2021年10月30日日本学術会議公開シンポジウムのお知らせ

【開催案内】公開シンポジウム
「歴史教育シンポジウム「歴史総合」をめぐって(5) —「歴史総合」の教科書をどう作ったか」—」
【主催】日本学術会議史学委員会・同中高大歴史教育に関する分科会、日本歴史学協会
【後援】高大連携歴史教育研究会
【日時】 2021(令和3)年10月30日(土)13時30分~17時30分
【開催地】オンライン
【参加費】 無料
【定員】先着300人
【事前申込み】要 〆切り 2021年10月28日(木)
  < https://forms.gle/J8mzAH6kRdUmJrxs9>
【開催趣旨】

日本学術会議史学委員会と日本歴史学協会は2016年以来、「歴史総合」に関してシンポジウムを開催してきた。2016年12月の中教審答申で「歴史総合」の設置が答申され、2018 年 3 月に必修科目「歴史総合」と選択科目「日本史探究」・「世界史探究」の学習指導要領が告示された。「歴史総合」は、2020年度に教科書検定が行われ、2021年度に教科書採択も実施された。そして、「歴史総合」の授業が2022年4月から始まる。このような状況を受けて、2021年の歴史教育シンポジウムでは、研究分野が日本史の方、外国史の方、高等学校で世界史の授業を担当されている方に報告を依頼した。「歴史総合」の教科書も完成したことを受けて、「歴史総合」をどう構想したかを再検討してみたい。
【プログラム】
総合司会 中野聡(一橋大学学長、日本学術会議連携会員)・君島和彦(東京学芸大学名誉教授、日本学術会議連携会員)
 開会挨拶 若尾政希(一橋大学教授、日本学術会議会員、日本歴史学協会委員長)
 趣旨説明 君島和彦
 報 告 成田龍一(日本女子大学名誉教授):歴史的実践としての「歴史総合」のために(仮題)
     川手圭一(東京学芸大学副学長):「歴史総合」の構想と教育現場をつなぐもの(仮題)
     廣川みどり(千葉県立袖ケ浦高等学校教諭):「歴史総合」でできること、為すべきこと-高校現場で考える-
 コメント 長志珠絵(神戸大学教授、日本学術会議連携会員)
 閉会挨拶:栗田禎子(千葉大学教授、日本学術会議会員、日本歴史学協会常任委員)
【問い合わせ先】メールアドレス:wakao.masaki(a)r.hit-u.ac.jp
    ※(a)を@にしてお送りください。