2015年10月24日科学史学校のお知らせ

普及委員会では、下記の通り「科学史学校」を開催いたします。
前回と同じキャンパスですが、建物が異なりますので、ご確認の上お越しください。

10月24日(土) 日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室
小川眞里子(三重大学名誉教授)
「動物虐待防止法とイギリスの生理学」
事前申し込み不要・参加費無料・自由参加

<講演要旨>
1870年代は微生物学研究の重要な時期であるが、その頃からイギリスでは動物を使う実験の残虐性が問題になってきていて、生物学者が十分な対応がとれないままに1876年に動物虐待防止法が制定されてしまった。動物愛護派と科学者側の法律制定までの攻防とその後の影響を明らかにする中でイギリス生理学の再興を考える。

8月24日科学史学校開催報告

科学史学校28期第3回

先日日本大学理工学部にて、第28期第3回科学史学校の講演が行われました。三重大学の和田正法さんに「工部大学校と日本の工学形成」と題するご講演をしていただきました。当日は20名を超す参加者がありました。次回は10月24日(土)小川眞里子会員による講演「動物虐待防止法とイギリスの生理学」の予定です。

2015年8月22日 科学史学校のご案内

本年度の第28期第3回科学史学校講演(今回は通常通り東京・御茶ノ水の日大・理工で開催)をお知らせいたします。今回は、和田正法さんに「工部大学校と日本の工学形成」と題するご講演をしていただきます。是非、ご参加下さい。

講師: 和田正法(三重大学)
題目: 「工部大学校と日本の工学形成」
日時: 2015年8月22日(土) 14:00~16:00 (13:30開場)
会場: 日本大学理工学部駿河台校舎5号館2階524会議室
( http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/google.html )
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10月25日 第4回科学史学校のお知らせ

本年度の第27期第4回科学史学校のご講演をお知らせいたします。

今回は、木場篤彦さんに「『満州』の重工業化-本渓湖煤鉄公司の形成」と題する講演をしていただきます。
是非、ご参加ください。

講 師:木場篤彦(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)
テーマ:「『満州』の重工業化-本渓湖煤鉄公司の形成」
日 時:2014年10月25日(土) 14:00~16:00(13:30開場)
会 場:日本大学理工学部 1号館7階 171会議室
( http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/google.html )

講演概要: 続きを読む

第27期第1回科学史学校「19世紀における静電・電磁誘導現象の理論化」

第27期第1回 科学史学校を開催します。

講   師:夏目賢一(金沢工業大学)
テーマ:「19世紀における静電・電磁誘導現象の理論化―その説明と表現への模索」
日   時:2014年4月26日(土) 14:00~16:00 (13:30開場)
会   場:日本大学理工学部 1号館7階 171教室

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2014年度「科学史学校」のご案内

「科学史学校」のページに2014年度スケジュールを公開いたしました。

新年度第1回目は4月26日(土) 夏目賢一さん(金沢工業大学)
「19世紀における静電・電磁誘導現象の理論化―その説明と表現への模索―」
です。

皆様のご参加をお待ちしております。

10月26日科学史学校「古代ギリシアの学問論」開催

今回の科学史学校では、科学史通史を聴く機会として、和泉ちえ氏に講師をお願いしました。「自然」を対象にした学問のそもそものはじまりについてお話していただきます。是非、ご参加ください。
会場:日本大学理工学部1号館7階171教室(御茶ノ水駅より5分)
日時:2013年10月26日(土) 14:00~16:00 (13:30開場)
講師:和泉ちえ氏(千葉大学)「古代ギリシアの学問論」
概要: 学問の対象として「自然」を据える学知の枠組は、古代ギリシア世界において、どのような文脈の中で生成し爾後の多様な展開を辿ったのか。その具体的内実を、文献学的論拠と共に再考し、今日我々が安易に「自然科学」の名の下に理解する学的営為の端緒の姿を、当時の地中海世界における文化交流、学問方法論諸潮流の相克、総合知のあり方との関連等々の観点を踏まえ、通説的理解の根底を洗い直すために必要な諸論点・論拠を最提示する。

(重要)8月24日科学史学校の会場変更のお知らせ

2013年8月24日の科学史学校を以下のように開催いたします。
会場が変更になっておりますので、お間違いのないようにお願いします。

テーマ
「戦後アメリカの科学研究体制の確立―基礎研究と原子力研究における軍の巻き返し」
講師:栗原岳史氏(東京工業大学)
時間:14:00(13:30開場)~16:00
会場:日本大学理工学部駿河台校舎9号館 2階 921号室
前回とは建物が違いますので地図でご確認ください。
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/google.html

概要:
第二次世界大戦期の米国では軍と科学者が協力してレーダーや原子爆弾を開発する体制がつくられたが、終戦後、この体制は一旦解消されたかに見えた。しかし、軍が中心となって「巻き返し」を行ったことで、冷戦期の米国に特徴的な軍と科学者が協力して軍事研究を行う科学研究体制がつくられた。その過程を検討します。