2018年12月1日(土)14:00~16:00
日本科学史学会主催「科学史学校」
(予約不要、入場無料、どなたでもご参加いただけます)
講師:東 慎一郎 会員 (東海大学)
演題:「科学論の歴史を振り返る―ルネサンス(14~16世紀)の事例から」
会場:日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/
科学とは何か、自然現象を研究することの意義は何なのかという問題は、広い意味での科学論の問題である。こうした問題の検討は現代において始まったわけではなく、ヨーロッパでは科学や哲学と同じくらい古い歴史を持つ。講演では、主としてルネサンス期に焦点を絞り、科学的認識の本質や射程、あるいは意義や問題といったものがどのように捉えられていたかを振り返り、その現代的意味について考える。