2019年2月23日「科学史学校」開催案内

2019年2月23日(土)14:00~16:00

日本科学史学会主催「科学史学校」

(予約不要、入場無料、どなたでもご参加いただけます)

講師:伊東 剛史 会員 (東京外国語大学)

演題:「動物園と科学の関係―黎明期のロンドン動物園を題材として」

会場:日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分) https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/

1828年開園のロンドン動物園は、世界初の科学的な動物園と紹介されることがあるが、実際には動物園が科学の発展に果たす役割は、当時のイギリス社会ではそれほど明確ではなかった。むしろ、科学的な知識や実践が大衆消費社会に組み込まれるようになったため、娯楽を提供する動物園は果たして科学的な施設なのかが問われた。本講演では、ロンドン動物園に関するさまざまな史料を用いながら、動物園と科学との関係を歴史的な視点から考える。