8月25日(土) 科学史学校「天文学は何を見てきたのか」開催

「天文学は何を見てきたのか-天文学と写真 術、そして…」 田島俊之氏

19世紀のはじめに発明された銀塩写真は、やがて天文学の観測的研究にも不可欠な技術 となり、人類の宇宙観を大きく変貌させるこ とになった。その写真乾板も、20世紀末には今度は CCDにとって代わられ、天文学研究の 内容も実践も再び大きく様変わりしようとしている。天文学研究の現場で画像はどのようにして生み出されるのか、その変遷をたどる とともに、画像の担ってきた意味と機能について考えてみたい。
☆日本大学理工学部1号館7階171教室,午後2時~4時.  開場13:35

6月23日科学史学校「試験検査室の成立-日本の衛生行政の歴史」 開催

第25期第2回6月23日(土) 午後2時~4時 科学史学校開催
「試験検査室の成立-日本の衛生行政の歴史」   横田陽子
公衆衛生行政の重要な役割に、不特定多数の人々が外来性の要因で健康を侵される事態への対処がある。その際には、試験検査室で生産される科学的データが重要な役割をもっている。では日本の衛生行政の中で、たとえば感染症・食品・薬・水・大気などに関わる 試験検査室は、どのように形成されてきたのか。明治の衛生行政の成立期に遡り、専門家 の動向を中心に、データ生産の現場となる地方に注目してみていく。

会場は日本大学理工学部1号館7階171教室

第25期第1回科学史学校講演概要

第25期第1回 4月28日(土) 「熱輻射実験と量子概念の誕生」小長谷大介
時間:14:00~16:00
会場:日本大学理工学部1号館7階171教室(千代田区神田駿河台1-8)
量子概念は、1900年に理論物理学者プランクによって生み出されたが、理論家だけがその誕生に携わったのではない。その誕生は,熱輻射という赤外線領域を主とする光を精確に測定・実験できるようになったことの結果でもあった。本講演では、広く知られていない19世紀末ドイツの熱輻射実験の展開を描出し、実験研究側から見た、量子概念誕生までの物語を示す。

2012年度科学史学校の開催(全6回)

第25期(2012年度)の科学史学校の開催予定が下記のように決まりました。
今年度から会場が変更になっておりますので、参加される方はご注意ください。

開催時間:14:00~16:00(13:30受付開始)
開催会場:日本大学理工学部1号館7階171教室(千代田区神田駿河台1-8)
(アクセスはこちらへ http://www.cst.nihon-u.ac.jp/map/suru.html )
12月開催の第5回のみ会場が異なります。
第5回の会場:キャンパス・イノベーションセンター東京 5階リエゾンコーナー508
(アクセスはこちらへ http://www.cictokyo.jp/access.html

2012年
第1回 4月28日(土)
小長谷大介(龍谷大学) 「熱輻射実験と量子概念の誕生」
第2回 6月23日(土)
横田陽子 「試験検査室の成立―日本の衛生行政の歴史」
第3回8月25日(土)
田島俊之(国立天文台) 「天文学者は何を見てきたのか―天文学と写真術,そして…」
第4回 10月27日(土)
飯島亜衣 「18・19世紀の科学と女性~サイエンティフィック・レディの活躍~」
第5回 12月15日(土)
宮島一彦(同志社大学) 「朝鮮製アストロラーブの発見」
第6回2013年 2月23日(土)
山崎文徳(立命館大学) 「アメリカにおける航空機技術の発達」