諸研究会の紹介:IHST電力技術史研究会

研究会名IHST電力技術史研究会
運営責任者 :    中村秀臣    連絡先 (energyhistory1 
後ろに@gmail.comを追加)    
研究会の趣旨・概要  :  

 日本の電力史には比較的多くの蓄積があり、会社史や産業史、経営史も多く、なかには通説化しているものもある。しかし、電気事業の巨大で複雑なシステム・技術の総体を適切に捉えた通史はなお未確立で、その結果、会社史や産業史、経営史は技術的視点が軽視されている傾向にあり、大きな転換点にある電力の将来を展望するには、不十分と見受けられる。そこで電気事業創業期の明治から現在に至るまで、電力システム・技術の総体を捉え、例えば技術開発の進捗、電力システムの計画と運用、リスク対応、技術者の役割等の視点から批判的に検討し直し、現在の抱える課題の検証と将来の技術のあり方の検討に資する日本電力技術史を作り上げることを目標としている。    本研究会は、元来、NPO科学史技術史研究所の企画で発足しているが、研究所員に限定せず、研究作業に参加できる方にはオープンに共同研究を呼びかけている。科学史学会の希望者は、上記連絡先まで。(参考   http://ihst.jp/  )
研究会の開催 : 2月に一回のペースで、東京・中野区で開催している。(参加希望者には連絡します)