2022年12月3日(土)午後2-4時「科学史学校」のご案内

2022年度(第35期) 「科学史学校」も、引き続きZoomのオンライン開催となります。前々日までの事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加いただけます。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、メールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。

◆12月の科学史学校の参加申し込みは以下となります。12月1日(木)午前10時までに送信してください。
https://forms.gle/9Nm5RTNmDJwrm1236
  

2022年12月3日(土) 午後2-4時
山崎 正勝 会員 (東京工業大学 名誉教授)
「原子爆弾の登場と戦争放棄・廃棄論」
1954年のビキニ事件を受けた「ラッセル・アインシュタイン宣言」は、核兵器の廃絶とともに戦争の廃絶と放棄を主張した。1945年に原子爆弾の被害を見た仁科芳雄は、同宣言と同じ内容を翌年の『改造』の記事で述べたことが知られている。しかし、東久邇稔彦、石橋湛山、石原莞爾、幣原喜重郎も同様の発言を行い、憲法公布の日に吉田内閣が発行した、『新憲法の解説』にも、同様の趣旨が記されていたことを示したい。