2014年3月29日 技術史分科会春の研究会

日本科学史学会 技術史分科会では、大阪の科学論技術論研究会 との共催で、下記のとおり研究会を行います。

テーマ:科学史・技術史の今日的意義
日時:2014年3月29日(土)13~17時
会場:大阪市立大学文化交流センター (JR大阪駅最寄、大阪駅前第2ビル6階)
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/academics/institution/bunko
▼発表者とタイトル
①兵藤友博氏(立命館大学)
「科学史・技術史の歴史的意義と今日の課題(仮)」
②杉本舞氏(関西大学)
「教養科目としての『科学史』とその現代的意義」
③溝口元氏(立正大学)
「食材表示偽装事件と「種」の認識ー社会的事件と生物学史との交点ー」
④奥山修平氏(中央大学)
「研究者の課題:周辺部に立ちて思うこと」
⑤総合討論:司会 岡田大士(中央大学)

▼研究会の趣旨:大学における科学史・技術史教育は1970年代の公害問題などを背景に社会科学系学部で積極的に導入されたものの、1990年代の大学基準の 「大綱化」以降、科目の減少傾向が止まりません。 しかし、東日本大震災以後のエネルギー問題をはじめとして、依然 として科学史・技術史が持つ教育上の意義は残されているのではない でしょうか。 今回の研究会では大学の教壇に立つ複数の研究者の報告を聞きながら、 その意義を検討していきたいと考えます。