多久和俊明会員より「板倉科学史・科学教育研究会」の案内をいただきましたので、以下に掲載いたします。メールアドレスにある「アット」は@に直してください。
● 科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして
多久和俊明
●12月~2月の研究会・コロキウム・談話室・講演会
続きを読む多久和俊明会員より「板倉科学史・科学教育研究会」の案内をいただきましたので、以下に掲載いたします。メールアドレスにある「アット」は@に直してください。
● 科学史と科学教育の研究会
自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして
多久和俊明
●12月~2月の研究会・コロキウム・談話室・講演会
続きを読む開催日:2023年9月29日 online
主催者 IUHPST/DHST(国際科学史技術史会議)
シンポ:DHST Global History of Science and Technology Festival 2023
The Future of History of Science and Technology / History of Science and Technology for the Future
・・・The program features 56 speakers based on 37 countries from around the world. It will be a unique opportunity for all of us to listen to a multitude of voices offering perspectives on the central theme of “The Future of History of Science and Technology / History of Science and Technology for the Future.”
プログラムは、DHST Global History of Science and Technology Festival 2023 – Sciencesconf.org
Online 開催です。登録すれば誰でも参加できます。無料。https://events.zoom.us/ev/AjTIVIBMjUNuKpmFyqBIc2t6H_pG5Jou8iVed-L8RfVQrr9X7JWD~AuiCMOTGLU5jFpStc_-uC7Ut-C7c5r6lpUD7Y4taGorSZ98gRDLHWUXgMA
日本からは杉本舞氏が登壇します。また杉本さんの発表は、日本時間に換算すると、
14時40分から15時までになります。(司会 橋本毅彦氏) (木本記)
2023 年 11 月 25 日(土) 13:30–15:00
斎藤憲「日本科学史学会編『科学史事典』について」
エジプトから原子力・遺伝工学まで。
科学の歴史を見わたす一冊を、編者と読み解きます。
2024 年 1 月 27 日(土) 13:30–15:00
株本訓久「日本のガリレオ・岩橋善兵衛の望遠鏡」
2024 年 3 月 9 日(土) 13:30–15:00
古川安「津田梅子という生き方——科学史とジェンダーの視点から——」
会場:国立科学博物館 上野本館 日本館2階講堂
定員:100名
主催:国立科学博物館
共催:日本科学史学会
参加費:無料。ただし入館料(一般・大学生630円、高校生以下・65歳以上無料)が必要です。
申込:申し込みは不要です。定員に達した場合は、ご参加をお断りいたします。
各回の詳細につきましては、国立科学博物館ホームページ・イベントカレンダー( https://www.kahaku.go.jp/event/index.php)から開催日をクリックしてご確認ください(通常、開催1か月前までに更新されます)。
なお、近日中に特設サイトを国立科学博物館ホームページ上にて設置予定です。
2023年度(第36期) 「科学史学校」も引き続きZoomのオンライン開催で、事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加可能です。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、前々日にメールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。
◆参加ご希望の方は、10月26日(木) 正午12:00までに下記にご記入の上、送信してください。https://forms.gle/V5oYoXo5RM4PAyhPA
2023年10月28日(土)午後2-4時
田中 一郎 会員 (金沢大学 名誉教授)
「ヴィヴィアーニ『ガリレオの生涯』を読む」
ヴィンチェンツォ・ヴィヴィアーニによって書かれたガリレオの伝記については、振子の等時性の発見へと導くことになったピサ大聖堂での出来事とピサの斜塔実験が繰り返し語られてきたが、その全文が翻訳されることも、そこに何が書かれているかに関心がもたれることもなかった。ウィッグ史観はあれほど批判されながらも、科学史の世界に生き続けているのであろうか。ヴィヴィアーニの記述を手がかりとして、あの時代に何が進行していたのかを再構成してみる。
今年は、4年ごとに開催される 科学史技術史国際会議(IUHPST/DHST)の中間年に当たりますが、9月に下記の国際会議が企画されています。各国から概ね一人のspeaker参加ですので、大々的にはオープンで準備されてきたわけではありませんが、ようやくプログラムができたようです。テーマは、「科学史技術の未来—未来のための科学史技術史」として、今後の科学史技術史の課題やあるべき姿などが討論されるものと見られる意欲的な大会です。Zoomですので、多くの方が参加されるよう、お誘いします。
日本からは、杉本舞氏が報告されます。
DHST Global History of Science and Technology Festival 2023
The Future of History of Science and Technology / History of Science and Technology for the Future
28-30 Sep 2023
プログラムは、https://dhst-festival.sciencesconf.org/resource/page/id/10 をご覧ください。(木本記)
●科学基礎論学会ー日本科学史学会ーHaPoC共同主催ワークショップのお知らせ
●2024年度「科学史学校」も、引き続きオンラインにて開催します。
●『科学史事典』(丸善出版)を発売中です。
2022年度(第35期) 「科学史学校」も、引き続きZoomのオンライン開催となります。前々日までの事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加いただけます。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、メールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。
◆10月の科学史学校の参加申し込みは以下となります。10月20日(木)午前10時までに送信してください。
https://forms.gle/ptjdaj3kjgvLoq776
2022年10月22日(土) 午後2-4時
菊池 好行 会員 (愛知県立大学)
「日本の科学、外国語学習と国際交流」
日本の科学が蘭学の一部として始まったことから明らかなように、日本科学史と外国語学習の歴史を切り離すことはできない。明治初期にお雇い外国人による講義、海外留学、外国語による論文執筆の必要性により重要度が一気に増大した科学者の外国語学習は、世紀転換期に日本が科学の国際会議に参入することによって新しい局面を迎えることとなる。本報告では日本の科学者と外国語学習との関係について20世紀初頭を中心に概説する。
● オンライン 板倉科学史・科学教育研究会
第5回 平林浩さんの会
「仮説実験授業60周年,いまだ未来の科学教育(続)『ひと』とたのしい授業も含めて」
多久和俊明・渡辺規夫・加藤浩幸
10月15日(土)13:00~ 17:00頃
講演とみなさんからの質問に答えていただきます。
ZOOMで実施します。
2022年度(第35期) 「科学史学校」も、引き続きZoomのオンライン開催となります。前々日までの事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加いただけます。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、メールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。
⭐︎8月の科学史学校の参加申し込みはこちら。
https://forms.gle/csKQYpLiqtzXfjRq5
8月25日(木)午前10時までに送信してください。
2022年8月27日(土) 午後2-4時
相馬 尚之 会員 (東京大学大学院)
「性の越境者たち―世紀転換期ドイツにおける性転換・両性具有の幻影」
20世紀初め、ドイツでは女性の権利や同性愛、異性装等を巡り既存の性規範が動揺していた。同時期にホルモン学者オイゲン・シュタイナッハは性転換の動物実験を行い、また生物学者エルンスト・ヘッケルは原始生物の雌雄同体から生物の本源的な両性具有を主張したことで、「自然科学的」に男女二元論に挑戦した。本講演では、世紀転換期ドイツにおける性言説から、ホルモン学・進化論・モダニズム文化の魔的な学際的邂逅を検討したい。
2022年度(第35期) 「科学史学校」も、引き続きZoomのオンライン開催となります。前々日までの事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加いただけます。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、メールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。
⭐︎6月の科学史学校の参加申し込みはこちら。6月23日(木)10:00までに送信してください。https://forms.gle/6LbuQrmxT3esDH7x9
2022年6月25日(土)午後2-4時
法貴 遊 会員 (京都大学)
「中世アラビア医学における眼病治療の実態とその理論的一貫性―カイロ・ゲニザ文書の観点から」
アラビア医学に関する先行研究は、ギリシア語文献の翻訳過程、またはアラビア語文献独自の理論的展開を主な対象とした。だが、医学文献の主な記述対象は普遍的な学知であり、個別事例は記述から排除される傾向があったため、実践面の研究は進展していない。ここで、11~13世紀のカイロ・ゲニザ文書が例外的に個別事例を記録している点で注目されている。本報告では、カイロ・ゲニザの眼科学文書を分析して、中世カイロの眼科医がどのような論理に則って治療を実践したのかを論じる。