日時:2022年9月16日(金) 13:30~17:00
場所:追手門学院大学 総持寺キャンパス A361
会費:無料
【プログラム】
1.徳武太郎(京都大学):インド数学史における『トリシャティーバーシュヤ』の位置付け
司会:小長谷大介(龍谷大学)
発表内容:『トリシャティーバーシュヤ』は、サンスクリットの算術書『トリシャティー』(800年頃)に対する著者未詳の注釈である。本報告では、同注釈の年代や数学的特徴に関してこれまでの研究から明らかになったことを報告し、そこから見えてくるインド数学史における『トリシャティーバーシュヤ』の位置付けについて検討する。
2.田中祐理子(神戸大学):ガストン・バシュラールにとっての「科学」
司会:武田裕紀(追手門学院大学)
発表内容:本報告では、バシュラールの科学哲学の独自性について、同時代の自然科学研究の動向と照らし合わせながら探ることを試みる。バシュラールと並び20世紀フランスの史的科学認識論研究の基盤を作ったジョルジュ・カンギレムのバシュラール論を手がかりとしつつ、現在からの「バシュラール再考」に取り組みたい。
3.その他
【コロナ対応について】
現状のコロナ対応レベルの場合、入構にあたって事前登録などは必要ありません。ただし、主催団体の責任において、感染予防を徹底することが求められています。建物内ではマスク着用、消毒液による手洗いの徹底をお願いいたします。
コロナ対応レベルに変更があった場合は、開催方法に変更が生じる可能性があります。
なお、感染者数の増減にかかわらず、懇親会は予定しておりません。
【アクセス】
JR総持寺からは徒歩で約10分、阪急総持寺からは20分弱かかります。阪急利用ならば、天候次第で茨木市駅からバスの方がよいかもしれません。構内に駐車場はありません(工事中につき使用不可)が、キャンパスのすぐ前にイオンがあり、90分無料、1000円の買い物で150分無料です。30分超過するごとに100円かかります。
総持寺キャンパスには、校舎は一棟しかありません。