日本学術会議関連情報


日本学術会議との連携について

日本科学史学会は学協会の一つとして日本学術会議と連携を取っております。
日本学術会議史学委員会には、科学史・技術史関連の分科会として「科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会」と「IUHPST分科会」とが設置されています。なお、日本科学史学会関係者では、第一部会員:兵藤友博、ならびに連携会員:隠岐さや香・木本忠昭・佐野正博・中島秀人・橋本毅彦・松原洋子・和泉ちえ・吉岡斉が同会議のメンバーとなっています。

日本学術会議関連情報はこちらに掲載します。

日本学術会議第一部(人文・社会科学系)へのリンク
第一部のニュースレターも発行されていますので、ご覧ください
http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/1bu/index.html

〇2017年2月4日、日本学術会議主催、学術フォーラム「安全保障と学術の関係:日本学術会議の立場」が開催されました。その配布資料・投影資料は、フォーラム関係のサイトである、 次のURLアドレス;http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/anzenhosyo/anzenhosyo.html にアクセスして下さい。                                                 なお、下記の12月11日開催の公開シンポジウム「科学者・技術者と軍事研究」の加筆予稿・講演原稿等は、上記の同サイト・ページ内の2月4日の検討委員会の「参考資料4:史学委員会科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会からの意見」とある、次のURLアドレス;  http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/anzenhosyo/pdf23/anzenhosyo-siryo9-sanko4.pdf にアクセスして下さい。また、その要約は同サイト・ページ内の12月16日の検討委員会の「資料7:史学委員会シンポジウム「科学者・技術者と軍事研究‐科学・技術と研究者倫理にかかわる諸問題の科学史的検討」について(小森田委員資料)」とある、次のURLアドレス ;http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/anzenhosyo/pdf23/anzenhosyo-siryo7-7.pdf にアクセスして下さいい。ご覧になることができます。

 

〇公開シンポジウム「科学者・技術者と軍事研究――科学・技術と研究者倫理にかかわる諸問題の科学史的検討――」

1.主 催 日本学術会議史学委員会「科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会」

2.日 時 2016年12月11日(日) 13:00~17:00(予定)

3.会 場 明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント1F多目的室              案内図:https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

4. 開催趣旨                                                 日本の科学者・技術者は、かつて第二次世界大戦で軍事研究に従事し、その結果多大な人命の喪失を引き起こした経験から、軍事研究に荷担せず、科学・技術ひいては学術は平和のためにあるべきであるという決意を固めてきました。日本学術会議も「戦争を目的とする科学の研究には絶対に従わない」という1950年総会の決議や、1967年の軍事目的のための科学研究は行わないという総会決議に表されるように軍事研究を行わないという基本姿勢を堅持し科学研究の倫理的行動規範を主導してきました。

しかし、近年、防衛省からの競争的資金の提供などをめぐって軍事研究を容認するかのような動きも出てきており、日本の学術研究の基本的姿勢を変えかねないと危惧されています。軍事研究へのスタンスのあり方を検討するには、科学・技術の発達の論理や、科学・技術の人類的意義、社会平和と科学・技術、科学者・技術者と倫理の諸問題などの広範かつ根本的な議論が必要です。一部伝えられているような「デユアル・ユース」にはバウンダリーがないという捉え方で判断される問題なのか、また学術研究の方向を時々の政治政策や軍事戦略的要求に迫られて意思決定される問題なのか、どのような問題が検討されるべきでしょうか。

本シンポジウムでは、科学史・技術史、科学論・技術論、科学技術政策、研究者倫理等の分野の各方面から問題提起を行います。これまでの科学と技術、それに携わってきた科学者・技術者が学術を究め、社会にどのように向き合ってきたのか、その道程に照らして検討したいと考えています。

5.プログラム

開会挨拶:兵藤友博(日本学術会議第一部会員、立命館大学教授)

司 会 :木本忠昭(日本学術会議連携会員、東京工業大学名誉教授)

演題とシンポジスト氏名

*「近年の日本学術会議での検討状況とその論点について」

小森田秋夫(日本学術会議連携会員、神奈川大学教授)

*「初期の日本学術会議と軍事研究問題」

小沼通二(慶応大学名誉教授)

*「軍事研究の中の科学者 ―731部隊の科学者とその現代的意味」

常石敬一(神奈川大学名誉教授)

*「日本の軍縮の包括的ビジョン構築の必要性」

吉岡斉(日本学術会議連携会員、九州大学教授)

*「安全保障問題と軍産複合体―軍民両用技術を考える」

西川純子(独協大学名誉教授)

*「軍事と科学 ―21世紀社会において科学者に問われるもの」

池内 了(名古屋大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授)

全体討論

閉会挨拶:井野瀬久美恵(日本学術会議副会長)

入場無料(定員約195名)

以上。

〇「安全保障と学術に関する検討委員会」の設置について

日本学術会議は、この5月20日の幹事会で上記の表題に掲げた委員会を設置することが承認されました。本件は、昨年(2015年)「安全保障技術研究推進制度」が施行され、その研究費を受ける研究機関が採択されたことに対して、昨年秋の10月の総会でこうした動きに危惧する意見が自由討議で出され、また今年2016年春の4月の総会での会長及び第一部長の報告、および総会での自由討議(各部会でも議論になった模様)を受けて、おおすじ課題別委員会を設置する方向が確認され、前述の幹事会決定となりました。本件に関して日本学術会議のHP上で公開している幹事会承認文書、及び総会速記録のサイト情報を以下に示します。

【幹事会承認「安全保障と学術に関する検討委員会」設置関連情報】⇒「構成員」  http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/anzenhosyo/pdf23/anzenhosyo-kousei.pdf 及び「設置提案書」http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/anzenhosyo/pdf23/anzenhosyo-setti.pdf

【2015年10月総会の速記録】⇒ http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/sokai/giji170.pdf の関連部分は、1日目の午前の最後あたりの部分と午後の自由討議、2日目の終わり際、をご参照ください。

【2016年4月総会の速記録】⇒ http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/sokai/giji171.pdf の関連部分は、1日目の午前の会長報告の一部と、2日目の各部活動報告と自由討議の部分をご参照ください。

〇公開シンポジウム「人文・社会科学と大学のゆくえ」

日本学術会議では、文部科学大臣の通知「国立大学法人等の組織及び業務全般の見直しについて」(6月8日)を受けて、来る7月31日(金)14:00-17:00、表記のシンポジウムを第一部主催にて、同講堂(東京都港区六本木)にて開催します。ご案内いたします。詳しくはhttp://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/215-s-1a.pdf をご覧ください。

◇回 答「科学研究における健全性の向上について」(日本学術会議、平成27年(2015年)3月6日)について

 表記の回答が日本学術会議から発表されました。本回答は、研究健全性問題に関するもので、文部科学省の審議依頼を受けて、

〇 特定不正行為(捏造、改ざん、盗用)以外の不正行為の範囲(二重投稿・オーサーシップの在り方等)
〇 研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務、並びに実験データ等の保存の期間及び方法(研究分野の特性に応じた検討)
〇 その他研究健全化に関する事項
〇 研究倫理教育に関する参照基準
〇 各大学の研究不正対応に関する規程のモデルついて

の項目について検討したものであります。詳しくは表記の回答文書をご参照ください。URLはhttp://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-k150306.pdf です。

◇第23期日本学術会議 科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会及びIUHPST分科会の第1回委員会

 表記の二つの分科会が2014年12月20日開催されました。双方とも23期の課題を協議、整理しています。追ってまたお知らせします。後者の分科会の国際会議派遣について協議しました。国際科学史技術史・科学基礎論連合(IUHPST)/科学哲学部門(DLMPS) 第15回大会 ヘルシンキ2015.8.3-8、ならびに同科学史技術史部門(DHST)評議会2015.12の代表派遣者を確定しました。 なお、前者分科会のメンバーは、和泉ちえ・隠岐さや香・梶雅範・木本忠昭・小谷汪之・佐野正博・野家啓一・橋本毅彦・兵藤友博・松原洋子・吉岡斉、そして後者の分科会のメンバーは、隠岐さや香・梶雅範・木本忠昭・佐野正博・戸田山和久・橋本毅彦・兵藤友博です(敬称略)。

◇公開シンポジウム「イノベーションの歴史に学ぶ―アーカイブ構築と国際情報発信の意義・重要性」の開催について」(参加無料)

主 催 日本学術会議科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会
共 催 日本学術会議史学委員会
協 賛 日本科学史学会、日本経営史学会
後 援 明治大学ビジネスイノベーション研究所、立命館大学イノベーションマネジメント研究センター

日 時 平成26年9月27日(土) 13:00~17:00
場 所 明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー1階1011教室(東京都千代田区)

開催趣旨

日本の科学・技術開発とイノベーション実現の将来構想には、学術面から見て、その構造に問題があることを認識し、解決策を講ずる必要がある。その学術的な研究を進めるにあたって手立ての一つとして欠かせないのが一次史資料であり、こうした史資料にもとづいて実証的な歴史的研究をおこなうことで、上述の学術面から見た構造的問題の解決の糸口が見出されるであろう。

この点での取り組みの仕方について、イノベーション史に関する、科学史・技術史、経営史・産業史、産業政策、等々の各分野からのアプローチの学術的検討、あるいは先駆的な史資料アーカイブの国内外の取り組みの成果を含め、検討することが考えられる。

本公開シンポジウムは、次の3点を念頭に、科学史技術史関連、経営史関連、ならびに企業資料アーカイブ関係についての報告をおこなう。

①歴史的研究対象としてのイノベーションに関する共通認識の形成に向けて多面的視点からの考察・討論、②20~21世紀に日本におけるイノベーションの歴史に関する概括的な共通認識の形成に向けての多面的視点からの考察・討論、③多面的なイノベーションの歴史を学ぶこと、およびイノベーションの歴史を研究することの意義・重要性、の3点である。

シンポジウムの次第は以下の通りであるが、当日はフロアの意見を聴取し、議論を深めることとする。

次 第

13:00~13:05  開会挨拶
司 会:兵藤友博(日本学術会議第一部会員、立命館大学経営学部教授)
佐々木聡(明治大学経営学部教授)

13:05~14:05  第1部「世界と日本における発明・発見・イノベーションの歴史的展開」
◇「イノベーション概念の歴史的=理論的整理」
佐野正博(日本学術会議連携会員、明治大学経営学部教授)
◇「技術史から見た戦後日本のイノベーションの展開」
田口直樹(大阪市立大学大学院・経営学研究科教授)

14:20~15:20  第2部「経営発展とイノベーション」
◇「経営革命:イノベーション遂行者としての企業家」
米倉誠一郎(一橋大学イノベーション研究センター教授)
◇「日本経営史にみるイノベーションと企業競争力」
橘川武郎(日本学術会連携会員、一橋大学商学研究科教授)

15:30~16:00  第3部 「イノベーションの歴史的記録・保存の社会的意義」
◇「企業史料とビジネス・アーキビスト」
高津 隆(帝国データバンク史料館・館長)

16:10~16:55  全体討論
16:55~17:00  閉会挨拶

 

◇2014年4月10-11日 日本学術会議第166回総会が開催されました。

昨年応募し、内定を受けていたイノベーション史の史資料のアーカイブとネットワークの構築をめざすマスタープランは、認められました。総会の配布資料は日本学術会議HPに掲載されています。次のURL(http://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/sokai/siryo166.html)をご覧ください。最近「研究不正」の問題が話題となっていますが、学術会議での「科学研究における健全性の向上」に関する報告等も取り上げられました。

◇2014年3月15日 日本学術会議公開シンポジウムのお知らせ

  • 日本学術会議公開シンポジウム「大学における新たな歴史教育を求めて」が、3月15日13:30-17:30、日本学術会議講堂で開催されます。詳細は日本学術会議イベント情報でご確認ください。なお、本会関係者では佐野正博氏(日本学術会議連携会員)がパネリストとして報告します。

  • 2013年12月15日日本学術会議史学委員会:科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会第8回委員会報告  過日12月15日に表記の会議が開催され、前回に引き続き22期後半の2014年度の企画候補として「教養としての科学史技術史の今日的意義」、「イノベーション史データベース構築」について協議し、具体的な準備計画をつめることにしました。
  • 2013年11月16日 学術フォーラム「地殻災害の軽減と学術・教育」  同日(土)10:00~17:00、学術会議史学委員会が関わる、学術フォーラム「地殻災害の軽減と学術・教育」が日本学術会議で開催されます。詳細は学術会議HPのイベント欄をご覧ください。
  • 2013年10月22日 日本学術会議公開シンポジウムのお知らせ  日本学術会議公開シンポジウム「学協会の新公益法人法への対応の現状と展望」が、10月22日13:00-16:40、日本学術会議講堂で開催されます。詳細は日本学術会議イベント情報でご確認ください。
  • 2013年10月5日 日本学術会議史学委員会:科学・技術の歴史的理論的社会的検討分科会第7回委員会報告

過日10月5日に表記の会議が開催され、本学会関係者では兵藤友博(日本学術会議会員)・木本忠昭・佐野正博・橋本毅彦・矢野道雄・横山輝雄(いずれも日本学術会議連携会員)が参加しました。主要課題は2014年にかけての本分科会の企画で、「教養としての歴史教育ないしは科学史技術史」の検討、あるいは大型研究計画に応募した「イノベーション史データベース構築」などが話題となり、今後引き続き協議することになりました。

◇2013年10月2日・3日 日本学術会議第165回総会報告

過日10月2日・3日に表記の会議が開催され、兵藤友博(日本学術会議会員)が参加しました。以下、総会の報告です。総会では次期から若手アカデミーが設置されること、原子力災害に伴う食と農の風評問題対策に関する緊急提言、無煙タバコ製品による健康被害に関する緊急提言、国際リニアコライダー計画に関する所見などについて審議されました。また、2002年ノーベル化学賞を受賞された田中耕一氏による「若手・企業研究・異分野融合が活きるためにーー科学での「失敗」を活かす」と題した特別講演がおこなわれました。

◇日本学術会議主催シンポジウム「原子力発電の社会的普及プロセスの歴史的検討」を日本科学史学会第60回年会にて開催しました。内容は2014年3月刊行の『学術の動向』にて掲載される予定です。