科学史学会全体委員の皆様
次回、第7回全体委員会を以下の予定で開催いたします。
日時:2010年6月27日(日曜日)午後2時より
場所:明治大学駿河台キャンパス研究棟
参加予定者:会長、全体委員、幹事
なお、全体委員会開催前の時間帯(12時半より)、「70周年記念事業委員会」および「日本科学史学会賞選考委員会」を開催いたします。関係委員の方はご参集ください。
会議開催通知は別途、郵送いたします。
日本科学史学会会員のみなさま
次回の編集委員会は2010年7月4日に開催されます.
新規に投稿を予定されている会員の方は,7月2日までに原稿が到着すれば,次回の編集委員会に諮ることができます.
なお『科学史研究』に投稿するためには,著者(共著者も含む)が日本科学史学会の会員であること,その年度の会費を納入していることが必要です.特に会費未納の場合,会費納入が確認できるまで,審査に入れません.前もって会費は納入されておくと手続きがスムーズです.
封筒にはお名前とともに「新規投稿原稿在中」などと朱書きして,新規投稿であることが開封しなくても分かるようにしてください.会費納入の状況を事務局で確認します.
多くの投稿をお待ちしております.
日本科学史学会の2010年度総会・第57回年会の開催要領をお知らせします。
1-1.pdf (会場案内図)
1-2.pdf (プログラム)
年会、総会ともすべて「講義棟」 (左上1-1.pdfを参照)。
懇親会は「グランドプリンスホテル新高輪」2F宴会場「飛鳥」
(港区高輪3-13-1 03-3442-1111、 総会終了後にチャーターバス2台で移動)
1.交通:
2.宿泊:各自手配をお願いします。
3.プログラム:一般発表は発表15分、質疑応答5分、計20分。シンポジウムは3時間
(プログラムの詳細は左上1-2.pdfを参照。シンポのみ途中休憩は各代表者にお任せします)。
4.年会参加費等:
年会参加費(講演要旨集代を含む)4000円、懇親会費6000円、講演要旨集のみ購入の場合1500円。
本通信に同封の郵便振替用紙で5月18日(火)までに振り込んでください。集計作業の緩和のため、早めに振り込んでいただければ幸いです。
5.委任状:総会に欠席の方は、同封の委任状に署名・捺印の上、5月24日(月)までにご返送下さい。
6.昼食:両日とも会場建物隣の「生協食堂」でとれます。休日の特別営業のため、昼のみの短時間営業でメニューに限定があること、ご理解下さい。多くの方のご利用を歓迎します(弁当の手配はいたしません。土・日は大学付近の飲食店はすべて休みのため、生協食堂以外は品川駅付近まで出る必要があります)。
7.発表者はレジュメなどの資料を多めにご持参下さい。最寄りのコンビニまでは徒歩7〜8分かかります。
8.当方で各会場にパソコンを用意しますので、パワーポイントを使用される方は、USBメモリを「当日」ご持参下さい。その際、USBメモリがウィルス感染していないかご注意ください。また、もしものために、プリントアウトしたものを必要数ご持参下さい。
論文
隠岐さや香 18世紀における河川整備事業とパリ王立科学アカデミー 129-141
中根美知代 ε-δ論法による微積分学の形成におけるCauchyとWeierstrassの寄与 142-151
科学史入門
都築正信 イギリス産業革命と飛杼織機 152-155
中村士 幕府天文方高橋至時 : その生涯,業績と影響 156-161
シンポジウム
さまざまなダーウィン ダーウィン生誕200年『種の起源』刊行150年を記念して,ダーウィンの現在性を考える-2009年度年会報告- 162
瀬戸口 明久 記憶が歴史になるとき : 日本におけるダーウィン記念行事とE.S.モースをめぐる歴史認識の形成 163-165
松永 俊男 ダーウィン研究40年から言えること 165-167
下坂 英 若き日のダーウィンをどう描くか 168-169
小川 眞里子 ダーウィンの著作について 169-173
鵜浦 裕 アメリカ政治におけるダーウィン : 生物進化論教育をめぐる対立の特徴と意味 173-175
藤岡 毅 コメント : 「総合説」=「ネオ・ダーウィニズム」という理解は正しいか 176-177
溝口 元 コメント177-178
第3回日本科学史学会賞の報告 179-180
第56回日本科学史学会年会・総会報告 181-186
紹介
勝木渥, 『曾禰武(そねたけ) 忘れられた実験物理学者』, 績文堂, 2007年1月, 315頁, 定価2,500+税, ISBN978-4-88116-147-0C3042 187-189
論文
横田陽子 日本近代における細菌学の制度化 : 衛生行政と大学アカデミズム 65-76
有賀暢迪 モーペルテュイの「作用」, オイラーの「労力」 : 十八世紀中葉における二つの最小作用の原理 77-86
木場篤彦 本渓湖煤鉄公司の形成に関する歴史的研究 87-97
中村士 日本最古の徳川義直公望遠鏡 98-108
日野川静枝 ロックフェラー財団と Niels Bohrのサイクロトロン開発 109-119
研究ノート
田中一郎 マントヴァのガリレオ 120-123
紹介泊次郎, 『プレートテクトニクスの拒絶と受容』, 東京大学出版会, 2008年, 258頁, ISBN978-4-13-060307-2, 3990円(税込) 124-125