科学史と教育の研究会からのお知らせ(9月17日研究会)

板倉科学史・科学教育研究会

次回、9月17日,(8月はお休み)は特別企画として「平林浩さんの講演会」です。下記の案内をご覧下さい。

● オンライン 板倉科学史・科学教育研究会

第3回 平林浩さんとたのしく考える仮説実験授業の形成
火曜研究会とは何だったのか? その盛衰史から何を学ぶのか                                  

多久和俊明・渡辺規夫・加藤浩幸

9月18日(土)13:00~ 17:00頃  平林さんの講演と質問
今回もZOOMで実施します。

 これまで平林浩さんに,2回の表記の研究会、3回の日本科学史学会のシンポジウムで火曜研究会のことを中心にお話してもらいました。今回は「火曜研究会とは何だったのか」「その盛衰史から私たちは何を学ぶのか」等について、生き証人である平林さんにたっぷり話していただく予定です。はじめて火曜研究会に参加した1964年の平林さんの『火曜研究会ノート』をもとに語ってもらうつもりです。もちろん参加者のみなさんの質問にも答えていただく予定です。平林浩さんから火曜研究会が誕生したばかりのころからその消滅までの12年間を、歴史的に学び、未来を考える会にしたいと思います。平林さんもみなさんの協力を得て,「歴史に残せるものはきちんと残したい」という意気込みで,やる気になって下さっています。どうぞみなさまの参加をお待ちしております。

平林 浩さん

1963年仮説実験授業の誕生を知り,翌年から最初の仮説実験授業研究会に加わり,たくさんの授業書をつくってきた。教育家。仮説実験授業研究会会員。1934年長野県生まれ。信州大学卒業後,長野県内の公立小学校,東京都の私立桐朋学園小学校。和光小学校(和光学園)で担任や理科専科の教師として勤める。1988年,和光小学校を退職。そのころ,学校の外で子どもや大人を対象に科学の授業を行うグループが各地につくられた。以降,今日まで“出前教師”としてそれらのグループで授業を続けている。著書に,『しのぶちゃん日記』(太郎次郎社),『仮説実験授業と障害児統合教育』(現代ジャーナリズム出版会)他多数。

多久和俊明 mxrhp118@yahoo.co.jp  自宅0480 38 3264   携帯08065989477

定員 30名 (先着順 ZOOMなのでメールで申し込んで下さい) 参加費 2000円

※なお,申し込まれた方への,本会の「招待メール」は,前日17日(金)午前中に送信します。

当日までにZOOMの最新バージョンのものにしておいて下さい。支払いは,会終了後に,仮説社の山猫クラブ(総合口座)でお願いします。それ以外の支払方法を希望の方は多久和までご連絡ください。