2017年6月24日科学史学校のご案内

日時:2017年6月24日(土)14:00~16:00
場所:日本大学理工学部駿河台校舎1号館7階171教室
講師:矢島 道子 (早稲田大学)
タイトル: 「ナウマン研究から見えてきたこと」

<概要>
エドムント・ナウマン(Edmund Naumann, 1854-1927)は明治8年、お雇い外国人教師としてドイツより来日し、10年間滞日した。東京大学の初代地質学教授であり、地質調査所を創設し、日本の予察地質図を作成し世界に公表した。日本の地質学の父である。しかしながら、ナウマンの業績は時に地に落ち、時に褒めたたえられてきた。なぜだろうか。調査の結果得られた新しい事実もふくめて、ナウマンの毀誉褒貶に日本に地質学の歩みを見ていきたい。

2017年4月22日開催 科学史学校

本日の科学史学校の様子です。不安定な天気の中、ご参加いただいた皆様にお礼申し上げます。

2017年4月22日

塚原 東吾 先生(神戸大学)
「新しいシーボルト像―英雄史観、リロケーション、史料の活用法

2017年5月20日 サイエンスカフェ・科学技術史:「ガリレオ -『科学者』 の誕生-」(京都開催、日本学術会議・日本科学史学会ジョイント企画)

表記の「サイエンスカフェ科学技術史」を京都にて開催します。
これは、日本学術会議と日本科学史学会との共催による新企画です。
1.日 時: 平成 29 年 5月 20 日(土) 15:00-16:30 (予定)
2.場 所: キャンパスプラザ京都  6F ・第一講習室(共同サテライト/立命館大学)
〒600 -8216 京都市下区西洞院通塩小路る東町 939
公益財団法人 大学コンソーシアム京都                                 アクセス: 京都市営地下鉄烏丸線・近鉄・JR 各線「京都駅」下車,徒歩 5分.
http://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

3.主催:日本科学史学会 普及委員会および日本学術会議 科学と社会委員会・科学力増進分科会

後援:京都市教育委員会

4.話題提供講師:伊藤和行(京都大学)                                 (関連著書:『星界の報告』講談社学術文庫、2017、『ガリレオ―望遠鏡が発見した宇宙』中公新書、2013)
5.テーマ:「ガリレオ -『科学者』 の誕生-」
ガリレオ・ ガリレイ( 1564 -1640 )は,ニュートンらと並んで近代科学の創始者して知られている.彼の落下法則の発見や望遠鏡による天体観測は,自然現象における数量的法則性の探求,実験や観測による確証といった近代科学方法を最初に提示したものみなさ れている.
一方,現在我々が科学者とよぶ人々が登場するのは19世紀のことだった.物理学や化学,生物学といった個別科学が成立し,大学において理学部が設置されたのは19世紀に入ってからであり,これらの事件は科学の制度化と総称される.この制度化の中で「科学者」という社会的な存在が登場したのであり,英語で「科学者」を意味する”scientist”という語が造られたのも1840年頃のことだった.その意味においては,17世紀に活躍したガリレオを「科学者」と呼ぶことは時代錯誤である.しかしガリレオは,哲学者とは異なる形態の知識を求めたのであり,彼の活動は新しい知識人の登場を示すものであった.彼の知的活動はのちの「科学者」の登場の先駆として捉えることはできないだろうか.                              今回のサイエンスカフェでは,ガリレオの活動を,望遠鏡による天体観測を中心に,「科学者」という新しい知識人の登場という観点から検討したい.

◇ コーディネート: 兵藤友博(立命館大学)
◇ 司  会: 小長谷大介(龍谷大学)

6.参加費:無料

7.参加定員: 30~40名程度

【参加方法】事前申し込みでの受付となります.「氏名」及び「5月20日サイエンスカフェ参加希望」と書いたEメールを窓口(兵藤) hyodot@ba.ritsumei.ac.jp に、お手数ですが、ご送付ください(なお、氏名、アドレス情報は本企画以外には一切使用しません).

 

2017年4月22日科学史学校のご案内

2017年4月22日 (土)14:00~16:00
日本科学史学会主催「科学史学校」
(予約不要・入場無料・どなたでもご参加いただけます)

塚原 東吾 先生(神戸大学)
「新しいシーボルト像―英雄史観、リロケーション、史料の活用法

<講演要旨>
本講演では、すでに人口に膾炙されているとも思われるシーボルトについて、科学史の面からの新しい見方を提示してゆくことにする。ここではいわゆる「科学史の英雄」としてのシーボルトという像がいまだに強く残りつつ崩壊していることや、近年、カピール・ラジらが提示する「リロケーション」(再配置・新解釈)によるシーボルトの科学的調査活動の再検討、そして史料の科学的・美学的・民俗学(マテリアル・カルチャー)などの領域で用いられる新たな分析手法などについて、最新の話題を紹介してゆきたい。

場所:日本大学理工学部駿河台校舎「1号館」7階171会議室
JR御茶ノ水駅より徒歩3分
(5号館とは校舎が異なりますのでご注意ください)
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/information/surugadai.html

2017年2月25日 科学史学校開催報告

2016年度最終となった科学史学校の様子をご紹介します。引き続き2017年度もよろしくお願いいたします。


2017年2月25日(土)
講師: 溝口 元 会員(立正大学)
演題:「忠犬ハチ公、軍用動物と戦時体制-動物文化史の観点から-」
会場:日本大学理工学部駿河台校舎「1号館」7階171会議室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)

関連書籍『東大ハチ公物語 上野博士とハチ、そして人と犬のつながり
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-066162-1.html
(クリックすると東京大学出版会のホームページにジャンプします)

 

2017年2月25日 科学史学校のご案内

以下の内容で科学史学校を開催いたします。参加費無料、会員外の方も参加可能です。

2017年2月25日(土)
講師: 溝口 元 会員(立正大学)
演題:「忠犬ハチ公、軍用動物と戦時体制-動物文化史の観点から-」
会場:日本大学理工学部駿河台校舎「1号館」7階171会議室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)

概要:渋谷駅前銅像はもとより、剥製標本が国立科学博物館に、病理解剖後の臓器が東京大学農学博物館に残されている秋田犬ハチ(1923~1935)が 「忠犬ハチ公」として社会的名声・存在となった背景を、1.日本犬天然記念物第1号、2.靖国神社の軍馬、軍鳩、軍犬像にも見られる戦時下の使役・軍用動 物との関係、3.「修身」教科書の教材となった戦時体制下、天皇制に繋がる「忠義」、日本人の心性、の3点から検討した結果を話題としたい。

2016年12月3日 科学史学校 開催報告

以下の内容で科学史学校を開催いたしました。ご参加いただいた皆様にお礼を申し上げます。

日時:2016年12月3日(土)14:00~16:00
講師: 永島 昂 会員(立命館大学)
演題「戦後日本鋳物産業の技術形成」
会場:日本大学理工学部駿河台校舎5号館2階524教室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)

2016年12月科学史学校 永島昴会員

2016年12月3日 科学史学校のご案内

2016年12月3日 科学史学校のご案内

日本科学史学会主催「科学史学校」 (予約不要・入場無料)
12月の「科学史学校」は下記のとおりです。

日時:2016年12月3日(土)14:00~16:00
講師: 永島 昂 会員(立命館大学)
演題「戦後日本鋳物産業の技術形成」
会場:日本大学理工学部駿河台校舎5号館2階524教室(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)

<講演概要>
鋳物産業をはじめとする基盤的技術産業の技術力は日本機械工業の国際競争力の技術ようし的な基盤である。このような評価は90年代以降の議論において広く受け入れられているが、高度成長期に行われていた議論では、鋳物産業の技術は「停滞」しており、機械工業の「足枷」となっていると評価されていた。本報告では、戦後日本の産業発展のなかで中小企業が多く関わる鋳物産業が、いかにして高い技術力を形成したのかについて明らかにする。

場所:日本大学理工学部駿河台校舎「5号館」2階524教室 JR御茶ノ水駅より徒歩3分 (1号館とは校舎が異なりますのでご注意ください)
http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai.html