第23期第9回12月18日(土)14:00~
「幕末欧米派遣使節団の見た鉄鋼業」
講師:室賀脩
概要:開国後幕府は新見訪米、竹内訪欧、他の使節団を欧米に派遣、留学生(含薩長密航者)も派遣した。彼らの見た産業革命後の欧米を、鉄鋼及び関連工業を中心に述べたい。その知見は間接的に八幡製鉄所に活かされている。(2010/10/22日付修正)
「研究倫理に関する宣言」について
『科学史通信』No.400に,第8回全体委員会において採択された「研究倫理に関する宣言」が掲載されました.
研究倫理に関する宣言
日本科学史学会は創立以来、日本を代表する科学史および技術史研究の専門学会として学術的貢献と社会的責務を果たしてきた。日本科学史学会全体委員会は,2011年に創立70周年を迎えるにあたり、科学史および技術史研究の一層の発展に寄与するために,次のことを宣言し,すみやかに研究倫理に関する綱領の制定に取り組む.
一、本学会は、学会員の公正な研究・教育活動を保障し,人権を尊重する環境の整備に努める。
一、本学会は、学会員の研究および学会活動を尊重すると共に、それらが正当に評価され適切に批判されるような組織運営に取り組む。
一、本学会は、科学史研究の文化的意義と学会活動の社会的責務を自覚し、行動する。
2010年9月26日
日本科学史学会全体委員会