日時 2022 年8月6日(土) PM 1:30 ~PM 5:00
場所 労働会館本館 小会議室
発表者
森口昌茂氏の論文2 題をはじめ、『東海の科学史』14 号の合評会(続き)
出席者 : 6名
連絡先:名古屋市天白区植田西2丁目220 菊谷秀臣 TEL:090-7306-2518
日時:2022年9月16日(金) 13:30~17:00
場所:追手門学院大学 総持寺キャンパス A361
会費:無料
【プログラム】
1.徳武太郎(京都大学):インド数学史における『トリシャティーバーシュヤ』の位置付け
司会:小長谷大介(龍谷大学)
発表内容:『トリシャティーバーシュヤ』は、サンスクリットの算術書『トリシャティー』(800年頃)に対する著者未詳の注釈である。本報告では、同注釈の年代や数学的特徴に関してこれまでの研究から明らかになったことを報告し、そこから見えてくるインド数学史における『トリシャティーバーシュヤ』の位置付けについて検討する。
2.田中祐理子(神戸大学):ガストン・バシュラールにとっての「科学」
司会:武田裕紀(追手門学院大学)
発表内容:本報告では、バシュラールの科学哲学の独自性について、同時代の自然科学研究の動向と照らし合わせながら探ることを試みる。バシュラールと並び20世紀フランスの史的科学認識論研究の基盤を作ったジョルジュ・カンギレムのバシュラール論を手がかりとしつつ、現在からの「バシュラール再考」に取り組みたい。
3.その他
【コロナ対応について】
現状のコロナ対応レベルの場合、入構にあたって事前登録などは必要ありません。ただし、主催団体の責任において、感染予防を徹底することが求められています。建物内ではマスク着用、消毒液による手洗いの徹底をお願いいたします。
コロナ対応レベルに変更があった場合は、開催方法に変更が生じる可能性があります。
なお、感染者数の増減にかかわらず、懇親会は予定しておりません。
【アクセス】
JR総持寺からは徒歩で約10分、阪急総持寺からは20分弱かかります。阪急利用ならば、天候次第で茨木市駅からバスの方がよいかもしれません。構内に駐車場はありません(工事中につき使用不可)が、キャンパスのすぐ前にイオンがあり、90分無料、1000円の買い物で150分無料です。30分超過するごとに100円かかります。
総持寺キャンパスには、校舎は一棟しかありません。
2022年度生物学史分科会「夏の学校」のプログラムが決定しました。
日時:2022年8月26日(金)10:00~18:00
場所:東京大学駒場キャンパス16号館119・129教室/オンライン(Zoom)
※コロナの状況によってオンラインになる可能性があります。
詳細・参加登録はこちらhttps://forms.gle/7MzXCTgNJGeKAVkL6
プログラム:
続きを読むたまたコロナが大変なようですが、国会議事堂見学を企画しました。
日本科学史学会関東支部(後援:江戸学懇話会)では、
2022年1月に見学会を催しましたが、コロナ禍で中止しました。再度、国会議事堂の建
物を造っている石を中心の見学会を催します。今回の見学会は参加申し込み制(先着20
名)と致します。
参加ご希望の方は、氏名・緊急連絡先を入れて、矢島道子 e-mail : pxi02070@nifty.
comに申し込みをお願いします。どうぞお早めにお申し込みください。
【集合日時】 2022年8月20日(土)13:30
【集合場所】 衆議院面会受付所(東京メトロ丸の内線 国会議事堂前駅出口1
)
(注意1)
【コース】
14時 国会議事堂見学
15時45分 徒歩で、憲政会記念館(日本水準原点、桜の井)、日比谷公会堂をへて、有
楽町駅に向かう (当日の疲労度でコースを変更する可能性は高いです)
2022年度生物学史分科会「夏の学校」での発表者を募集いたします。
日時:2022年8月26日(金)
場所:東京大学駒場キャンパス16号館119・129教室/オンライン(Zoom)
発表区分:①テーマ報告(テーマ:生物学史とジェンダー)、② 一般報告
お詫びとお願い:3月4日までに申し込んでいただいた方へ
Googleフォームにメールアドレス記載欄が作られておらず、ZoomURLをお送りできておりません。大変恐れ入りますが、再度Googleフォームへご記入くださいますよう、お願い申し上げます。
●日本科学史学会技術史分科会(科学論技術論研究会共催)のお知らせ
日時:2022年3月7日(月)12:30~17:00
会場:Zoomによるオンライン開催
テーマ:日米の科学技術政策(宇宙開発を中心に)
12:30-13:30 参加者の自己紹介と近況
13:30-14:30 報告①佐藤靖氏(新潟大学)「米航空宇宙局(NASA)の歴史 科学技術のマクロな変容」
※参考資料:佐藤靖(2019)『科学技術の現代史』中公新書
14:30-15:30 報告②加治木紳哉氏(同志社大学)「宇宙科学研究所の歴史 理学と工学の連携の系譜」
※参照資料は事前に下記からダウンロードしてください
http://doi.org/10.20637/JAXA-SP-19-004/0001
15:40-16:10 コメント:塩満典子氏、他(調整中)
16:10-17:00 議論
お問い合わせ:
山崎文徳(yama2012@fc.ritsumei.ac.jp)
岡田 大士(daishi@home.nifty.jp)
ZOOMの連絡をお送りしますので、googleフォームで事前登録をお願いします。
<参加確認フォーム>
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSczCp8MSjJkJ4eMx700IXgt581bUXzx2RbRHaPLHSm64r-Cjg/viewform?usp=sf_link
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住田朋久「歴史探究としてのマスク史――NHK Eテレ「歴史デリバリー」(2022年1月2日放送)の監修を務めて」 日時:2022/1/9(日)16:00〜18:30 開催方法:Zoomによるオンライン開催 どなたでもご参加いただけます。詳細はこちら↓
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/hisbio/meeting_j.htm
科学史学会東海支部は本年4月に機関誌『東海の科学史』第14号を刊行しました。今回は13名の執筆者の寄稿により14本の論考を掲載し、180ページ近くの、最も分量が多く力作の多い号となりました(下記目次参照)。
コロナ禍で例会は1年以上中断したものの11月に119回目の例会を行い、会発足から33年が経過しました。『東海の科学史』は発足から3年目に創刊号を刊行し、1年半を越えない間隔で発行しようという約束でこれまで継続してきました。
『東海の科学史』刊行後の年総会では必ず受付付近で陳列し、手に取っていただきながら販売してきましたが、この春の年会はオンライン開催でそれができず、東海支部関係者以外に普及することがほとんどできていません。そんな中、総務委員会で話題にしていただいたとのことで、『科学史通信』とホームページにおいて宣伝の機会を得ました。ぜひ支えていただけますと、支部としてもたいへん助かります。よろしくお願いします。
価格は1冊1000円で、下記に注文していただければ振替用紙同封で郵送します。郵送料込みの金額を振り込んでいただければ幸いです。
尾張旭市大塚町1-10-8 tel : 052-773-1807
【『東海の科学史』14号 目次】
保坂秀正 アル・ホレズミについて
粟屋かよ子 F・カプラによる現代物理学と東洋思想
溝口 元 名和靖のギフチョウ「発見」をめぐる科学史
石川伸明 新型コロナウィルス感染症に対する「オンライン授業」に関する法規
西谷 正 武谷三男三題
高田達男 戦時下における航空工学者富塚清の科学講演
高山晴子 早田文蔵の新属・新種と植物分類新理論に関する欧文論文
菊谷秀臣 ポピュリオス『ピタゴラスの生涯』を読む
奥田謙造 古代の日中関係と「草香」文化―中国古典をめぐる
小柳公代 エセンシャルワーカー
高山 進 日本学術会議の存在意義~「科学と社会」「社会的共通資本」の切り口から
森口昌茂 戦時期京都帝国大学における緊急科学研究体制の実態とその背景について
森口昌茂 湯川秀樹と京都学派との交流について 財部香枝 気象学史における開拓使の日本人教師と役人(覚書)