.jp をつけてください)

2024年2月1日第6回和文誌編集委員会開催予定

2023年12月7日に第5回和文誌編集委員会を開催しました。

『科学史研究』308号(2024年1月号)は校了し、1月28日に予定通り刊行します。

次の編集委員会は2024年2月1日を予定しています。急なお知らせで申し訳ありません。会員のみなさまからの積極的な投稿をお待ちしています。

2024年2月3日(土) 第125回 東海支部例会のご案内

日時 :2024 年2月3日(土) 13:00 ~ 17:00

場所 :労働会館

発表者・内容

  1. 古橋直樹氏「山田信也の社会医学をめぐる幾つかの謎」
    ※今回は、どなたでも、発表したいことがあれば資料を持参して発表するというスタイルをとりたいと思います。古橋氏にはメインの発表ということでご了解をいただいております。
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2023年10月7日(土) 第124回 東海支部例会報告

日時 :2023年10月7日(土) 13:30~17:00

場所 :労働会館 本館

発表者・内容

◎「東海の科学史  15号」合評会(2)

  1) 高山   進氏「気候危機打開、地域からの筋道を考える~森を開く巨大エネ開発にどう向き合うか~」
  2) 保坂秀正氏「「円周率π」と「数π」―数学教育での扱いをめぐって」
  3) 溝口   元氏「「奇跡の魚」クニマスの再発見をめぐる科学史・科学論」
  4) 奥田謙造氏「現代 AI 理論とアイザック・ニュートン思想」
  5) 財部香枝氏「広島市江波山気象館所蔵『気象要略書』について」

参加者12

連絡先 :名古屋市天白区植田西2丁目220  菊谷秀臣  TEL:090-7306-2518

2024年2月24日(土)午後2-4時「科学史学校」のご案内

2023年度(第36期) 「科学史学校」も引き続きZoomのオンライン開催で、事前申込(無料)、会員以外のどなたでもご参加可能です。Googleフォームから参加申し込みをしていただくと、前々日にメールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。

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◆2024年2月の科学史学校の参加申し込みリンクは以下となります。2月22日(木)正午12時までにお申し込みください。

https://forms.gle/RBtKE6ZCNL2TLdQd8

2024年2月24日(土)午後2-4時
中尾 暁 会員 (東京大学大学院)
「メンデル遺伝学はいかにして誕生したか」
20世紀初頭に確立されたメンデル遺伝学は、遺伝の問題を発生の問題
題から切り離して捉えるなど、さまざまな点で新しい遺伝観の上に成り立っていた。遺伝に関する新しい見方はどのようにして形成されたのだろうか。本報告では、“メンデルの再発見”の解釈に関する論争を中心に、これまでの諸研究を紹介する。その上で、化学と生物学のあいだに概念や理論のアナロジーが成り立つという発想が重要な役割を果たしていたという、報告者の考えについても説明する。

2023年12月7日第5回和文誌編集委員会開催予定

2023年10月22日に第4回和文誌編集委員会を開催しました。

『科学史研究』308号(2024年1月号)の初校の校正作業中です。

次の編集委員会は2023年12月7日(木)を予定しています。急なお知らせで申し訳ありません。会員のみなさまからの積極的な投稿をお待ちしています。

「板倉科学史・科学教育研究会」の12月~2月案内等

多久和俊明会員より「板倉科学史・科学教育研究会」の案内をいただきましたので、以下に掲載いたします。メールアドレスにある「アット」は@に直してください。

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●12月~2月の研究会・コロキウム・談話室・講演会

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第27回科学史西日本研究大会プログラム(12/9)

第27回科学史西日本研究大会プログラムをお知らせいたします。

日時:2023年12月9日(土)13:00~16:30
会場:香川大学教育学部(香川県高松市幸町1-1)
   北8号館812講義室(キャンパス内マップ⑭の建物1階)
   https://www.ed.kagawa-u.ac.jp/access/campus_map.html
開催方法:対面  
主催:日本科学史学会四国支部・京都支部・阪神支部
参加費:無料
問合せ先:北林雅洋・香川大学(kitabayashi.masahiro@kagawa-u.ac.jp)

開会あいさつ 13:00-13:05
1.13:05-13:35
 石田純郎(中国労働衛生協会)「片山病(日本住血吸虫症)と穴の海(福山市)」
2.13:35-14:05
 関東晋慈(毎日新聞福山支局)「福島原発事故後の原子力政策転換プロセス:民主党政権下でのテクノクラシー批判に着目して」
3.14:05-14:35
 瀬戸口明久(京都大学)「虫を数える――集団を捉える技法」
  休憩:14:35-14:50(15分間)
4.14:50-15:20
 伊藤憲二(京都大学)「仁科芳雄と瀬戸内海:科学史と郷土史の接点を目指して」
5.15:20-15:50
 武田裕紀(追手門学院大学)「17世紀に無限を正当化する――パスカルの事例」
6.15:50-16:20
 三宅岳史(香川大学)「19世紀末の精神物理学をめぐる論争と心的エネルギー概念の展開」
閉会あいさつ・諸連絡 16:20-16:30

※閉会後に懇親会を予定しています:詳細は当日お知らせします

『科学史研究』執筆要領の改訂のお知らせ

2023年9月16日の和文誌編集委員会にて、『科学史研究』執筆要領の改訂を決定しました。引用スタイルのみの変更です。投稿規定には変更はありません。変更点は紫にて記載しています

 和文の論文の巻号の記載は第○巻第○号としていましたが、新執筆要領では○巻○号とします。詳細は、執筆要領をご確認ください。