【2026/1/24(土)】国立科学博物館(上野)「科学史講座」のご案内

国立科学博物館 主催 日本科学史学会 共催
◆2026年「科学史講座」のご案内
(国立科学博物館・上野 開催、事前申込不要)

2026年1月24日(土)13:30–15:00
講師:京都大学教授 伊勢田哲治
「『科学革命の構造』が教えてくれるもの」
クーン『科学革命の構造』が科学の見方をどう変えたか紹介する。

国立科学博物館「科学史講座」HP
https://www.kahaku.go.jp/gakushu/event/kagakushi.html

 

科学史と科学教育の研究会 12月~2月案内

多久和俊明会員より研究会の連絡がありましたので掲載いたします。以下でのアットは@にしてください。

  • 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な話し合い・研究・情報交換のオープンな研究組織をめざして

多久和俊明

 

  • 12月~2月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

2月1日(日)  8:50~12:00ごろまで
・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。
※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasukeアットgmail.comに連絡して下さい。

○12月7日(日)の研究会の発表の報告(敬称略)

・小林真美子:「文献: J. B. S. Haldane, Callinicus: Defence of Chemical Warfare, (1925)の紹介」
・佐藤正助:「フクシマから見た柏崎刈羽原発の再稼働」
・溝畑宏典:「アメリカ独立戦争地周遊」
・吉岡有文:「科学実践&対話としての理科・自然科学教育:サイエンス・コミュニケーション論」等
・多久和俊明:「〈科学コミュニケーションの歴史的必然性〉と〈市民とともに歩む科学史と科学教育〉について」

今月はじつに多彩な発表がありました。吉岡氏には、科学コミュニケーションについて詳しく教えていただきました。科学コミュニケーションの歴史的な意味と仮説実験授業などとの関係性を考えるきっかけになったと思います。参加いただいたみなさまに感謝申し上げます。

参加者8名

 

  • さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会のオンライン「談話会」を開いています。次回は,

12月23日(火)夜7時~9時ごろ  (※第4週火曜日)
1月27日(火) 夜7時~9時ごろ  (※第4週火曜日)

参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118アットyahoo.co.jp

  •  科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

1月17日(土)13:00~ 17:00

仮説社とZOOM併用です。ご参加下さいますようお願いします。mxrhp118アットyahoo.co.jp

2026年2月28日(土)午後2-4時「科学史学校」のご案内

2025年度(第38期) 「科学史学校」も引き続きZoomのオンライン開催で、事前申込(無料)、会員以外のどなたでもご参加可能です。Googleフォームから参加申し込みをしていただくと、前々日にメールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。前々日にメールでZoom参加用のURLが届かなかった場合には、同日中にkagakushi.talk(at)gmail.comまでご連絡ください。

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◆2026年2月の科学史学校の参加申し込みリンクは以下となります。2月26日(木)正午12時までにお申し込みください。

https://forms.gle/NGnGGhqxhPZaESYq7

2026年2月28日(土)午後2-4時
工藤 璃輝 会員(八戸工業高等専門学校)
「アイザック・ニュートンの音楽研究と科学」
科学と音楽という二つの題材には全く関連がないように思われるかもしれませんが、少なくとも科学革命期のヨーロッパにおいてはそうではありませんでした。デカルト、ケプラー、ガリレオ、フック、ホイヘンスなど、科学の発展に大きな貢献をしたとされる人々のほとんどが、多かれ少なかれ音楽について考察していたのです。この講演では特にアイザック・ニュートンに焦点を当てて、彼の音楽研究と科学との接点についてお話しします。