2017年10月28日 科学史学校のお知らせ

2017年10月28日 (土)14:00~16:00
日本科学史学会主催「科学史学校」
(予約不要・入場無料・どなたでもご参加いただけます)

中尾 麻伊香 先生(立命館大学)
「日本における原爆と放射能のイメージ」

<講演要旨>
戦前の日本では、ラジウム温泉が流行するなど、放射能は身体によいものと捉えられていた。また、戦時中には原爆を待望するSFなどが書かれていた。このようなポジティブな放射能・原爆観は、原爆投下の後、どのように変化したのだろうか?本講演では、戦前から戦後にかけての日本における原爆と放射能のイメージを辿り、それがどのようにそれぞれの時代の社会・文化と連動しているかを検討する。

場所:日本大学理工学部駿河台校舎「1号館」7階171会議室
JR御茶ノ水駅より徒歩3分
(5号館とは校舎が異なりますのでご注意ください)
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html

6月24日 科学史学校開催報告

6月の科学史学校の様子をお知らせします。
当日のご参加、ありがとうございました。
2017年6月24日(土)14:00~16:00
会場 日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室
講師:矢島 道子 (早稲田大学)「ナウマン研究から見えてきたこと」

2017年8月26日 科学史学校のご案内

次回科学史学校は、昨年日本科学史学会学術奨励賞を受賞された、宮川卓也会員の講演になります。科学史学会会員以外の聴講も可能です。多数のご参加をお待ちしております。

2017年8月26日(土)14:00~16:00
講師: 宮川 卓也 会員(日本学術振興会特別研究員)
演題「植民地朝鮮における水害研究」
会場:日本大学理工学部駿河台校舎5号館2階524教室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)
概要:20世紀初頭に帝国日本の植民地とされた朝鮮は、内地と同じく、毎年水災による被害に悩まされていた。朝鮮総督府は災害対策として河川調査や土木事業を行ったが、それらはどのように進められたのかについて植民地科学の観点から考察する。同時に、植民地の災害にはどのような特徴があったのか、なぜ朝鮮総督府は災害研究を進めねばならなかったのかなどの問題について考えることで、近代以降の自然災害のもつ特質について論じる。

2017年6月24日科学史学校のご案内

日時:2017年6月24日(土)14:00~16:00
場所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室
講師:矢島 道子 (早稲田大学)
タイトル: 「ナウマン研究から見えてきたこと」

<概要>
エドムント・ナウマン(Edmund Naumann, 1854-1927)は明治8年、お雇い外国人教師としてドイツより来日し、10年間滞日した。東京大学の初代地質学教授であり、地質調査所を創設し、日本の予察地質図を作成し世界に公表した。日本の地質学の父である。しかしながら、ナウマンの業績は時に地に落ち、時に褒めたたえられてきた。なぜだろうか。調査の結果得られた新しい事実もふくめて、ナウマンの毀誉褒貶に日本に地質学の歩みを見ていきたい。

2017年4月22日開催 科学史学校

本日の科学史学校の様子です。不安定な天気の中、ご参加いただいた皆様にお礼申し上げます。

2017年4月22日

塚原 東吾 先生(神戸大学)
「新しいシーボルト像―英雄史観、リロケーション、史料の活用法

2017年5月20日 サイエンスカフェ・科学技術史:「ガリレオ -『科学者』 の誕生-」(京都開催、日本学術会議・日本科学史学会ジョイント企画)

表記の「サイエンスカフェ科学技術史」を京都にて開催します。
これは、日本学術会議と日本科学史学会との共催による新企画です。
1.日 時: 平成 29 年 5月 20 日(土) 15:00-16:30 (予定)
2.場 所: キャンパスプラザ京都  6F ・第一講習室(共同サテライト/立命館大学)
〒600 -8216 京都市下区西洞院通塩小路る東町 939
公益財団法人 大学コンソーシアム京都                                 アクセス: 京都市営地下鉄烏丸線・近鉄・JR 各線「京都駅」下車,徒歩 5分.
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

3.主催:日本科学史学会 普及委員会および日本学術会議 科学と社会委員会・科学力増進分科会

後援:京都市教育委員会

4.話題提供講師:伊藤和行(京都大学)                                 (関連著書:『星界の報告』講談社学術文庫、2017、『ガリレオ―望遠鏡が発見した宇宙』中公新書、2013)
5.テーマ:「ガリレオ -『科学者』 の誕生-」
ガリレオ・ ガリレイ( 1564 -1640 )は,ニュートンらと並んで近代科学の創始者して知られている.彼の落下法則の発見や望遠鏡による天体観測は,自然現象における数量的法則性の探求,実験や観測による確証といった近代科学方法を最初に提示したものみなさ れている.
一方,現在我々が科学者とよぶ人々が登場するのは19世紀のことだった.物理学や化学,生物学といった個別科学が成立し,大学において理学部が設置されたのは19世紀に入ってからであり,これらの事件は科学の制度化と総称される.この制度化の中で「科学者」という社会的な存在が登場したのであり,英語で「科学者」を意味する”scientist”という語が造られたのも1840年頃のことだった.その意味においては,17世紀に活躍したガリレオを「科学者」と呼ぶことは時代錯誤である.しかしガリレオは,哲学者とは異なる形態の知識を求めたのであり,彼の活動は新しい知識人の登場を示すものであった.彼の知的活動はのちの「科学者」の登場の先駆として捉えることはできないだろうか.                              今回のサイエンスカフェでは,ガリレオの活動を,望遠鏡による天体観測を中心に,「科学者」という新しい知識人の登場という観点から検討したい.

◇ コーディネート: 兵藤友博(立命館大学)
◇ 司  会: 小長谷大介(龍谷大学)

6.参加費:無料

7.参加定員: 30~40名程度

【参加方法】事前申し込みでの受付となります.「氏名」及び「5月20日サイエンスカフェ参加希望」と書いたEメールを窓口(兵藤) hyodot@ba.ritsumei.ac.jp に、お手数ですが、ご送付ください(なお、氏名、アドレス情報は本企画以外には一切使用しません).

 

2017年4月22日科学史学校のご案内

2017年4月22日 (土)14:00~16:00
日本科学史学会主催「科学史学校」
(予約不要・入場無料・どなたでもご参加いただけます)

塚原 東吾 先生(神戸大学)
「新しいシーボルト像―英雄史観、リロケーション、史料の活用法

<講演要旨>
本講演では、すでに人口に膾炙されているとも思われるシーボルトについて、科学史の面からの新しい見方を提示してゆくことにする。ここではいわゆる「科学史の英雄」としてのシーボルトという像がいまだに強く残りつつ崩壊していることや、近年、カピール・ラジらが提示する「リロケーション」(再配置・新解釈)によるシーボルトの科学的調査活動の再検討、そして史料の科学的・美学的・民俗学(マテリアル・カルチャー)などの領域で用いられる新たな分析手法などについて、最新の話題を紹介してゆきたい。

場所:日本大学理工学部駿河台校舎「1号館」7階171会議室
JR御茶ノ水駅より徒歩3分
(5号館とは校舎が異なりますのでご注意ください)
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html