国立科学博物館(上野)「科学史講座」のご案内

2023 年 11 月 25 日(土) 13:30–15:00
斎藤憲「日本科学史学会編『科学史事典』について」

    エジプトから原子力・遺伝工学まで。

    科学の歴史を見わたす一冊を、編者と読み解きます。

2024 年 1 月 27 日(土) 13:30–15:00
株本訓久「日本のガリレオ・岩橋善兵衛の望遠鏡」

2024 年 3 月 9 日(土) 13:30–15:00
古川安「津田梅子という生き方——科学史とジェンダーの視点から——」

会場:国立科学博物館 上野本館 日本館2階講堂

定員:100名

主催:国立科学博物館

共催:日本科学史学会

参加費:無料。ただし入館料(一般・大学生630円、高校生以下・65歳以上無料)が必要です。

申込:申し込みは不要です。定員に達した場合は、ご参加をお断りいたします。

各回の詳細につきましては、国立科学博物館ホームページ・イベントカレンダー( https://www.kahaku.go.jp/event/index.php)から開催日をクリックしてご確認ください(通常、開催1か月前までに更新されます)。

なお、近日中に特設サイトを国立科学博物館ホームページ上にて設置予定です。

2023年10月28日(土)午後2-4時「科学史学校」のご案内

2023年度(第36期) 「科学史学校」も引き続きZoomのオンライン開催で、事前申込(無料)で、会員以外のどなたでもご参加可能です。以下のGoogleフォームから参加申し込みをしていただくと、前々日にメールでZoomのミーティングIDとパスコードが送られてきます。

◆参加ご希望の方は、10月26日(木) 正午12:00までに下記にご記入の上、送信してください。https://forms.gle/V5oYoXo5RM4PAyhPA

2023年10月28日(土)午後2-4時
田中 一郎 会員 (金沢大学 名誉教授)
「ヴィヴィアーニ『ガリレオの生涯』を読む」
ヴィンチェンツォ・ヴィヴィアーニによって書かれたガリレオの伝記については、振子の等時性の発見へと導くことになったピサ大聖堂での出来事とピサの斜塔実験が繰り返し語られてきたが、その全文が翻訳されることも、そこに何が書かれているかに関心がもたれることもなかった。ウィッグ史観はあれほど批判されながらも、科学史の世界に生き続けているのであろうか。ヴィヴィアーニの記述を手がかりとして、あの時代に何が進行していたのかを再構成してみる。

2023年6月17日(土) 第123回 東海支部例会報告

日時 :2023年6月17日(土) 13:30~17:00

場所 :労働会館 本館

発表者・内容

◎「東海の科学史  15号」合評会(1)

  1) 小柳公代氏「デカルトの文章をもじってみせたパスカル」

  2) 西谷 正氏「敗戦前後の武谷三男など」

  3) 高田達男氏「シリーズ 東海科学史物語  ―わが町は緑なりき―  あいちの飛行場」

  4) 菊谷秀臣氏「秋の葉となり落ちにけり ―ダーウインとマルクスをめぐる進化と進歩の相克―」      

参加者5

連絡先 :名古屋市天白区植田西2丁目220  菊谷秀臣  TEL090-7306-2518

2023年8月11日第2回和文誌編集委員会開催予定

 2023年7月29日に第1回和文誌編集委員会を急遽開催しました。

 『科学史研究』306号(2023年7月号)はみなさまのお手元に届いているかと思います。

 次の編集委員会は8月11日(金)を予定しています。新しい和文誌編集委員会の体制になって本格的な最初の編集会議になります。各委員の都合もあって予定がなかなか決まらず、ご連絡が遅くなりご迷惑をおかけしました。

 会員のみなさまの積極的な投稿をお待ちしております。

2023年8月26日四国支部年総会のご案内

2023年8月26日四国支部年総会のご案内

徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部 2023年合同年総会

日 時 2023年8月26日(土)13:00〜17:00
会 場 愛媛県生活文化センター 第3研修室(3階) 
     松山市北持田町139-2
主 催 徳島科学史研究会・日本科学史学会四国支部
参加費 無料 

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科学史技術史の国際会議(科学史技術史・世界祭2023)のお知らせ

今年は、4年ごとに開催される 科学史技術史国際会議(IUHPST/DHST)の中間年に当たりますが、9月に下記の国際会議が企画されています。各国から概ね一人のspeaker参加ですので、大々的にはオープンで準備されてきたわけではありませんが、ようやくプログラムができたようです。テーマは、「科学史技術の未来—未来のための科学史技術史」として、今後の科学史技術史の課題やあるべき姿などが討論されるものと見られる意欲的な大会です。Zoomですので、多くの方が参加されるよう、お誘いします。

 日本からは、杉本舞氏が報告されます。

DHST Global History of Science and Technology Festival 2023

The Future of History of Science and Technology / History of Science and Technology for the Future

28-30 Sep 2023

 プログラムは、https://dhst-festival.sciencesconf.org/resource/page/id/10 をご覧ください。(木本記)

2023年9月3日科学史と教育の研究会

● 科学史と科学教育の研究会

自由闊達な情報交換・話し合い・研究のオープンな研究組織をめざして

                                             多久和俊明

●7月~9月の研究会・コロキウム・談話室

※  ここに記した会は,すべて参加費0円です。

9月3日(日)  8:50~1:00前まで  (8月はお休み)

 ・資料は, 3日前の木曜日までに,添付送信してください。
 ・事前に申し込まれた資料にしたがって,発表と検討をしていきます。
  ・発表される方は,「何を」,「どこを」検討して欲しいのかを明確にして下さい。

※ 資料を募集します。資料のない方の参加も歓迎です。
※ ZOOMのやり方や使い方等については佐藤正助さんがやさしく教えてくれます。
※ 興味のある方は,佐藤正助さんsatomasasuke@gmail.comに連絡して下さい。

○7月2日(日)の研究会の発表の報告          

・菅井孝二  「少年少女ロシアンカ合唱団~どうしているかな?あの子たちは」
・多久和俊明 「仮説実験授業研究会の若い人の意見 アンケート結果について」
・進士多佳子 「人口動態のインフォグラフィックス」

  今月は3人の方の発表でしたが,じっくり話し合うことができました。11年前の来日してホームステイした当時10代のロシアの子どもたちも,現在20代になっているはずで,ウクライナ戦争で,どうしているのか,どうなっているのだろうか。そこに生きている人々がいることを忘れた報道しかない。研究会に若い人が少ないのは,どうして,なぜか。日本の保護者も,教員も,教育委員会も,文科省も長い間に自ら体制化が進んだのではないかとの仮説を話し合った。一方で,戦後のある時期の教育は本当に自由で,たのしいものであったとの証言があった。なぜか。また,「日本国憲法」というものを体験した世代が,これからまもなくいなくなってしまうことは何を意味するのか,問題提起があった。参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。 参加者11名

●  さらに情報交換や研究をさらに自由に促進するために,科学史と科学教育の研究会の

オンライン「談話会」を開いています。次回は,
7月24日(月)夜7時~9時    参加希望の方は多久和にメール下さい。
8月21日(月)夜7時~9時    (8月もやります)

              mxrhp118@yahoo.co.jp

                                        

● 科学史と科学教育の研究会の オンライン「コロキウム」

7月15日(土)11:00~ 17:00頃 (8月はお休み)

ZOOMでもやっていますので,ご参加願えればと思います。時間的な制約や進行等はゆるやかですので,じっくり検討したい,話し合いたい場合はとくにおすすめです。    

参加希望の方は多久和にメール下さい。 mxrhp118@yahoo.co.jp