日本天文学会2026年春季年会企画セッション「天文学史」講演募集(締め切り11/11)

真貝寿明会員より連絡ありました内容を掲載いたします。

日本天文学会2026年春季年会(2026年3月4日-7日、京都産業大学)にて企画セッションZ1「天文学史研究の拡大と展望:Cultural Astronomyとしての天文と歴史 」(略称: 天文学史 )を開催します.歴史と天文に関する幅広い分野からの一般講演を広く募集します.
企画セッションは天文学会会員以外からの講演も可能ですので是非ご検討ください.申し込みの締切は11月11日(火)とします.詳しくは以下をご覧ください.

趣旨

天文学史研究は,デジタルアーカイブを含めた史資料へのアクセスの充実や自然科学的プロキシとの連携といった情報学的発展が著しく,また芸術活動・文化人類学・考古学的観点からのアプローチなど多彩な展開が進み,従来から学際的研究であった側面をより加速させている.IAUでは新たなCommissionとしてC5 Cultural Astronomyが設置され,国内・国外問わずより広い意味での天文と文化に関する研究活動が活発になってきている.このような進展をみせる研究領域であるが,天文学会としては,まとまって発表・議論する場が少ないのが現状である.今回,年会の企画セッションとして提案することにより,現状の整理と議論を実施し,研究の展望を共通認識とすることによって,本分野をさらに活性化させたい.

基調講演(確定者)
中野真備(甲南女子大学)
馬場幸栄(国際日本文化研究センター)

世話人:
玉澤春史(東京大学/京都市立芸術大学)
真貝寿明(大阪工業大学)
松浦清(大阪工業大学)
澤田幸輝(沖縄女子短期大学)

講演申し込み:2025年11月11日(火)までに以下のgoogle formに講演タイトル,講演者名,発表者メールアドレス,予稿のtex fileなどをご入力,ご提出ください.

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSegkpem2QawB-t3lNmMuTd05AgnHOCL7DMW108eYkkVbnqFSw/viewform?usp=dialog

お申し込み頂いた予稿をもとに世話人が発表形式を調整し,11月14日頃までに発表形式の連絡をいたします.その後,天文学会への申込みを世話人が一括して行います.

* 参考: https://www.asj.or.jp/jp/activities/nenkai/registration/

※注:
* 予稿ファイル名は 2026a-ja_Z1_氏名_講演種別.tex (例: 2026a_ja_Z1_Tamazawa_a.tex) としてください.
* 予稿フォーマットは https://www.asj.or.jp/jp/activities/nenkai/registration/ より入手できます.
* 非会員などでtexフォーマットに慣れていない方は世話人まで事前にご相談ください.
* 予稿は通常の申込先(nenkai.asj.or.jpで終わるアドレス)ではなく,上記の本企画セッション専用のフォームで提出してください.
* 講演申込の前に予稿teXが正しくコンパイルできることを必ずご確認ください.
* 本セッションの時間割り当て,および内容のバランスのため,世話人により口頭講演の数や個々の講演時間を調整することがあります.このため,希望に添えない場合がありますのであらかじめご了承ください.
* 通常セッションと同様,講演者自身で講演登録費をお支払いいただく必要があります.

「板倉科学史・科学教育研究会」の11/12月案内等

多久和俊明会員より情報提供がありましたので、掲載いたします。
以下では@は(アット)と置き換えてあります。

  • 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な話し合い・研究・情報交換のオープンな研究組織をめざして

多久和俊明

  • 11月~12月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

12月7日(日)  8:50~12:00ごろまで

・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。

・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。

・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。

※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasuke(アット)gmail.comに連絡して下さい。

 

○11月2日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)

・佐藤正助さん、岩本美枝さん、多久和俊明で、10月26日に開催した「オンライン秋の小研究会」について、その成果と今後のことなどについて、深い話し合いました。この研究会は、近年指摘されている仮説実験授業研究の研究開発力の活性化を図るとともに、地理的制約や様々な事情により従来の大会等への参加が困難な研究者にも発表と議論の機会を提供するという、重要な目的を持って開催された実験的な試みでした。「研究会」は、15のおどろくほど多様、多彩な発表、11時間にも及ぶ長丁場となり、運営や内容に関して多くの課題が浮き彫りになった一方で、それを補って余りある成果を上げた、極めて有意義で成功した「実験」であったと結論付けられます。多様な背景を持つ研究者がオンラインで一堂に会し、分野の垣根を越えて知見を交換したことは、研究コミュニティ全体の活性化に向けた大きな一歩となりました。参加いただいたみなさまに感謝申し上げます。

参加者3名(みなさん先週の「小研究会の」疲れが残っていたのかもしれません。)

 

  • さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

11月25日(火)夜7時~9時ごろ  (※第4週火曜日)

参加希望の方は多久和にメール

下さい。 mxrhp118(アット)yahoo.co.jp

  •  科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

科学史学会シンポジウムのリハーサルと打ち合わせ等を公開で実施します

11月15日(土)13:00~ 17:00

仮説社とZOOM併用です。加藤浩幸さんが、オンラインと対面の双方向のためにマイクやカメラを用意して下さる予定です。ご参加下さいますようお願いします。mxrhp118(アット)yahoo.co.jp

「板倉科学史・科学教育研究会」の10/11月案内等

多久和俊明会員より研究会の案内がありましたので掲載いたします。
以下では@は「アット」と変更しています。

  • 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な話し合い・研究・情報交換のオープンな研究組織をめざして

多久和俊明

  • 10月~11月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

11月2日(日)  8:50~12:00ごろまで

・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。

・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。

・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。

※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

 

○10月5日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)

・山本美知さん 「縄文時代3・貝塚」

東京の中里貝塚は、長さ100×600×4.5mで、遺跡の跡からは干貝の加工場だったという。干貝は交易されていたという。縄文時代にも交易を目的とした生活があったと考えられるという。

・多久和俊明  「世界におけるリベラルへの反発:複合的な要因と現状分析」

世界各地で、「リベラル」に対する不満や反発が強まっている。国や地域、世代、政策テーマによって不満の形が異なり、原因も単一ではない。世界の現状を形成した根源には、新自由主義が「社会主義諸国の崩壊」からきちんと学ばなかったことにあるのではないかと考えられる。

今月は2人の発表がありました。内容や領域は違っても深く考え話し合うことができました。引き続きメーリングリスト等で話し合いが継続できればと思います。科学史的に考えるとか、科学的に考えるとはどういうことかについて、いろいろと考えさせられる問題提起でした。みなさまからのさらなるアドバイスや協力をお願いします。参加いただいたみなさまに感謝申し上げます。参加者5名

 

  • さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,

10月28日(火)夜7時~9時ごろ  (※第4週火曜日)

参加希望の方は多久和にメール

下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

  •  科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

科学史学会シンポジウムのリハーサルと打ち合わせ等を公開で実施します

10月18日(土)13:00~ 17:00

仮説社とZOOM併用です。加藤浩幸さんが、オンラインと対面の双方向のためにマイクやカメラを用意して下さる予定です。ご参加下さいますようお願いします。mxrhp118アットyahoo.co.jp

 

科学技術社会論学会シンポジウム「揺れる気候対策:トランプのアメリカと知の秩序の再編」開催のお知らせ

科学技術社会論学会より10月26日に開催されるシンポジウムについての案内がありましたので掲載いたします。

参加費は無料でオンラインのみでの開催です。
詳細についてはこちらをご覧ください。

このシンポジウムは日本科学史学会が後援しております。
どうぞご参加ください。

 

東北支部第168回例会のご案内

下記のとおり第168回の例会を開催いたします。どうぞご参集ください。

演題 『解体新書』の「意識」
講師 吉田忠 氏(東北大学名誉教授)
日時 2025年10月26日(日) 14:00~
会場 仙台市戦災復興記念館4階研修室 *地下鉄東西線の大町西公園駅が最寄りです。

*入場無料、事前登録なども不要です。

<講演について>
 演者の吉田先生は本年5月に当学会の名誉会員に選出されました。本会はこれを記念したものです。 今回のご発表では蘭学の発端として非常に有名な『解体新書』についてのお話をしていただきます。

連絡先
日本科学史学会東北支部事務局 初山 高仁  E-mail: hattak99(アット)yahoo.co.jp
  (アット)は@に置き換えてください。

ポスターはこちら

「板倉科学史・科学教育研究会」の9/10月案内等

多久和俊明会員より科学教育研究会についての情報提供がありましたので、掲載いたします。(下記で「@」は「あっと」に変えてあります。)

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な話し合い・研究・情報交換のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●9月~10月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

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劇団俳優座の「リーマン予想」関係の舞台演劇

劇団俳優座より次のような連絡がありましたので掲載いたします。

このたび当劇団では、2025年11月8日(土)~15日(土)、シアタートラムにて新作舞台『存在証明』を上演いたします。
本作は、未解決問題「リーマン予想」に挑んだ数学者たちの生涯を描きながら、戦争と科学、信念と真理のはざまで揺れ動く人間の姿を浮かび上がらせる作品です。
数学的真実の普遍性を軸に、「人間とは何か」「未来をどう生きるか」を観客とともに静かに問い直す舞台を目指しております。

脚本はNHK連続テレビ小説『らんまん』を手がけた劇作家・長田育恵氏、演出は読売演劇大賞をはじめ数々の受賞歴を持つ眞鍋卓嗣が担当いたします。数学と芸術という二つの営みを結びつけ、新たな思考の場を拓く試みとなります。

とのことです。公演の詳細は下記をご覧ください。
https://haiyuza.net/performances25/math/

徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部2025年合同年総会のお知らせ

四国支部での集会が下記のように開催される予定です。

題名: 徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部2025年合同年総会

日 時 2025年8月23日(土)12:40~17:15
会 場 徳島大学蔵本キャンパス 蔵本会館(生協)2階多目的室2
主 催 徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部
参加費 無料

発 表 1件30分(発表 25 分、質疑 5 分)
時鈴 20分経過 発表終了5分前 1鈴
25分経過 発表終了 2鈴
30分経過 質疑終了 交代 3鈴

開 場 12:00~
開会挨拶 12:40~

第Ⅰ部 特別講演 12:45~13:45 進行:西條
私と山地災害・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(前:南九州大学教授)高谷精二
小中止 5分

第Ⅱ部 発表の部 13:50~
前半の部 進行:三宅
13:50 ~ 14:20 「血液は循環する」ウイリアム・ハーヴェイ イングランド散歩
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(福山市 中国労働衛生協会)石田 純郎
14:20 ~ 14:50 空間回転の四元数による表現・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(愛媛)矢野 忠
14:50 ~ 15:20 素粒子の「力学模型」-別のアイソスピンの導入-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(熊本)那須俊一郎
小中止 10 分

後半の部 進行:桝井
15:30 ~ 16:00 四国出身の女性博士誕生の系譜
-『日本博士録』(明治 21 年~昭和 30 年)を用いた全国女性博士の調査-
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(徳島)西條 敏美
16:00 ~ 16:30 明治の化学者小川正孝の評判
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(愛媛県総合科学博物館 学芸課)久松 洋二

第Ⅲ部 総会 16:35~17:15 進行:西條

集合記念撮影 玄関前
懇親会 17:40 ~

特別講演補記
内容
日本の地形は山地の割合が約 70%を占め、このため日本の歴史は山と深く関係している。山には木が育ち、木の家に住み、日々の煮炊き、冬期の暖房にも木を使ってきた。日本人が木をエネルギーとする生活は、昭和40年代まで続いたが、高度成長を機にエネルギーは原油に転換した。都市に林立するビル群からは 24 時間排熱が続く。これを日本人は「温暖化」と言い、災害の原因と考えようとしている。本当にそうなのか?

講師のプロフィール
1942 年徳島県鳴門市に生まれ、18才までここで育つ。愛媛大学農学部卒業、北大農学部修士課程修了。農学博士(北大)。1972 年より南九州大学に勤務。定年後帰郷。専門は防災工学。主著に『のり面保護工の基礎と応用』(山海堂)、『地すべりと山くずれの知識』(鹿島出版会)ほか。

問合せ先:西條敏美 stnwnbh4871アットmd.pikara.ne.jp
(アットを@としてください)

2025年度秋 科学史・若手研究懇談会についてのおしらせ

猪鼻真裕会員より懇談会の情報が寄せられましたので掲載いたします。
詳細についてはPDFファイルをご覧ください。

2025年度秋 科学史・若手研究懇談会
1. 開催日  2025年9月21日(日)
2. 目的   ① 研究の進捗を発表し、フィードバックを得るという経験を積む
      ② 若手研究者同士で研究情報の交換を行い、親睦を深める
3. 場所   東京大学 駒場Ⅰキャンパス
4. 参加方法 以下のGoogle Formからご回答ください
https://forms.gle/ZcnN9NNEq4DEfihU9
5. 発表申込締切 2025 年9 月11 日(木)
        ※ 教室のキャパシティやプログラムの関係で、一定の定員に達し次第、締切前でも申し込みを終了する可能性があります。また、もしプログラムの関係上⼈数が多くなった場合には、前回の懇親会で発表をされていない⽅を優先させていただく可能性がございます。宜しくご承知おきください。