過去の『科学史研究』投稿規定2016年11月6日改定

  1. 会員は本誌に投稿することができる。本誌に掲載される原稿は未発表で、科学史および技術史の研究に貢献するものとする。
  2. 投稿原稿の類別は、論文、研究ノート、資料、書評・紹介、アゴラ(研究の交流や普及に有益な話題を扱う)、研究動向、エッセー・レビューとし、著者が類別を指定する。
  3. 投稿原稿の採否は『科学史研究』編集委員会(以下では編集委員会という)が決定する。論文・研究ノートについては、編集委員会が、審査者に委嘱して審査を行う。
  4. 原稿の分量は注と図表を含めて、論文と資料は25,000字、研究ノートは15,000字、アゴラは10,000字、研究動向、エッセー・レビューは10,000字、書評・紹介は5,000字をもって一応の限度とする(字数にはスペースも含む)。原稿は一回完結とし、同じ表題のもとで番号等を付して区別した連作は認めない。
  5. 投稿は、Webにより受け付ける。以下のURLに記載する日本科学史学会の投稿用ページの指示に従い、規程に準拠した原稿のみを受理する。本文に必要な図表の投稿もこれに従う。
    http://histotyofscience.jp
  6. Webによる投稿が完了した日付を「受理日」、編集委員会が掲載決定した日付を「採択日」とする。
  7. 審査の結果、投稿原稿が再審査あるいは改稿の判定を受けた場合、その通知を受けてから著者は3ヶ月以内に改稿原稿を上記5.の手順に従って再投稿すること。この期限を過ぎると取り下げとなり、その後の再投稿は新規投稿となる。
  8. 掲載された論文については別刷30部、研究ノート、資料、研究動向、エッセー・レビューについては別刷15~30部を著者に贈呈する。
  9. 発行後に訂正を要する事項が生じた場合には、できるだけ速やかに編集委員会に申し出る。
  10. 本誌に掲載された文書の著作権は日本科学史学会に帰属し、他に転載しようとする場合には、あらかじめ転載予定先と転載元の書誌情報とともに編集委員会に申し出て許可を受けなければならない。
  11. 原稿の作成は次のように行う。詳細は上記URLの指示に従うこと。

(1) 原稿は横書きとし、新仮名づかいを用いる。
(2) 論文、研究ノート、資料、研究動向、エッセー・レビューについては、著者の所属機関名など連絡先を脚注に記す。その際、*を付すこと。
(3) 論文、研究ノート、資料、研究動向、エッセー・レビューについては、3件以上5件以内のキーワードを脚注に記す。
(4) 論文、研究ノート、資料、研究動向、エッセー・レビューについては、欧文題名とローマ字による著者名を付記し、論文には250語以内の欧文要旨をつける。
欧文題名および欧文要旨は、当該欧文に通じた人物による校閲を経た上で提出することが望ましい。
(5)図表は1点あたり1,000字に換算し、図表の説明文は挿入場所に書き入れる。印刷誌面はモノクロとなるが、カラー図表の掲載を希望する場合は、別途実費を徴収する。
(6) 読点は( 、)、句点は( 。)を用いる。
(7) 数字は引用文の場合のほかは算用数字を用い、欧語は活字体で記す。
(8) 外国人名や外国地名は、よく知られたもののほかは、初出の個所にその原綴りまたはローマ字転写を示す。西洋年紀以外の年紀を使用する場合には、慶長5(1600)年のように書く。
(9) 文中の引用文は「 」の中に入れる。長い引用文は本文より2字下げて記入する。
(10) 章・節の番号としては、通し番号1、2、・・・など算用数字を用いる。文献と注は、通し番号1)、2)、・・・を用いて、原稿の最後にまとめて記載する。
(11) 引用文献の記載においては、出典を確認できるよう十分な書誌データを記す。書き方は以下の例に準じる。

論文

1) 三上義夫「日本数学史概要」『高等数学研究』第2巻第2号(1931年)、1-15頁。
2) J. B. Morrell, “The Chemist Breeders : The Research Schools of Liebig and Thomas Thomson,” Ambix, 19 (1972): 1-46.

書籍

3)田中実『日本の化学と柴田雄次』大日本図書、1975年、32頁。
4) T. S. クーン(常石敬一訳)『コペルニクス革命』講談社学術文庫、講談社、1989年、152頁。
5) R. A. Buchanan, History and Industrial Civilisation (London: Macmillan, 1979), 25-28.

なおこの投稿規定は2017年4月1日以降に編集委員会に受理する原稿に適用する。

* 2016年11月6日改定。