2022年度生物学史分科会「夏の学校」のプログラムが決定しました。
日時:2022年8月26日(金)10:00~18:00
場所:東京大学駒場キャンパス16号館119・129教室/オンライン(Zoom)
※コロナの状況によってオンラインになる可能性があります。
詳細・参加登録はこちらhttps://forms.gle/7MzXCTgNJGeKAVkL6
プログラム:
10:00〜10:05 開会の挨拶
【一般報告①】
10:05〜10:35 佐藤桃子(東京大学)「日本における先住民族を対象としたゲノム研究のELSI面の検討」
10:35〜11:05 丹上麻里江(立命館大学大学院社会学研究科/日本学術振興会特別研究員)「ゲノム医療の時代に「遺伝学的多様性」はいかに語られてきたか?―「遺伝」言説とその社会化について考える」
11:05〜11:35 横田陽子(立命館大学)「新型インフルエンザ(A/H1N1)対策総括会議(2010年)――経緯、提言、残されたもの――」
11:35〜12:05 古俣めぐみ(東京大学大学院総合文化研究科博士課程/早稲田大学現代政治経済研究所研究補助者)「医学における検査値の判断基準の転換––––なぜ「正常値normal value」は「基準値reference value」となったのか」
12:05〜13:00(休憩)
【テーマ報告:生物学史とジェンダー】
13:00〜13:05 イントロダクション(鶴田)
13:05〜13:35 矢島道子(東京工業大学非常勤講師)「マリー・ストープスー化石とバースコントロール」
13:35〜14:05 横山美和(玉川大学学術研究所特別研究員)「米国における荻野式避妊法の普及とその政治的背景に関する考察」
14:05〜14:35 高橋さきの(翻訳者・お茶の水女子大学非常勤講師)「授業としての科学史・技術史とジェンダー」
14:35〜14:45(休憩)
【一般報告②】
14:45〜15:15 内田啓子(東京大学総合研究博物館)「1950年代の東京教育大学理学部動物学教室と下田臨海実験所について~青柳昌宏関係資料をめぐって~」
15:15〜15:45 田中花音(京都大学大学院地球環境学舎)「日本におけるダーウィンと呼ばれる教育者、駒井卓 ―没後50周年の今、駒井卓の足跡を辿る―」
15:45〜16:15 山田俊弘(大正大学)「自然誌コレクションに隠された歴史――IPC6に向けたINHIGEOの取り組みについて」
16:15〜16:25(休憩)
16:25〜16:55 菅谷暁「サド侯爵における悪徳と自然」
16:55〜17:25 小島敦(名古屋大学人文学研究科)「ポンペイのファウヌスの家及びVIII.2.14-16の家出土の類似したモザイクにおける魚の形態的特徴の比較」
17:25〜17:55 釜屋憲彦(慶應義塾大学SFC研究所上席所員 / 知窓学舎講師)「イヌの環世界〜ユクスキュルが「イヌ研究誌」に投稿した論文をもとに〜」
17:55~18:00 閉会の挨拶
・生物学史分科会会員に限らず、どなたでもご参加いただけます。参加費は無料です。
・途中での入退室は自由です。
・当日のZoomのURLは、本フォームで参加登録をいただいた方にメールで共有いたします。
・当日の録音や録画はご遠慮ください。
・なお、一部の発表については、質疑応答を除く発表部分を録画し、後日期間限定で公開いたします。当日参加されず動画の視聴のみをご希望の場合も、こちらのフォームより「後日動画のみ視聴希望」とご登録ください。
「夏の学校」運営係:鶴田想人・古俣めぐみ
お問い合わせ:soto.tsuru(後ろに@gmail.comを追加してください)