日本科学史学会の学会賞が決まりました

第17回日本科学史学会賞は、論文賞3件となりました。
◇日本科学史学会学術賞:該当なし
◇日本科学史学会論文賞:3件
 ・槙野佳奈子「科学普及活動家ルイ・フィギエと死後の魂をめぐる問題」『科学史研究』第59巻 294号(2020年)99-112頁。
 ・山中千尋「日本学術振興会の設立: 組織形成と事業展開」『科学史研究』第60巻298号(2021年)131-149頁。
 ・Kazuhiro SHIBATA, The Development of Francis Bacon’s Practical Instructions on the
Prolongation of Life(紫田和宏「フランシス・ベイコンによる延命に関する実践方策の展開」),HISTORIA SCIENTIARUM Vol.31-3(2022)
◇日本科学史学会学術奨励賞:該当なし

2023年5月8日 軍事技術史研究会のお知らせ

第10回 軍事技術史研究会

2023年5月8日(月)10時〜12時
報告者:山崎文徳(立命館大学)
タイトル:ヨーロッパにおける軍事技術史の研究動向:2022年度在外研究を終えて

参加希望者は研究会の前日までに山崎文徳まで連絡を下さい。

zoomの情報を伝えるのでPCの設定などはご自分でご用意ください。
連絡先:山崎文徳 yama2012  (後ろに @fc.ritsumei.ac.jp をつけてください)

2023年5月13日第13回気象学史研究会「戦前日本におけるベルゲン学派気象学への対応」

第13回気象学史研究会「戦前日本におけるベルゲン学派気象学への対応」
2023年5月13日(土)14:00~16:00
SOBIZGATES(エスオービズゲイツ) D会議室(東京メトロ/都営新宿線「新宿三丁目駅」C7出口徒歩1分)・Zoomによりオンライン中継

  1. 戦前日本におけるベルゲン学派気象学への対応―中央気象台における対応例:公刊資料を中心に 左高豊武(元・東京大学大学院)
  2. わが国の天気図に見る大気理解の発達史 永澤義嗣(元・気象庁)
    主催:日本気象学会気象学史研究連絡会
    後援:日本科学史学会関東支部

開催趣旨・講演要旨・参加申し込み方法等、詳細は気象学史研究連絡会ウェブサイトをご参照ください。
https://sites.google.com/site/meteorolhistoryjp/
気象学史研究連絡会は日本気象学会会員有志による自主的研究連絡組織です。

2023年6月24日(土)午後2-4時「科学史学校」のご案内

2023年度(第36期) 「科学史学校」も引き続きZoomのオンライン開催で、事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加可能です。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、前々日にメールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。

◆2023年6月の科学史学校の参加申し込みリンクは以下となります。6月22日(木)午前10時までにお申し込みください。

https://forms.gle/Ty4frPs3Ugm3HEhN7

2023年6月24日(土)午後2-4時

講 師:東 慎一郎 会員(東海大学)

テーマ:「ヨーロッパ学問論史の展望——ルネサンスから初期近代にかけての場合」

 演者はこれまで、数学の本質や意義をめぐる数学論、あるいは学問知の性質をめぐる学問論に注目しながら、ルネサンスから初期近代にかけてのヨーロッパ科学史を研究してきたが、幸運にもその成果(Penser les mathématiques au XVIe siècle, 2018;『ルネサンスの数学思想』、2020年)により、アカデミー・フランセーズのマルセル閣下賞と日本科学史学会学術賞をいただいた。今回の講演では一連の研究の分野的背景や残された問題について紹介したい。

2023年4月8日第20回和文誌編集委員会開催予定

3月4日第19回に和文誌編集委員会を開催しました。

『科学史研究』305号(2023年4月号)は、本日三校が出まして、最終校正にはいったところです。予定通り刊行できる見通しです。

次回の編集委員会は、2023年4月8日(土)を予定しています。会員のみなさまからの積極的な投稿をお待ちしています。