日時 :2017年4月22日(土) 13:30~17:00
場所 :名古屋大学 経済学部4F 演習室3
発表内容: 東海支部の機関誌『東海の科学史』第12号の合評会
出席者:14名
◎ご連絡
(1)次回(7/8)例会の発表予定者
・兵藤友博氏 ・菊谷秀臣氏
(2)東海支部の機関紙『東海の科学史』第12号を刊行いたしました。
是非、ご一読下さい。
連絡先:名古屋市天白区植田西2丁目220 菊谷秀臣 TEL:052-803-7380
2017年度科学史学校のポスターができました。以下のリンクからダウンロードしてご利用ください。なお、印刷されたポスターを香川大学にて行われる科学史学会年総会にて配布いたします。
『科学史通信』の発送が連休明けになる可能性がありますので、会員の便宜を図るために年総会関連の部分(最終校正用)を掲載します。最終的に印刷されたものと変更が発生している場合もありますので、ご了承いただいた上で閲覧ください。
表記の「サイエンスカフェ科学技術史」を京都にて開催します。
これは、日本学術会議と日本科学史学会との共催による新企画です。
1.日 時: 平成 29 年 5月 20 日(土) 15:00-16:30 (予定)
2.場 所: キャンパスプラザ京都 6F ・第一講習室(共同サテライト/立命館大学)
〒600 -8216 京都市下区西洞院通塩小路る東町 939
公益財団法人 大学コンソーシアム京都 (アクセス: 京都市営地下鉄烏丸線・近鉄・JR 各線「京都駅」下車,徒歩 5分.)
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access
3.主催:日本科学史学会 普及委員会および日本学術会議 科学と社会委員会・科学力増進分科会
後援:京都市教育委員会
4.話題提供講師:伊藤和行(京都大学) (関連著書:『星界の報告』講談社学術文庫、2017、『ガリレオ―望遠鏡が発見した宇宙』中公新書、2013)
5.テーマ:「ガリレオ -『科学者』 の誕生-」
IUHPS木本忠昭会員より、以下の情報をいただきました。
第25回国際科学史技術史会議(リオデジャネイロ)の早期割引期限が延期されました。
The early registration deadline was extended until 30 April 2017. The early registration fee is BRL 704.00 (USD 220.00).
The late registration fee (from 1 May to 30 June 2017) is BRL 960.00 (USD 300.00).
Access the registration form and further information here.
なお、今後も諸種変更があるかも知れませんので、大会サイトを頻繁に参照されて下さい。また、ビザ申請手続きはくれぐれも早めにされて下さい。
塚原 東吾 先生(神戸大学)
「新しいシーボルト像―英雄史観、リロケーション、史料の活用法
<講演要旨>
本講演では、すでに人口に膾炙されているとも思われるシーボルトについて、科学史の面からの新しい見方を提示してゆくことにする。ここではいわゆる「科学史の英雄」としてのシーボルトという像がいまだに強く残りつつ崩壊していることや、近年、カピール・ラジらが提示する「リロケーション」(再配置・新解釈)によるシーボルトの科学的調査活動の再検討、そして史料の科学的・美学的・民俗学(マテリアル・カルチャー)などの領域で用いられる新たな分析手法などについて、最新の話題を紹介してゆきたい。
場所:日本大学理工学部駿河台校舎「1号館」7階171会議室
JR御茶ノ水駅より徒歩3分
(5号館とは校舎が異なりますのでご注意ください)
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html
直前で恐縮ですが、4月8日(土)の日本科学史学会京都支部例会をお知らせします。
報告者はスタンフォード大学のReviel Netz氏です。ご関心ある方はぜひご参加ください。
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【日本科学史学会京都支部例会のご案内】
日時:2017年4月8日(土)14時
会場:京都大学人文科学研究所本館330号室
会場については以下のURLもご参照ください。
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/zinbun/access/access.htm
報告者:Reviel Netz(Stanford University)
報告タイトル:Towards a Cultural Geography of the Classical Mediterranean
報告概要:
The talk considers the tendency of ancient Greek practices to cluster in certain spatial arrangements. Particular attention is paid to the canonization of Athenian culture, followed by the bi-polar arrangement of a Hellenistic Mediterranean culture structured between Athens (philosophy) and Alexandria (science and literature); and then tries to unpack the erosion of this duality in the Roman era. The goal is to account for the intellectual consequences of the spatial structures of culture: how does cultural geography account for the history of science?
斎藤憲さんより:
リヴィエル・ネッツ氏(スタンフォード大学教授)は,ケンブリッジ大学でギリシャ思想,科学史のジェフリー・ロイド教授のもとで執筆した学位論文に基づく,『ギリシャ数学における演繹の形成』(The Shaping of Deduction in Greek Mathematics)を1999年に出版して,一躍ギリシャ数学史研究で最も注目される研究者となりました.この本の中では,種々の文献で言及される数学者の数に基づいて,「古代ギリシャの数学者の数は年に1人くらい」という推定をおこなって,そのユニークな発想と議論は多くの研究者を感心させました.今回の講演は,その方向での研究発展の成果ということになり,大変楽しみです.
問い合わせ先:
瀬戸口明久(京大人文研)aseto [at] zinbun.kyoto-u.ac.jp
2016年4月から7月にかけて行った「科学史・技術史関連科目の開講状況に関する調査」につきまして、昨年12月の中間報告に引き続き、「中間報告・2」を作成いたしました。内容は、自由記述項目、および情報提供のあった授業リストとなります。開講科目調査のページからpdfファイルをご覧ください。
なお、調査結果全体に関する最終報告は、後日『科学史研究』に掲載する予定です。
●2017年7月、次回科学史国際会議はブラジル・リオデジャネイロにて開催予定です。
内容