2019年10月26日(土)「科学史学校」開催案内

2019年10月26日(土)14時~16時

(予約不要、入場無料、どなたでもご参加いただけます)

講師:小川 眞里子 会員(三重大学 名誉教授)
演題:「ヴィクトリア時代の医学と医療について」

会場:明治大学 駿河台キャンパス 「研究棟 2階 第9会議室」(JR御茶ノ水駅から徒歩5分) ★前回の会場だったリバティータワーの1階「左奥の通路」を通り、「研究棟」のエレベーターで2階に上がってください。当日、会場の都合により、ご案内の看板を設置することができなくなりました。運営の係が立ってご案内できるようにいたしますが、お分かりにならない場合、明治大学の方に「研究棟」の場所をお訊ねください。

https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

イギリスの19世紀はコレラを初め、腸チフスや結核などさまざまな伝染病に悩まされた時代であった。世紀の後半は病気の原因として、微生物が注目されるようになる時代である。またヴィクトリア時代は、麻酔と消毒という2つの医療行為がもたらされ、外科手術が大きく発展するようになった時代である。病院の普及や看護職についても触れつつ、医学と医療におけるパラダイム転換を描き出すことをめざしたい。